『受かる勉強法1』ではインプットの勉強方法をご紹介しましたが
『受かる勉強法2』は予想問題集や過去問題集を使った本番演習学習です。
3級受験の方は特に初めての受験という方も多いと思いますし、
周囲の電卓音で焦ってしまったり、緊張などでなかなか実力を発揮するのは困難です。
いつもなら間違えないようなケアレスミスをしたり・・・。
ですので、練習からなるべく本番に近い状態で学習しましょう。
机の上には、問題、解答用紙、鉛筆、消しゴム、電卓、時計のみ。
電卓と時計はなるべく本番で使用するものが良いと思います。
もちろん時間も計って行うのですが本試験より10分短い
1時間50分(3・2級)を制限時間の目標とします。
(その間、できれば電話も訪問者も一切無視で)
開始時間を確認し、試験問題にとりかかりますが、
[1] 回答用紙を一通りチェック!
本試験ではまず受験番号と氏名を書き入れますので
書き終えたら目を通しておきます。
3級の場合は回答用紙から2問目・4問目の問題がわかります。
『補助簿への記帳だな』とか『仕訳だな』とか『伝票枚数だな』程度で構いません。
3問目の試算表は合計か残高か合計残高かまたは財務諸表かを見ておきます。
5問目の精算表に数字が記入済みの推定か文章問題か。
この辺を中心に目を通していってください。
[2] 問題用紙に一通り目を通す!
問題がページをまたがって記載されていることがあるからです。
3問目を終えて4問目をやろうとしたら
与えられた資料の30日、31日分があった!なんて、焦るし、時間もロスだし。
ここまでやっても2分程度です。『すぐに本問へ。』という気持ちはわかりますが
これは必ずやっていただきたい事です。
[3] 解答は配点の高い所から!
配点の目安は
1問目20点、2問目10点、3問目30点、4問目10点、5問目30点
2問目、4問目は時間のかかる割に配点が低いので後回しに。
1、3、5問目は早い段階で解いておくのをおすすめします。
1問目は仕訳5問です。時間もかかりませんし高配点です。目標10分。
3問目と5問目は[1]の時にチェックしておき得意な方から解きます。
目標は3問目が30分、5問目が20分。
2、3回計算機をたたいても合計が合わなかったりしたら次へいって下さい。
ここまで、目標時間内にやると残り約1時間です。
2問目、4問目に移りますがこれも[1]の時に大体問題を把握してますので
得意な方から解いていきます。
2問とも難しいということは少ないと思いますので、両方の問題で目標25分。
[4]3、5問目で合計が出せていなかったらもう一度電卓をたたいてみて下さい。
緊張で手がこわばったりしてミスタッチから合計が合わなかっただけということも
よくあります。また、少し時間を置くことで間違えを見つけられたりするものです。
それでも合わなければ、差額のメモをしておいて見直しに入ります。
[5] ケアレスミスの探し方!
空欄になっているところはないか?
1問目の貸借(金額)が一致しているか、勘定科目がすべて指定のものか?
問題文、解答用紙の中のキーワードに沿った回答か?
例:商品有高帳の商品名、買掛金元帳で指定された取引先
試算表の種類、など
氏名、受験番号に間違いないか
[6]3、5問目の終わっていない問題をじっくりやり直す。
おつかれさまでした。
あとは答え合わせをして『合格する勉強法1』で紹介した方法で繰り返し学習します。
色々な勉強方法や回答方法があると思います。
一番いいのは自分にあった方法です。
私の勉強法を参考にご自身にあった方法を探してみてくださいね。
こんな表を作成するのもいいかもしれません。
1問目
2問目
3問目
4問目
5問目
合計
時間
評価
116回
1回目
18点
4点
20点
8点
18点
68点
2:10
×
2回目
18点
6点
24点
8点
32点
88点
1:45
○
117回
1回目
20点
10点
10点
6点
24点
70点
1:50
△
2回目
118回
1回目
16点
8点
18点
4点
30点
76点
2:00
△
2回目