「せつない・・・と思う今日この頃」
今年のリーグ戦が始まって、もう1ヶ月が経とうとしている。今年はリーグの会場に足を運ぶたびに「せつない気分」になることが多い。その理由なぜか?それはリーグの主役たる学生は本当にいいリーグ戦にしようと思っているのか?と疑問を感じることが多いから。一番気になるのが会場責任者の独断で勝手に変更するフィールドの幅や長さ。いいかげんなグランドメイクと会場作り。試合ができればいいとでも言わんばかりの状態である。これじゃどこから見ても草ラクロス。男子も女子も変わらない。誰が悪いと言う話ではなく、これが学生の作るリーグ戦の雰囲気なのだ。私もたかがイチ選手だし、しかも学生じゃないし、まぁ試合ができればいいというのが本当のところのはずだけど・・・このままでいーのか!!というおせっかい心。今年はせっかく学生改革!とかって始めたのに、大会委員や役員が生き生きとした表情で大会を盛り上げようと話し合っているところを、リーグが始まってからは見たことがない!これでいいのか?学生諸君!中四国ほどの距離を隔てていては直接会って話せる機会はそうないはずなのに、試合会場でもチームの勝敗に一喜一憂するだけでチームの枠をとっぱらって大会を思う気持ちや行動がごくごく一部でしか見られない。まぁ、チームとしてリーグにかける思いは分かるし、大事だと思うし、選手の意識レベルはここ最近伸びてきているように思うけど、じゃあその試合は誰が準備するの?という話。やっぱり学生自身が作るはずじゃないの?観客が見るに値する試合は、試合内容だけじゃないはず。例えば、観客に見やすいように会場を作っているか?とか、会場全体でとらえなければ、所詮学生の内輪盛り上がりなのだ。練習試合と何ら変わりない。しかも傍目には盛り上がっているのかさえ定かではないし・・・。なんとなくせつない・・。
昔話をすれば、私達の学生のころは自分たちの大会は自分達で作るのは当然だったし(誰もやってくれないし、助けてもくれないから)、きちんとやらなければならないという経験(他地区でのGS:これが結構怒られたらしい)もしていた。なにより運営に関しては各チームが勝敗を超えたところで話ができるのが楽しかった。もちろん全チームがそうだったわけではないけど。チームの勝敗にすべてをかけているように見えるチームもあったと思うけど。それでも全力の勝負の後にも、ちゃんと運営の話をしていたのも確かである。今はあのころに比べて環境も向上してきたし、ラクロスのプレーに集中できる環境はある。なのに、それに反比例するように運営への選手の意識はあのころには到底及ばないのが現状である。
こうして、私達OGがどれだけ憤りを感じてみても、主役は学生なのだ。学生がもっと熱くならなければ、全力でやらなければ、何の意味もない。それがリーグ戦だと思う。今年もまだ半分残っている。最高の大会のフィナーレを信じて、応援しています。頑張れ学生!!