2007年味噌作りの様子



作り方と共にご紹介します。どうぞ皆さんも自家製味噌にチャレンジしてみてくださいね。半年後にはとっても美味しいお味噌ができあがりますよ!




★★★自家製味噌★★★ このレシピはパルシステムさんのレシピが元です。

【用意するもの】※味噌約4キロ分です
・大豆 1キロ  ・乾燥こうじ 800g ・天然塩 470g(450~490g)、35g(種水用) ・種みそ 300g ・焼酎(35度以上)
・おもし用の塩 800g 

・容器(みそかめ等、みそかめの場合5.4Lのもの) ・マッシャーやフードプロセッサー ・大きめの鍋 ・ボウル ・ラップ 

【下準備】味噌を仕込む前夜から12時間くらい、大豆を水に浸します。だいたい3~4倍の水使用。

ShowLetter[3].jpg ←この大豆が、12時間後には・・・

コピー ~ ShowLetter[3].jpg ←2倍に膨らみます!!

【1】下準備した大豆の水を新しく替えて、大豆を煮ます。水は大豆の2倍入れて3~5時間煮ます。私は【鍋帽子】で保温調理しますので、豆を火にかけて沸騰したら弱火で30分煮て、それを鍋帽子に入れて3時間放置しました。

ShowLetter[2].jpg ←こういう風に鍋を入れて包みます。代用として、鍋を新聞紙でくるんで更に毛布でくるむと同じ効果があります。

長時間煮るのはガス代もかかるし火をみなくてはいけなくて、小さいお子さんがいると大変ですよね。この方法はとてもオススメです。ただ、夏場は食中毒が怖いので長時間放置はやめましょう。

【2】1の豆を熱いうちにザルにあげて水気をきります。このとき煮汁を全部捨てずに、種水用として煮汁300ccに塩を35g加えたものを取っておきます。3で使用。

※ここで乾燥こうじ800gに30度以下のぬるま湯200ccを加えてかき混ぜ、30分ほどおいて戻します。

ShowLetter[1].jpg ←お箸でまぜまぜ・・・

【3】大豆が熱いうちにペースト状につぶします。つぶし方はマッシャーでつぶしたり、ポリ袋に大豆を入れて麺棒でつぶすという方法があります。一番カンタンなのはフードプロセッサーです。これがあると、本当に楽ですよ!

コピー ~ ShowLetter[4].jpg ←何度かにわけながらやります。このとき、回転しやすいように2で作っておいた種水を大さじ3~5くらい加えてスイッチオン!

ShowLetter[5].jpg ←いっぱいできました。私は少し粒が残るようにしています。

【4】種味噌300を2等分しておきます。これは味噌の発酵を促すためなのですが、市販味噌を使う場合、原材料にアルコールや酒精と書いていない、酵母菌が生きている熟成味噌を使います。

【5】容器を熱湯消毒した後、更に焼酎で消毒します。容器の内側をアルコールでふきます。その後4の種味噌半分を容器の下に薄く敷き詰めます。

コピー (4) ~ ShowLetter[3].jpg ←こんな感じです・・・

【6】ボウルに2で戻しておいた乾燥こうじに塩470gをいれ、両手で下からすくいあげながら、よく混ぜます。

コピー (3) ~ ShowLetter[3].jpg ←塩で手がかゆかゆ~だって^^

【7】6に3の大豆、残りの種味噌を入れて混ぜます。このとき、こうじをつぶさないように混ぜましょう。小指がすっと入るくらいのやわらかさにします。

コピー (2) ~ ShowLetter[2].jpg ←これをまぜていきます!

コピー (2) ~ ShowLetter[4].jpg ←まぜまぜ~、まぜまぜ~

【8】味噌玉(おにぎりくらいの大きさ)を作り、容器に敷き詰めていきます。このとき、空気を抜くために玉にして敷き詰めていきますが、できれば上から投げ入れるようにして敷き詰めていくと、空気がよく抜けます。そのとき周りに飛び散る恐れがあるので、新聞紙を敷いておいたほうが良いですよ。投げ入れられない場合は、味噌玉を作って押し付けながらどんどん敷き詰めます。最後は平らにします。

コピー (6) ~ ShowLetter[3].jpg ←玉を作って・・・

コピー (5) ~ ShowLetter[3].jpg ←ギューギュー!!押し付けます!!

コピー (3) ~ ShowLetter[4].jpg ←最後は平らになるように押し付けて^^

【9】表面をラップで覆い、その上に塩蓋(ビニール袋に塩を800g入れて作ります)をします。

コピー (4) ~ ShowLetter[4].jpg ←ラップで覆います

ShowLetter[6].jpg ←ラップで覆った上に塩蓋をすることで、抗菌性が高くなります。

【10】蓋をして、日付を書いて冷暗所で保存します。湿度や温度の高い場所は避けましょう。だいたい半年から食べられますが、1年以上たったほうが熟成が進んで美味しいですよ。

みそかめの場合、かめのふたをしてから新聞紙で覆いひもで縛ります。




以上ですが、3ヶ月くらいごとに状態をチェックしましょう。

カビていればそれを取り除いて平らにし、焼酎で容器とみその上を拭いてラップで覆い塩蓋をしておきます。

みそからしょうゆが染み出てきていたら、味噌に混ぜ込みます。

梅雨明けに味噌を空気にふれさせる天日返しをしておくと、風味が増します。

手作り味噌は本当に美味しいですよ。同じ分量でも作る人によって味も変わりますし、作る年によってもまた違います。生きているんですね。以外とカンタンなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。



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