メキシコ 0
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観光地や商業施設のお土産の商品開発能力を測る際に用いられるのが、Tシャツです。Tシャツ自体はもっともシンプルなデザインで、その多くには大差はありません。その分、素材や肌触り…などの微妙な差がよくわかりやすい商品です。そして、何と言ってもプリントデザインが購入の決め手となります。仕事柄もあって、出張や観光の際には、Tシャツを買うようにしてます。もちろん無理に買うことはしません。興味あるモノだけなので、買わないことも多々あります。そんな中、台湾で見つけた2枚がこちらです。↑『1,2,3,4,5,6,7,8,9』の数字を使って→台湾↑『Hi taiwan!』のアルファベットを使って→台湾2枚とも部屋着で活躍中なので、店頭で撮影した写真です。現地ではこうしたデザインを『文字創意』と言うそうです。他にも『HELLO TAIWAN!』→台湾…もありました。せっかく外国に行って、よくある地元キャラ(ゆるキャラなど)の商品は、滅多に手を出そうとは思いませんが、こういうのが目に入ると、つい「おっ!」と足を止めてしまいます。→レジャーサービス研究所→レジャーサービス研究所のPodcast
2024/07/07
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中国の訪日遊学ツアーの団体の多くは、専属カメラマンが帯同します。訪日中、その団体の活動の写真を撮りまくります。当然、カメラマンが帯同すればその分だけツアー費用も高くなります。しかし、写真が大好きな中国人たちは、そうした費用は惜しみません。特に企業訪問時は記念写真程度なのでなんてことありませんが、観光タイムになると、真剣度が一気に増してきます。もちろん京都では着物レンタルとヘアメイクで数十枚も撮影してました。ツアー客は25人だったので、カメラマンは大忙しです。一週間のツアーの中で、いつも名前を呼ばれて大忙しなので、中国人ツアー客の名前がなかなか覚えられない私も、カメラマンの名前だけは、毎回覚えてしまいます。ちなみにカメラマンはツアーの旅費交通費はもちろん、日当が支給されます。撮影した写真データそのものは日当に含まれます。しかし、帰国後にたいていの人はデータ以外に、カメラマンに自分の写真を編集してアルバム作成をオーダーします。これが毎回多数の依頼があるため『儲かります!』とのこと。そのため、毎月1回遊学ツアーの仕事があれば、十分に食べていけるそうです。今回のカメラマンは、毎月2回のペースで活動しているので、かなり余裕ある暮らしをしているようです。この仕事を維持するために、英語と日本語を猛勉強したことも功を奏したと。(今まで約16か国に帯同したらしい)カメラの腕に自信があって、それに語学力が加われば『ビジネスの幅が広がる…』というのを実践している人でした。ひょっとすると、インバウンドビジネスで高収入を得てるのは、彼らなのかな?と思った次第です。面白いのは、カメラマンが帯同しているツアーは、皆さん態度が良い(笑)。セミナー中も、真剣に参加しているか、参加している風を装っているのか?いつシャッターを切られても大丈夫なように、気を使っているようです。一方、カメラマンがいないと…居眠り続出です(笑)。そういった意味でも、カメラマンが帯同するツアーの方がいいですね。→レジャーサービス研究所
2024/05/25
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週刊トラベルジャーナル2024年1月29日発売号に特集記事を執筆しました。訪日外国人観光客の回復に伴い、免税制度の不正利用も増加しています。それに伴い、免税制度変更の議論が活発化しています。そこで改めて、私たちが担当する訪日遊学ツアーの中でどんな不正や未遂があり、それをどのように防止しているのか?などの事例を紹介しました。合せて、制度変更後の中国人観光客の消費の変化について予想してみました。興味ある方は、ぜひご覧ください!→週刊トラベルジャーナル2024年1月29日発売号「中国人観光客の消費額がコロナ前と比較して…」という話を良く耳にします。「円安だから消費額は高くなる」と言う人もいれば、「中国経済の失速に伴い、消費も落ちるはず」と予想する人もいます。高級ブランド品などは、その時の為替次第だと思ってます。ブランド品目当ての場合、人民元に対してお得な国に行って買い物をします。消費額については、買い物はコロナ前の爆買い時代と比較するのは意味がないと考えます。それこそ、多数の不正があった時代なので、その時と同じ消費単価を目標にすべきではないでしょう。日頃貯め込んだ賄賂金で爆買いする。