大好きなジュエリーのあれこれ

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2007.12.31

掌の中に青い地球をそっと包んで、、

(4)

テーマ：＊雑貨＊本＊おやつ＊暮らし＊あんなものこんなもの♪(39832)

カテゴリ：その他の雑貨・お菓子等

今日のタイトル、"掌の中に青い地球をそっと包んで、、、"は、きのう、ふと昔に買ったペーパーウェイト、手元を離れてしまってからもう何年も経つのにずっと心のどこかにいる青いガラスでできた地球、、が、もしかしたら楽天のどこかで売ってるんじゃないか？なんて思いついて検索してみたら、一瞬で出てきてとても嬉しくなったものです。

これを百貨店の雑貨コーナーで見つけたのはもう１５年ほど前のことになります。掌の中にすっぽり収まる珠が、青い地球そのもの、という雰囲気で、一目で惚れ込んでしまいました。

4cm 29,524円　　6.3cm 40,000円　

かなり無理して買ったのですが、すぐに人にあげてしまい手元には残らなかったもの、、今でも思い出します。もう一度、自分用にこれ、欲しいなあ、、

この地球、後から自分用に買いに行ったときはもうその百貨店には売っていなくてそれからどこを探してもなくて、あきらめてしまったのでした。まさかこんなにすぐに見つかるとは♪

代わりに見つけて買ったのが↓透明な地球、なのですが、一度↑上の地球を手の中で転がした経験があると、あまりの違いに全然満足できなくて、、

3,150円

この青い地球、、１５年前に見つけたのはほんとの偶然で、元々百貨店の雑貨コーナー、それもガラスのペーパーウェイトの置いてある売り場に行ったのは、その当時ハマっていた宮沢賢治の"貝の火"という話に出てくる"貝の火"のようなガラスの置物がないかと思い、探しに行ったのでした。

宮沢賢治　挿絵：湯野誠一　童心社出版

現在は、絶版になってしまっている、この湯野さんの挿絵入りの本がとても好きで、大切に読んでいました。

川で溺れそうになっていたヒバリの子を助けたお礼に、と鳥の王さまから"貝の火"という宝珠を授けられることになった兎の子ホモイ、が主人公で、その"貝の火"というのは、

「玉は赤や黄の焔をあげて、せわしくせわしく燃えているように見えますが、実はやはり冷たく美しく澄んでいるのです。目にあてて空にすかして見ると、もう焔はなく、天の川が奇麗にすきとおっています。目からはなすと、またちらりちらり美しい火が燃えだします。」

となんとも美しい描写がされている珠です。持ち主の行状によって、さらに美しくも、逆にただの濁った玉にもなってしまう、という石です。
(ホモイはずるがしこい狐の甘言に調子に乗ってしまい、純粋な心を忘れてえらい目に遭うのですが、、－－；)

この本の中には１ページまるごと割いて、湯野誠一さんが完全な珠の状態の"貝の火"を描いて下さっているところがあり、その美しさは、ただ紙に印刷されたものとは思えずひたすらウットリ見入ってしまうものでした。

*現在、絶版なのですが、"復刊ドットコム"で復刊依頼が100票以上になると復刊される可能性があります。現在40票です。興味持たれた方、ぜひぜひ、復刊依頼の投票をお願いします～♪

↓
復刊ドットコムで復刊リクエストをする

今でも、大切な人への贈り物にしたい、と思えるとても素敵な本です。

そういえば、ペーパーウェイト、というのも結構好きな分野で、滋賀のガラス工芸館で買った↓はなんの変哲もない青い珠ですが、とろんとした雰囲気、重み、光り方、が好きでとても気に入っている石です。ガラスの専門店で少し高めの物だったので、普通にスーパーで売っているガラスと何か違う気が、、(とろみがすごくある気がします。)

楽天で見ると、↓こんなんが次にほしい感じかな？

6,500円

2007年も今日で終わり、、、去年の大晦日がついきのうのことのようで、なんだかアッという間に一年が過ぎてしまった気がします。

でも落ち着いてじっくり考えてみると、今年も大切な出会いがあったし、大事な友人・仲間と過ごした時間は去年よりさらに濃くうんと幸せな時間達だったし、大事にしたい思い出がまたたくさん増えているし、何より仲間とのアンサンブルを今までよりうんと深められたような気がするのがとても嬉しいこの頃(反面、もっとがんばろう、と気が引き締まります。)、、、息子も娘も一年分また一歩成長したし、、とても充実した、そして恵まれた一年だったなあ、と思います。

来年も、、自分に出来る限りのいろんなことがんばって、少しでも前に進みたい、少しずつでも精神的にも進歩したい、、、、そして大切な仲間と来年もまたたくさん音楽できるといいな、、

このブログも１１月３０日に開設して一ヶ月少し、、当初はすぐにネタ切れになってしまうかな？と思ったのですが、以外に書きたいことが毎日次から次と浮かんで、いつのまにか夜の一番の楽しみになっています。

お越しくださった皆様、おつきあいくださって本当にありがとうございます。どうか来年もよろしくお願いしますｍ(．．*)ｍ

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