風の吹く街


風のが吹いて 夏の匂いを

感じる季節には

思い出がイッパイ溢れていたね

もう一度 この場所で逢おうよって

約束していたのに

キミはもうココへはやってこなかった

来ないことを知っていながらも

ひたすらココで待ち続けて

知らぬ間にこぼれ落ちた涙を

通り過ぎる風が乾かしていくから

いつの日か この涙を

輝いた空に 解き放てるために

いまはココでずっとまとう



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