もちろん、賄賂自体が不正行為です。しかし、中国の国内は取り締まりが厳しく足がつきやすいので、海外旅行の際に消費する…など。よって、賄賂による収入が減ればその分買い物消費も減ります。(これは何も中国だけの話しではありません)そして、何と言っても欧米の高級ブランド品ばかり売れても、それほど日本にお金が残るわけではありません。そもそも輸入品を仕入れて、外国人従業員を雇って外国人客に販売してもらう。しかも、外国のクレジットカードで支払う…。こうしてみると、売上の多くが外国に流れて行くのがわかります。理想は、あくまでも日本製の商品を日本人の従業員が販売する…そんな消費を少しでも増やすことを目標にするべきだと考えます。→レジャーサービス研究所→レジャーサービス研究所のPodcast
2024/02/01
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今年は春節明けの3月上旬より、中国人の訪日遊学ツアーを再開しました。延べ30を超える団体客のアテンドやセミナーを実施してきました。いまだ本格的なインバウンドの再開には及んでない中国ですが、幸いなことに訪日遊学はフル稼働中です。その中でわかった訪日理由や購買動向の変化…などを週刊トラベルジャーナルにて、毎月『中国市場のトレンド先取り深掘り』で連載して来ました。個人的には、特にコロナ前との変化を中心に執筆してきたつもりです。不動産バブルの終焉などによる中国経済の失速が、様々な変化となって現れています。参加する人々にも変化がありました。わかりやすく言えば、かつてのような不動産成金系の人々は消えて、地方のスーパーマーケットのオーナーや飲食店チェーンの幹部など、生活に根差したビジネスを展開している方々が多くなった…というのが印象です。今後はどんな変化があるのか?引き続き、連載にて報告していきたいと思います。改めて、バックナンバーを並べてみました。何かしらの参考になれば幸いです。来年も、どうぞよろしくお願い致します。→レジャーサービス研究所===→【kindle】週刊トラベルジャーナル 2023年1/2・9合併号【連載】Case176『変わる中国人消費』→【kindle】週刊トラベルジャーナル 2023年1/16号【特集】『SNS手控えで本音わからず』→【kindle】週刊トラベルジャーナル 2023年2/6号【連載】Case177『訪日遊学ツアー再開への改善点』→【kindle】週刊トラベルジャーナル 2023年3/6号【連載】Case178『日本はまさに親子楽園』→【kindle】週刊トラベルジャーナル 2023年4/3号【連載】Case179『訪日旅行中の行動変化』→【kindle】週刊トラベルジャーナル 2023年5/1号【連載】『レジャー観光施設の役割の変化』→【kindle】週刊トラベルジャーナル 2023年6/5号【連載】Case181『人手不足と外国人雇用』→【kindle】週刊トラベルジャーナル 2023年7/3号【連載】Case182『ゲーム+観光の可能性』→【kindle】週刊トラベルジャーナル 2023年7/24号【特集】『視察ツアー阻むソフトの課題解決を』→【kindle】週刊トラベルジャーナル 2023年7/31号【連載】Case183『訪日行動ビフォーアフター』→【kindle】週刊トラベルジャーナル 2023年9/4号【連載】Case184『低成長時代からの学び』→【kindle】週刊トラベルジャーナル 2023年10/2号【連載】Case186『ライドシェアがない日本』→【kindle】週刊トラベルジャーナル 2023年10/9号【特集】『地元にお金が落ちる仕組みにしないと』→【kindle】週刊トラベルジャーナル 2023年10/30【連載】Case186『小さな変化から探る可能性』→【kindle】週刊トラベルジャーナル 2023年11/27号【連載】Case187『次は訪日ブライダル』
2023/12/31
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週刊トラベルジャーナル2023年11発売号に連載記事を執筆しました。10月下旬に中国のブライダル業界関係者の方々の訪日遊学に合流しました。一週間の遊学を終えた最終日に「これからの中国経済はどう変化するのか?」というテーマのディスカッションに招かれて、とても有意義な意見交換を聞くことができました。その内容の一部を紹介しました。興味ある方は、ぜひご覧ください!→週刊トラベルジャーナル2023年11月27日発売号中国人ビジネスマンと付き合う中で痛感したことの一つに「中国で話す時と、日本で話す時では意見が変わる…」というのがあります。特に現在は、中国の国内ではより慎重な意見しか語ることができません。