「地方からの発信」
さて、中四国地区もそろそろ10年を迎えます。私は生まれが広島ということもあってか、とても中四国地方に縁があります。今は訳あって愛知県にいますが、心は誰よりも中四国が大好きなんです。なぜかって?・・・・田舎だから。不便だから(笑)。分かります?この意味。そこには便利さに変えられないものがあるんですよ。田舎と呼ばれる地方には、そこにしかない良さがあるということです。これは島根に4年居て分かったこと。家庭教師に行くのに原付だと20分そこそこでいけるところも、いったん雪が降ると自転車と汽車と徒歩で1時間以上かかるんです。汽車ですよ、汽車。でもね、帰りには40分もある「待ち時間」が貴重なんです。しんしんと降る雪を見ながら、いろいろ考えたりして・・・。たぶん電車が5分に1本来るところには、この時間はないんだなぁと。人ごみの中でイライラ電車を待つのと、人もあまりいない、線路にも降りれるようなホームで雪を見ながら汽車を待つのと。その時間を持ったことのある人しかたぶん理解できないと思います。要は、田舎では交通機関にあわせて人が動くんです。1時間待ったって乗客はほとんどいないし、だから公共では最低限の交通機能しかない。都会とは逆。首都圏では人に合わせてバスも電車もある。さらに都会の人は田舎に行く機会はあまりないけど、田舎の人は都会と呼ばれる地域には行ったことがある。だから田舎の人のほうが良し悪しを比べられるはずなんです。便利さが全てかどうか、判断できるはずだと。都会の人の方が田舎を知らない。
だから、田舎にこそ「中心に発信していく面白さ」があるんですよ。全てにおいて。一旗あげようっていう気持ちというか、やってやるぜ!っていうエネルギーとでもいうのかな?そういうのが地方にこそあると。九州とかは特に感じますね。これは本土ではないことも一因でしょうか?四国の人も「本土」っていい方しますか?まぁ、そういうことで、そのエネルギーが日本を変える、と(笑)。しかもね、ラクロス界見てみると、中四国以外の関東・関西・東海・東北・北海道・九州は今のところ中心都市が決まっているでしょ?中四国だけなんです。各県に散らばっているのは・・・。不便さは日本一!!不便なのに楽しいラクロスができるっていうのが中四国特有のエネルギーかと。これが日本ラクロス界を変えるんです!(笑)
どうですか?中四国に生まれ育った皆さん。私はこう思いながら愛知と岡山を行き来してましたけど、あ、島根もですね。で、やっぱり最近思うのは、中四国の皆と一緒にもっともっと上を目指したい。なんでって、「楽しいから」それだけですよ。ハッパかけていきますよ。中四国地区はちょっと内弁慶なところがあるんでね(笑)
今年も頑張っていきましょう!!