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2023.08.13

SONY Master Cut (Beta) 3つの特徴

カテゴリ：動画

ＳＯＮＹ　ＭＴＣ
動画補正のＡＩ＋クラウドサービス

ソニーはＡＩが今ほど話題になる前からＡＩ学習を進めていた先進企業ですが
ＡＩを使ったマスターカットというクラウドサービスを始める様です。

■撮影後に高速・高精度に簡単補正
カメラのメタデータを活用した高速な画像解析で、動画や音声のクオリティが向上。

■クリップ間の品質を一括調整
さまざまな環境で撮影した不揃いな動画でも、クラウドAIの解析でクリップ間のばらつきを自動で補正します。

■クラウドだからこそ
クラウドの処理能力を活用することで、高度な処理を高速・高精度に実行でき、その編集内容に場所や時間問わずアクセスできます。

撮影後から補正できるのが良い
撮影とＡＩ補正の状況によってクロップサイズが変わる。

■高精度な手ブレ補正
撮影時のメタデータを活用してカメラの揺れを検出し、高精度な手ブレ補正を実現します。
手振れ補正の強さは、あとからクロップ率を確認しながら自由に変更できます。
また複数のクリップを一括で補正できる。お茶でも飲んでのんびり待ちましょう

撮影時のコツ＝ＭＴＣ補正前提
コツとしては、撮影開始と終了時のカメラ操作時の手振れを排除する事
手ブレさせてはいけないという事ではなくて、安定させてから行動開始（本番撮影開始）
撮り終えてからも余韻を持たせる。

要するに動画の前後にカットできる余裕を作っておくと良いという話。
撮影開始と終了時点ではカメラが大きくぶれる事が有るので、それを含めてしまうとクロップされる面積が大きくなったり、過剰な手振れ補正が掛かったりするので、前後で捨てる部分を作っておいて、ＭＴＣで補正する前に開始点と終了店を設定してから補正を書けます。

ＡＩが撮影者の手振れ癖を読み取って補正してくれる。
仕上がり映像はジンバルスタビライザーを使用して（追尾設定しないで）撮ったような感じと言えるかもしれない。

音声や色も補正してくれる

■音声分離による音ノイズ除去
動画に含まれた音源をクラウドAIで高精度に分離し、マイクの風切り音や環境ノイズなどを個別に取り除けます。
また、音声の補正後に、各ノイズの強度をコンテンツに合わせて最適なレベルに調整できます。

不揃いな音量を均一化
複数クリップの不揃いな動画音源からノイズと音声を分離し、クラウドAIにより一括で音声をクリップ間で合わせることができます。これにより、音声の波形を確認しながら細かく調整する作業を省けます。また、環境音や音声は好みに合わせて再調整できます。

明るさ・色合い補正
撮影時に合わせきれなかった露出や色味を簡単・効率的に最適化することができます。
クリップ内の参照フレームを指定し、参照フレームの色合いが最適となるように全体を補正したり、補正後にリフト、ガンマ、ゲインのトーンレンジを使って再調整をかけることができます。

全自動ではない
ベース素材となる動画の品質を整えてくれるサービスです。
出力された動画をどのようなイメージで編集仕上げするかは、ユーザー次第です。

クラウドのマルチデバイス
カメラやPCから動画をクラウドストレージにアップロードすると、その動画や編集内容が同期されるため、場所や時間を問わず、PCやタブレットなどさまざまなデバイスからアクセスできます。

クラウドの処理能力で、手持ちPCやタブレットの性能に寄らず高速・高精度な映像処理を実現します。

予めカメラ側でプロキシー記録の設定をONにして撮影するとデータサイズの軽いプロキシーファイルを使用でき、作業開始までの時間を短縮できます。編集後は、出力時に自動で高画質なオリジナル動画に置き換えることができます。

ＭＴＣ対応カメラ
α1、α7 IV、α7R V、α7S III、α7C、α6700、FX3、FX30、
ZV-E1、ZV-E10、ZV-1 II、ZV-1、ZV-1F、RX100 VII、RX0 II

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