話す際の単語も慎重に選びながら会話しなければなりません。しかしそんな彼らも、日本に来ると会話内容が変わります。北京で会った時には「日本はなんだか小さなマンションばかりで価値が高いとは思えない…」などと話す人が、訪日すると「中国のマンションはデカいばかりでメンテナンスが行き届いてないから価値が低い…」と呟いたりします。どちらかと言えば、日本で話す時の方が本音が聞けることが多いです。今回の記事も、訪日遊学の最終日に東京の会議室で行った「これからの中国経済について」のディスカッションの内容を紹介しました。特に印象に残ったのが中国経済の失速の原因についてです。一般的には、恒大集団をはじめとする不動産ディベロッパーの経営不振が常に代表的な原因にあがりますが、ディスカッションではさらにその手前の原因についてあれこれ聞くことができました。もちろん結論は一つではなく、業界や地域によって原因と今後の予測が違うのが印象的でした。→レジャーサービス研究所→レジャーサービス研究所ポッドキャスト
2023/12/25
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週刊トラベルジャーナル2023年10月30日発売号に連載記事を執筆しました。国慶節期間中に訪れた5組の旅行客と、食事や買い物、観光などご一緒しました。その際に、彼ら彼女たちが驚いたり感動したり、惜しいと思ったことなどを事例としていくつか紹介しました。興味ある方は、ぜひご覧ください!週刊トラベルジャーナル2023年10月30日発売号処理水問題がある中で、家族や親族と訪問する人々は、自分の目や体験を信じるタイプの人で、ネットの情報に振り回されない様子でした。当然、日本では魚介類と肉料理三昧で、「訪日の動機はグルメ」が共通点でした。中には「イタリア料理もフランス料理も日本で食べた方が美味しいかった」という感想も…。今や彼らにとっては「日本=日本料理」ではなく、「グルメ大国」なのだとか。実際に、毎日違う国の料理を楽しむ家族もいました。ちなみに、処理水問題で中国人客がコロナ前ほど戻ってないことについてどう思うか?を尋ねると、「このくらいの旅行者数でちょうどいいと思う。とても快適だった。第一、非日常を味わうために海外旅行するわけで極端なことを言えば、中国人ができるだけ少ないところに行きたい…。」など、ほぼ同じ意見でした。一刻も早く観光客数を回復させたい観光庁と、これ以上復活して欲しくない中国人客。何とも皮肉な状態に思えた次第です(笑)。→レジャーサービス研究所→レジャーサービス研究所ポッドキャスト
2023/11/02
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週刊トラベルジャーナル10月02日発売号に連載記事を執筆しました。最近、ようやく議論が高まりつつあるライドシェアを取り上げました。テレビ番組やネットでも、徐々に目にするようになったのは歓迎すべきことです。ただし、そうした議論の多くは、そもそもライドシェアを使用した体験がない人、海外旅行で使用した人、そしてタクシー業者…の3つの立場の人々で行われています。本来なら、そこにライドシェア企業で働く人やプラットフォームの開発者などが参加すれば、より現実的に議論が深まるのに…というジレンマを感じることもあります。私たちは、2016年から中国のライドシェア『DiDi=滴滴出行』の幹部研修やオペレーションセンターのSOP開発などを担当してきました。現在もCS推進室の幹部研修などを担当しているので、業者の立場ではありますが、延べ7年間に渡ってこのようなライドシェアはどのような問題が発生して、それをどう解決しながら進化してきたのか?をある程度理解しています。そこで今回はそうした立場から、ライドシェアの現実的な効果について執筆しました。興味のある方は、ぜひご覧ください!→週刊トラベルジャーナル2023年10月2日発売号→レジャーサービス研究所
2023/10/02
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週刊トラベルジャーナル7月31日発売号に連載記事を執筆しました。3月上旬以降、訪日遊学ツアーを称して、中国人経営者を中心とするビジネス探求+観光をセットにしたツアーが大盛況です。私たちも、現在まで約30のツアーを企画しアテンドしてきました。コロナ前の2019年と今年の訪日遊学ツアーに参加する中国人経営者たちのプロフィールの違いや、行動や消費の違いをレポートしました。中国の経済が不調になったことで、様々な変化が起きてます。興味のある方は、ぜひご覧ください!週刊トラベルジャーナル7月31日発売号→レジャーサービス研究所
2023/08/17
