国内でご注文の受付を一時停止しておりました「カラーネガフィルム135サイズ」と「リバーサルフィルム135サイズ・120サイズ」につきましては、6月12日よりご注文の受付を再開します。
写真フィルム: 約13%~約88%
INSTAX mini絵柄フィルム: 約4%
INSTAX mini LiPlay: 約14%
INSTAX mini 40: 約12%
INSTAX WIDE 300: 約17%
フィルムカメラ新開発プロジェクト開始の背景
~なぜ、今、フィルムカメラなのか?~
1.新世代ユーザーでのフィルムカメラ人気の高まり
若年層を中心にフィルム人気が高まりつつあります。インターネットで「フィルムカメラ」を検索すると、多くのクリエイターや著名人、アイドルの皆さんがフィルムカメラを手に取っている姿が映し出されます。フィルムを現像し、プリントではなく直接データで受け取りSNSにUPする、といった楽しみ方をされている若者の声も聞きます。
弊社で独自にWebアンケート調査(国内約3,000名)をおこなったところ、カメラ所有者の中で約20%はフィルムカメラを所持しているという回答も得られました。(※レンズ付きフィルム・インスタントカメラ除く)
一方で、新品のフィルムカメラを製造・販売しているメーカーは少なく、中古市場で流通している製品は、アフターサービスが心配だという方もいらっしゃいます。リコーイメージングがフィルムカメラの製造・販売からアフターサービスまでを担うことで、ファンの皆さんが安心してフィルムカメラの世界を楽しめるお手伝いをします。
2. "あえて手間がかかる"楽しみを求めて
昨今のデバイスの進化は目覚ましく、写真文化においてもスマートフォンの台頭により、手軽にどこでも綺麗な写真を撮影することが可能になりました。ただその便利な世界の中にこそ、あえて手間をかける楽しみがあると考えます。手間とは、読んで字のごとく人の手による個性と創造性、人の趣向が表れる部分です。手間にこそ、人にしかできないものの追求につながるという発想のもと、"カメラにおける手間の楽しみ"を、PENTAXが提供できればと考えます。
「赤羽 昇 代表取締役社長よりメッセージ」
リコーイメージングは、2022年1月に"生まれ変わります"と宣言しました。国内では新たな取り組みとして、デジタル・オンラインでのコミュニケーション強化やクラウドファンディングへの出品、PENTAXクラブハウスの開設など、ファンの皆さんの声を、よりストレートに聴かせていただき、その気持ちに寄り添った製品を作り販売していくといった、今までの常識に捕らわれない"挑戦"を続けてまいりました。また、全世界で数量限定の特別モデルを展開するなど、"工房的"ものづくりで実現したプロダクトのご提供を開始しています。
この度、新たな "挑戦"として、デジタルとは違った楽しみを提供するため、PENTAXブランドにて新たにフィルムカメラ開発へのチャレンジを宣言させて頂きます。この宣言は、弊社がフィルムカメラの新製品発売をお約束するものではありませんが、人が自然の空気と光に忠実である限り、フィルムカメラファンの方は必ずいらっしゃると信じているゆえの宣言です。一度終了したフィルムカメラを開発することが、どれだけ困難なことかは認識しています。我々は検討のスタートラインに立ったに過ぎません。
各種イベントやデジタルなコミュニケーション(SNS等)を通じてファンの皆さまの声を聴かせて頂きこちらからも可能な限り開発状況のアップデートを行っていきたいと思います。皆さまの応援・賛同、時にご批判も頂きながら、共創の精神で、新たなフィルムカメラプロジェクトにチャレンジできるなら、それ以上に嬉しいことはありません。
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