美作的日々

こんにちは。



梅雨明けしたのは、沖縄と奄美だけのはずですが
今日は朝から梅雨明けしたかのような、
ものすごい濃い青空が広がっています。
気温もかなり

家の窓は全開で、日陰の涼しい場所を選んでPC広げています・・・
だって、暑すぎるぅ～～
言えばますます暑くなると思いつつ、やっぱり言ってしまいますね、
暑づいぃ～～

今日は、連休最終日、 海の日 なんですよねー
みなさんは海にいかれたでしょうか・・・
昨日、遠くで気の早い蝉の声をちらっと聞きましたが、
さすがにまだ本番ではないですね。
すごいな、まだ梅雨明けしてないって分かるんだろうか。
関西の梅雨明け予定は今週末ですが、、、
やはり夏休みと同時くらいなんですね～


京都の祇園祭も、昨日が 宵々山 だったそうです。
今年は宵山期間がこの３連休とがっつり重なっていたため、
混雑を避けるために去年より露店を２～３割減らしていたそうです。
大変ですね・・・
世界の観光地、京都の、超メジャーなお祭りだもんね、
なかなか大変なんだと思います。

でも、地元北海道は多くの地域では歴史が浅く、
とくに実家がある地域は大規模開発された住宅街なので、ますます歴史が無くて、
そういう昔から続くお祭りとか行事にほとんど触れずにきた私・・・
伝統を守るのは大変かもしれないけど、すごく羨ましいのです。
だから、新聞などで見かけるたびに、つい自分用に書いてしまうんですよねー、
お祭りのこととかね。



さて、ここのところずっと、大津の男子中学生自殺についての報道が
連日されていまして、娘たちも目にしないわけにはいかない状況です。
紅実は同じ年ということもあって、担任からも少し話題として挙がったらしく
よくニュースや新聞を見ています。

今朝の新聞に、偶然少年の死を題材にした新聞小説の連載を終えたばかりの
奥田英朗さんの記事 が載っていました。

なんだか考えされられたので、一部ご紹介。
（以下、新聞記事より、一部抜粋）

人が事件や事故で死んでも、よほどの社会性や特殊性がない限り、
ニュースの扱いは小さく続報もない。世間はすぐに忘れ、
何事もなかったかのように、普段の生活に戻る。職場は活気にあふれ、
学校はいつも賑やかだ。
被害者の家屋にはたまらないだろうなと思う。葬儀で泣いてくれた人も、
数日も経てば、普段通りに笑い、おいしい食事に舌鼓を打つ。
結局は他人事なのだと、理屈ではわかっていても心穏やかではいられない。
肉親の死が、なかったことにされるのではないかという恐怖。
周囲との温度差。孤独は日に日に深まっていく。
一方、加害者の家族や管理責任を問われる立場の人々もまた、針のむしろに
置かれる。謝って済まない問題は、出口のないトンネルのようなもので、
そのために法律があるのだろうと叫びたくても、耳を傾ける者はいない。
謝罪要求は際限がないように思え、関係のない世間からも制裁を受ける。
とりわけ日本は、家族も同罪という考えが根強く、その土地で暮らす限り、
いつまでも白い目を向けられる。
人が一人死ぬということは、かくも大変な出来事なのであり、
それは少し想像すればわかることである。しかし、その「少しの想像」を
する人はあまりいない。みんな自分のことで忙しいし、人は基本的に
自己中心的だ。
（以下、略）

ホント、そうなんだよなあ・・・・
自分の周りで、たとえば病気などで子供の同級生のお父さんなどが
突然亡くなったことが数年続いたんですが、お通夜で家族と一緒に涙しても
やはりそれは結局は他人事であり、自分の生活はいとも簡単に
いつものペースに戻っていきます。
まわりがいつまでも暗くなっていても仕方がない、という意識があるにせよ
人はどうしても、そうなってしまうような・・・

自分とは離れた場所で起こったことは、同じ国内の出来事であっても
どこか別世界の感覚があり、それはやはり私が自己中心的だから、
なのかなとも思います。

それでも、日本中の、世界中の不幸を常に嘆いているわけにもいかない。
われわれにできることは何なんでしょう。
新聞には、他にもイジメに関する連載が１面に出ていて
いろいろ考えてしまいます。

確かに中学くらいだと、現代のイジメほど陰湿で執拗ではないにしても
私の時代にも、学年に何人かは、おとなしかったり優しすぎたり様々な理由で
ハブられたりする人が男女ともいたように思います。
いつの時代でも、どんな年齢になっても、自分や周りと
ちょっとでも異質に見えたら排除したがる、そんな勝手な意識が
人間にはあるように思えます。

それでも、中学生くらいのイジメは、
本人には難しくても、気づいた人とか誰かが声をあげない限り、
事実が見逃されてしまったり、今回のようにサイアクの結末になったり
家族にも周りにも、学校や友達にも、全てに傷として残ってしまう。
時代が変わっても、イジメは無くなることがないのかな、と思いますが
そのときに周りのオトナがどうくみ取って、どうフォローして、
どう解決の手助けをするのか、、、、子供の社会だけの問題ではないですよね。
まだ未成年である彼らの責任は、やはり周りのオトナにもあると思いますから。

でも、考えれば考えるほど、つらい事件だし
周りの生徒、保護者、学校関係者、教育機関関係者、全てに
大きな問題を提起した出来事だと思います。
今までにも中高生のイジメを苦にした自殺は多くの事例があったと思いますが、
今回のように大きく取り上げられてかられは、本当は遅いんですよね・・・

紅実の学校ではあまりそういう話はきかないけれど、
多感な時期の子供たちにとって、どこでそういうことが急に起こるかは
わかりません。同じ学区のマンションで、高校生の女子の飛び降り自殺が
実は比較的最近にありまして、だからまったく遠くの世界の話、
とは思えないんですよね・・・


【中古】［文日］インザプール/文春文庫出版社：文藝春秋著者：奥田英朗ISBN：416771101X


【中古】afb　ララピポ（文庫） -奥田英朗-【メール便可　送料100円】


【送料無料】ガール ［ 奥田英朗 ］


空中ブランコ／奥田英朗


さて、紅実がお盆まで休み無しだし、
私も今年は自宅待機で、紅実や百々椛の世話をちゃんとしなきゃ、
なんて感じです。
手はかからないけど、目はかけないと・・・二人ともそんな年齢かなーと。

夏休みを目前に、いろいろ考えてしまいますね。