ラクロス大好き♪ NORIの人生旅日記

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「関東との差」2000/12/18

「関東との差」 

 ユース選手権、全日本選手権、終わりました。今までにない臨場感と力の差を痛感できた大会だったと思います。今までは全日決勝は個人的には目指すべきものでも、結局自分のラクロス界とはちょっと違うところにあるものだと思ってました。選手にここを目指させるかは別問題であって、だから結局いちファンとして観戦する全日だったと。が、今はかけ離れたレベルであっても「目指すべきもの」に変わりました。中四国からジャパン候補が出たからかもしれないし、だからこそ憧れだけじゃなく、一緒の舞台に立つことを目標にする選手が増えてほしいとは思います。でも、 だからこそ、改めてその「差」に愕然とするというか、深いため息が出るというか・・・。 この試合を見て体験して、なお挑戦できるには「断固たる決意」が要りそうですが・・・。

― 私としては、それでもなお「やらなきゃいけない」と感じたわけです。なぜかって?となりでこの環境を羨望するKさんがいて、彼女にこういう葛藤を植え付けた一責任者としてね、この環境をいつか作ってやらなければと思うわけです。なんとなく受けに行った代表選考でラクロス観を変えてしまった、環境を変えてしまった責任ですかね。もちろん候補になったのは彼女の実力あってのものですが・・・。川崎という環境と中四国という環境と、両方の責任者としてはねぇ、彼女にはここがすべての出発点なわけで・・・。私も本気になった部分が大きいですね。―

 ま、それだけではないんですが、私の人生をかけてラクロスをする意義がやっぱりここにあるんでしょう。このレベルになれる可能性はゼロではないと思うんですよ。私が言うんです。本気で。だからいつかできるんですよ。なーんて、それはちょっと強引ですな。でも、関東だってゼロからはじめて今に至るんだから、中四国でも確実に進むべき道はあると思うんです。そう考えると本気でワクワクしますね。あと5年後10年後、そうしたら関東はもっと先を見ちゃうんだろうけど、でも、他地区との差は埋まってたりして・・・。うーん、そう簡単にはいかないかなぁ、やっぱり・・・。でも今から挑戦すべきことですね、これは。私はここを目指す同士をいつも探しています。主役を支える脇役とは単にコーチやスタッフだけではないと思います。学生のレベルを脅かす社会人、本気でラクロスをする社会人も必要ですし、いちファンとしてラクロスを応援する人も必要。それらが全て「環境」になるんですよ。それが各県に広がれば本当に強い地区になれそうな気がするんですけどね。今年が本当のスタートかな、と思います。今年「関東との差」を感じたユースのみんなが社会人になったときどういう行動を取るのか?そこまで先の話かもしれませんけどね。


 さて、注目すべきは関東ユースとの対戦で17対0の敗退。何が違うのか??最近、そういえば全日決勝の対戦は関東同士。ここしばらくそうだよね。しかもユース優勝も関東。今年の女子の試合では、目立つのはジャパン候補選手。私はその選手のプレーに強い「意志」というか「意地」というか、そういうものを感じました。もちろん関西ユースにもですが。中四国にはないもの、それは「自信」や「プライド」なのではないかと。彼女達は「ユースに選ばれるため」にプレーはしていない。彼女達を通じて「世界」が見えた気がしたんです。個々の選手の「心」が強いと思うんです。自分がトッププレイヤーになれば絶対選ばれる、というような。ようは「落ちたらどうしよう」という不安を消し去るだけのことをしているか?なんですよ。関東・関西のように「世界」を見ることはまだ無理かもしれない。けど関東を見ることはできる。なら、それでもいいんです。その延長上に「ジャパン」があるのだから。そこを目指せるか?なんです。本気でトッププレイヤーになろうと思えば、自分に厳しく練習できる。その姿勢が必要なんです。トライ&エラーを繰り返し、自信に変えること。強い相手にひるむことなくぶつかるには「強い気持ち」が必要だと思うんです。「誇り」ともいうかもしれないですね。そういう芯の強いプレーヤーを育てたい。いや育ってほしい!と思います。関西が強いのも「関西の誇り」あってのものだと思いますよ。
みなさんは「中四国の誇り」もてますか?中四国のリーグで戦ってきた誇り、もてますか?


 今年はいい経験しましたね。ここからが中四国のスタートだと思いました。川崎で味わった4地区での敗戦。ユースで味わった日本トップレベルとの壁、接戦での弱さ。でも、選手が本気になれたのなら、来年中四国は変わりますよ、確実に。プレーだけでなく中四国の環境を作ることについても、主役達が動き始めた様子なので・・・。全てがこれからです。
 私はというと「新たな挑戦」を始めようかと。いろいろな意味で・・・。来年は00ユース!川崎!(選手・・・)。今年は一つしか優先できなかったけど、来年は同時進行で本気でやっちゃおうって思ってます。相変わらず何足もの「わらじ」を履いちゃって、大丈夫か?とも思うけど、いいかげん観念しました。来年は男子もひっくるめて「中四国地区」見ていこーじゃないの!今年はほとんど毎週末遠征で(家が中四国ないからだって!)12月最終週まで遠征で。1月ももう3週分は遠征が入ってて、これはもう楽しむしかないっしょ!って感じです。実際楽しいけどね。あとは中四国にさえ住めたら、言うことなしです。なんだか 就職が心配です。ラクロスを優先できない生活なんてきっと耐えられなさそう・・・。本当は今の環境で岡山にいられたら一番いいんだけどねー・・・ 。いつもここに話題は至るんだよね・・・。

 とにかく「差」を埋める。地区全体の目標は決まったと思ってます。ユースの皆がそう思ってくれているから本気で中四国から挑戦しようと。私自身も1年間ユースとちょっと離れて充電も完了しました。本気で1年間やるのは3年ぶりですが(この前は4年生の選抜だったっけ?ワッキー?)また結果を目指して1年間走りましょうか!ぶるるっと武者震い・・・。今年も終わったばっかなのに来年の事で頭がいっぱいになったのでした。
ちゃんちゃん。



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