ココロの病気は心療内科へ【不安神経症】






不安神経症。私は漠然とした不安感にとらわれていた。特に「死」。死にたいする恐怖感に毎日おびえていた。別に今すぐ死ぬような病気をもっているわけではない。

私が思うところ・・・。25歳の時に「ガンかもしれない」と突然告げられ、初めて身近に死というものを感じた。それまで身内で亡くなった方もいなく(幼児の頃にひいおばあちゃんが亡くなっただけ)、死というものを感じる機会がなかった私にとって、本当に恐怖以外のなにものでもなかった。そして、その恐怖をかかえたまま手術。全身麻酔をかけるときの、あの恐怖。もうこのまま目を覚まさなかったら・・・。 その後、立て続けに大好きだった祖父、主人の祖母、父方の祖父が亡くなり、悲しみと共に自分の死に対する恐怖感に追い討ちがかかった。

足元からぞくぞくとする感じ。そのまま立っていることができなくなり、うずくまるしかなかった。れあっぴを抱えて、どうすることもできなかった。死にたくない、死にたくない、死にたくない。持病の橋本病が悪化して突然心不全で死んだら?死んだらもう私は無になる。無って何?天国なんてあるの?霊というものがあるのなら、霊でも何でもなっていい。この自分というものが存在するのなら。

そういう思いを数年抱え、強迫性障害と共に心療内科で見てもらっています。今も疲れたり突発的な事件(?)があるとこの恐怖がむくむくと表れてきます。でも、今のところ落ち着いているようです。

私は母親。れあっぴを守ってあげなくてはいけないの。だから、色々な恐怖におびえていたら守れない・・・。完治する日を求めて。



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