初挑戦☆おせち料理
２００４年の暮れ、私は『おせち作り』に初挑戦しました。そうして少し調べてみると、おせち料理そのものに意味があり、当たり前のように食べるもんだと思っていたひとつひとつのお料理にもちゃんと意味が込められていたことをあらためて知る。。。
この１年、マクロビオティックのお教室で気持ちを込めて作ることがいかに大切かを学んできたけれど、１年を締めくくる大晦日、健康で無事に過ごせたことに感謝しつつ迎える翌年の家族の健康と繁栄に想いを込め、ひとつひとつのお料理をつくるのっていいなぁとしみじみ感じました。がしかし、実際は大掃除とお部屋の模様替えとおせち料理の勉強不足などなどでバタバタバタバタと段取りも悪く、自信の持てるおせちにはならなかったなぁと反省。。。
どこの家庭でもその土地や家の『おせち』があるんだろうな。私はそういう環境で育たなかったせいかおせちに関する記憶がなく、出来合いのものだった気がする。お雑煮もどんなだったか覚えがない。。。
でもこうやって、毎年改良を重ねて「私なり」の味や定番を作っていけたらいいなって思う。
そんな訳で、公開するのもはずかしい限りなのですが(^_^;)
また来年に向けての記録、ということで。
最後に、かぼちゃやさつまいもの裏ごしを全てやってくれた彼に感謝。この作業をやってもらったお陰で、無事元旦に間に合ったといえます。本当にありがとう(^_^)
まず一の重。迷ったけれど縁起物ということで動物性は２つだけ入れることに。ふだん質素な食事にするからこそ、お正月のおせちでは、ってことなんだろうなぁ。これは来年の課題だ。数の子： 鰹節のかわりに刻み昆布入りの煮汁に漬け込んだもの。
私は元から好きじゃないんだけど彼がポリポリ一気に食べてました。子孫繁栄がんばってくれ～(^_^;)
ごまめ ：なんとなくナッツを混ぜたくなり、クルミを刻んだものと白胡麻と一緒にお醤油、出汁少々、米飴で甘さ控えめに仕上げました。これも作ってる時から彼につまみ食いされて重箱につめる分がなくなりそうないきおいだった。
黒豆 ：そのままいつも通り圧力鍋で仕上げただけ。ふっくらおいしい(^_^)
紅白なます ：ゆずをくりぬいて容器にしてみる（レシピ本参考）。塩揉みした大根と人参を梅酢とみかん果汁、ゆず果汁で浸けました。みかんは魚の毒消しらしいので箸休めにもってこいで、さっぱり甘くて好評。
昆布巻 ：カンピョウを初めて使った！出汁に薄い味つけをして煮た牛蒡を巻きました。
栗きんとん ：さつまいものマッシュに少しだけレモン汁を入れて甘酸っぱくしてみる。砂糖なしの栗の甘露煮が探せなくて、塩入れて茹でてみたりして砂糖抜きしてみる(^_^;)来年は秋に作る栗の渋皮煮を栗きんとん用に残しておこう！
そして二の重。けっきょくお気に入りのお重をみつけられなかった。なので行楽のお弁当箱にちょうどよさそうなものを購入。でもいろいろ調べてやはり三段ほしかったなぁ。まあ冷蔵庫も小さいし二人暮らしには二段で充分なのですが。蒲鉾： そういえばこれも動物性でしたね。大地宅配の寿かまぼこ。
伊達巻 ：これはレシピ本を参考に、木綿豆腐とカボチャと地粉で生地を作ってみました。ほかにも雑穀のひえとカボチャの案もあったのですが。うまく焼き目がつかなかったので来年は卵焼き器を購入してみようかなぁ。
煮しめ ：私は八頭という存在をつい最近知り、興味津々だったので里芋の代わりに入れてみる。大きくひろがってるから里芋よりも陰性なのかな？人参は酉年らしく鳥の型で抜いてみました(^_^)あとは干椎茸、牛蒡、こんにゃく。ごく薄い味つけで。味噌煮みたいにしてもよかったかなぁ。
最後にお雑煮。今回、せっかくのお料理だったけど全て携帯カメラの画像なので上手く撮れてないのが残念。全国津々浦々、ご当地のお雑煮があるみたいですね。さて、我が家のお雑煮はどうしよう。。。
まず 関東なのでおすまし。鶏肉が入るのが定番ぽいし記憶にもあるけれど、昆布と干し椎茸で出汁をとり普通にお醤油だけで。とりあえず具は八頭と人参（なぜかハート形）、ネギ、小松菜、三つ葉、蒲鉾に焼いた玄米餅を入れてみる。ちゃんとお雑煮っぽくなった。これも今後、我が家の定番って感じのを考えていきたいと思います。
ちなみに、彼の実家でお姑さんの作ったお雑煮をいただきました。北海道出身らしく、蟹が入ってた！チンした白餅がやわらかく、食べる時にびよ～んとのびてマンガのようだった(^_^;) 牛蒡や人参のささがきと、三つ葉、焼き海苔がのせてあった。濃い醤油味。でもお家のお雑煮って感じでおいしかったのですが、その後は彼と二人、喉がかわいちゃってガブガブお茶を飲む。。。
こんな感じでなんとかおせちデビューを果たしました。
しかしつくづく、私ってお料理のセンスないなぁ～(^_^;)
さて来年はどうなるでしょう。今年も１年、腕を磨き精進したいと思います。
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