さらに10年の月日が流れ・・・2000年の春。今度は1人でハワイのワイキキビーチをさまよっておりました。ダイヤモンドヘッドにも登りました。文字どおり“お登りさん”です。 実は17年勤めた会社を辞めたところで、身も心もボロボロだったのを見かねた家内が、「(1人で)リフレッシュしてきなさい」、と航空券を手配したのであります。この1人でというのがよく分からんとこで(普通は一緒に行くでしょ?)ありますが、深くは考えない。 この頃すでに、ウクレレをもう一度やってみたいという気持ちがムラムラと沸き上がりつつあったのですが、これからの生活を考えると、ウクレレを購入する気にはなれなかったのです。(買っとけばよかったと、今とても後悔してます)。 CDだけでも・・・と、先にも紹介した、『エディー・カマエ』を探したのですが、見つかりません。もう過去の人になってしまったのだろうか・・・。目に付いたのは『IZ』の他に、いわゆる“ジャワイアン”ものが多かったですね。(まだ、オータサンを知らないし、ジェイクも「PURE
HEART」でデビューした頃でもちろん知らない。) しかたがないので、オムニバスの“Legends of Ukulele”というCDを買いました。1920年代の録音からつい最近のものまで、ウクレレの歴史をたどっていくアルバム。歴史的な(つまり音質の良くない)音源も含まれていて、買った当時はピンとこなかったのですが、自分でウクレレを弾くようになってから聴くと素晴らしさが実感できます。ウクレレ演奏スタイルのデパートみたいなCDです。
●Legends of Ukulele(CD) Twelfth Street Rag/Tiptoe Through the Tulips With Me/Lilttle
Grass Shack/That's My Weakness Now/Uke Said It/Misty/Hawaiian War
Chant/Makin' Love Ukulele Style/Holiday for Strings/Stars and Stripes
Forever/For the Love of Uke/Granada/Johnny B. Goode/Ukulele Benny/My
Ukulele/On Fire/Do I Love You? - Yes, I Do!/Lulu's Back in Town