いつも戻ってくる場所で...

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子宮筋腫2

お花ー紫  子宮筋腫編その2  お花ー紫


2002年 6月

3か月前の診断で「様子を見ましょう」と言われてから、
漠然とした異常を感じていました。

体重が増えて単純に太ったことを除いても、私のお腹は異常に張っていたし
生理時の具合の悪さが明らかにひどくなっていた。

昔、ピルの常用をしている時期があった。まだ解禁になる前だ。
その時の記憶で生理痛が軽くなった(ほとんど無かった)のを思い出した私は
また同じ自宅近くの婦人科を訪れた。

前回のかわいらしい女医さんと違い、今度はちょっとキツそうな若い女医さんだった。
何となく緊張しながらまずは前回の診断の様子を話し、
生理痛がひどいことと、できればピルを服用したい旨を話した。
「まず診てみましょう」と、エコー診断のために診察台に上がる。
すぐに、カーテンの向こうから先生の声。


「あなた、ピルとかの問題じゃないわよ。すぐに手術してもいいぐらいね」


そして診察室に戻り、ホルモン治療の説明を受ける。
毎月(28日おきに)ホルモン剤の投与により、生理を止める(妊娠状態)
生理が止まる事により筋腫の腫れが落ち着くそうだ。
半年間その治療を続け、その後に摘出手術をするとのこと。

愕然としている私に事務的に説明を終え、次の生理予定日を聞き、
「じゃあちょうどいいわ。来週の○日にMRI撮って、○日に最初のホルモン治療ね」
予約表を渡され診察は終わった。

その時は多少のショックは受けたけれど
「そうか、手術が必要なくらいひどくなってたのか」と、それまで原因のわからない具合の悪さに
不安を覚えていた私は少し安心すらした。


  手術に抵抗はあっても半年先だ、心の準備もできるだろう。
  親にまた心配かけるなぁ。

  でもその「ホルモン治療」ってどうなんだろう。。。
  生理が止まるんだから生理痛からは解放されるんだなぁ。
  あれ?確か妊娠状態になるって言ってなかったっけ?
  ちょっと待てよ、副作用とかあるんじゃないだろうか。。。

  それにしてもあの女医、感じ悪かったなぁ。
  子宮筋腫なんてめずらしい病気じゃないんだろう。
  手術するにしても、あの病院で良かったのかな?


病院からの帰り道、いろんな事に考えを巡らせた私は情報収集に励むことになる。


治療はどうする?  に続く





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