ラクロス大好き♪ NORIの人生旅日記

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「10年の節目」2004/12/26


私がラクロスに関わって10年になる。一区切りというには早い気がするが、今自分のいる場所とこれから進みたい方向をしっかり見据えておく必要があると思う。ふりかえって考えてみようと思った。
私の気持ちを変えたのは2年前、岡山での出会いにある。
―「人の思いは、その人の雰囲気となり 人の思いは、その人の行動となり 人の思いは、その人の人となりをなす」―
このコトバが私の中で何かを変えた。私はどうしたいのか?不可能と思われることも、行動に移すことで可能になる。このコトバと出会い、さまざまな奇跡を身をもって体験した。03年の島根のファイナル出場もそのひとつ。そして「松江に住みたい」という思いが叶ったのは今年の7月。これらは偶然ではなく必然なのだと思う。

私のラクロスでの夢は刻々と変化する。それは、その夢が叶っているからだとも思う。1999年、全国へ通用するチームを作ることが夢だった。日本代表を中四国から出すことが夢だった。当時は4年生が主将をするチームはなく、全国大会ははるか遠い道だったからだ。翌年、4年生を主将とするチームを作った。日本代表選手も出た。全国の舞台へは届かなかったが、他に強くなりたいと思うチームが生まれた。今や当然のように「全国制覇」という目標を掲げるチームが中四国に存在する。そして当時は数人の役員が運営を切り盛りしていた。言い換えれば一人二人で十分な規模だった。今は50人を超えるチームが存在し、学生や社会人のチームや個人が自分たちの環境のことや「中四国」のことを考えるようになってきている。先日の会議でも4年生になる学生が目を輝かせて、中四国の運営を語っていた。あのころは夢に描いた運営の姿が、今ここにある。

キーワードは私たち社会人が「夢を語っているか?」かもしれない。やらされていることに楽しいことはない。夢があるから、苦しいことも楽しんでできる。その夢が周りのみんなを幸せにするものであれば、さらにその思いは伝播する。中四国の社会人は私を含め自分たちの夢を持っていると思う。
「学生組織を育成したい、中四国をいい地区にしたい、ラクロスを広めたい・・・」
それぞれにやりたいことは違っても、方向が同じだから、自発的に進めるのだと思う。私も松江にきて、島根でのラクロス普及を真っ先に考えた。そして来年は今年の活動が根を張り、3年後には花や実になるはずだ。3年後の2007年、中四国の支部化と同時に、島根から「ラクロスで町興しの成功」を発信する。これが今の夢である。実を結ぶまで、コツコツと水をやろうと思う。島根だからできること、島根でやりたいこと・・・このあたりが最近になって明確になってきた。週末に県外に出るからこそ、平日は島根で活動したいと思う。私自身がしっかりとした軸を持つために、島根で経験できることを大切にしたい。島根での出会いを大切にしたい。10年目、島根から発信することができる幸せを感じている。


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