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週刊トラベルジャーナル7月24日発売号の特集に記事を執筆しました。政府が掲げる『新時代のインバウンド拡大アクションプラン』の中で、特に注目されているのが『ビジネスツーリズム』の強化です。私たちは普段から訪日遊学ツアーを企画提案し、実際に今年はすでに20組を超える中国の経営者の遊学ツアーのアテンドやセミナーを実施してきました。その実務体験から、ビジネスツーリズムを強化するに当たっての課題を提示しました。興味のある方は、ぜひご覧ください!↓週刊トラベルジャーナル7月24日発売号
2023/07/30
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これはツアー参加者の鄭さんが京都のフリータイムに撮影した写真(わざわざ送信してくれました)。着物の着付だけでなく、ヘアメイクまでバッチリです。彼女曰く「本当は、京都で着物で写真を撮影するためにツアーに参加しました(笑)。以前は秋の京都を訪問したので、今回は初夏の京都を狙ってました」とのこと。こうした事例でもわかるように、コロナ前と比べて、より本物志向になってきたと思います。→レジャーサービス研究所
2023/07/08
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→週刊トラベルジャーナル2023年4月3日号に執筆しました。連載を始めて14年目を迎えて、タイトルが変わりました。3月初旬から中国人の遊学ツアーが再しました。かつて(2019年)と何が変化したのか?改めて突きつけられた課題は何か?…など、実際のツアーで気がついた事例を紹介しました。引き続き、よろしくお願いします。→レジャーサービス研究所
2023/04/25
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現場の仕事が増えて来ると、手離せなくなるのがこのノート。サッカー日本代表の森保一監督愛用のコクヨのB6ノート。近所のセブンイレブンに買いに行ったら、あと二冊しかなかった(^^;。いつもすぐに売れてしまうらしい。ちなみに、先日アテンドした中国人経営者たちが、日本到着後に真っ先に爆買いしてたのがこのノート!サッカー好きには堪らない土産みたいです!聞けば、他国の監督と違って、派手なパフォーマンスもなく、スーツ着てメモを取り指示を出す姿がクールなんだとか。個人的には、スマホがあればいらない…と思っていたけど、ワールドカップ以後、ノートを真似してみると、やはりメモの方が忘れないのを実感した次第です。(年をとると…)→レジャーサービス研究所
2023/03/19
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一般団体ツアーはまだ解禁になってないですが、2月の下旬くらいから、中国人訪日遊学ツアーが本格的に再開されました。参加者は基本的には経営者や企業の幹部の方々。ツアーの内容をざっくり言えば、展示会の視察を中心に企業訪問&交流や各施設の視察、それにセミナーへの参加が約7割、残り3割が観光…と言った内容です。4月以降のツアーにも申し込みが殺到している様子。私たちのところにも、毎日問い合せが来ます。低成長経済に突入した中国で、これからはどんな経営・ビジネススタイルに変化しなければならないのか?がメインテーマ。訪日後にアテンドしてみると、SONYの注目度が高かったのが印象的でした。社内で人材を育てて抜擢することで、経営者の交代を可能にしている。しかも経営危機を脱して、気がつけば新たなビジネスモデルに変身していた。中国企業の多くは、社外からスカウトしてくることがほとんど。それでも結局は、派閥化→分裂のパターンに陥ってしまって、企業の寿命は長くならない…。そうした理由で、日本への注目度が高まっている…と言うのが実態でした。これもコロナ架後の大きな変化と言えるでしょう。→レジャーサービス研究所
2023/03/15
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オンラインセミナーより抜粋です。↓音声mp3【インバウンド】中国人客の爆買いは戻るのか?
2023/02/06
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週刊トラベルジャーナル2023年1月16日の特集に記事が掲載されました。→キーワードで占う2023年
2023/01/27
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週刊トラベルジャーナル 2023年1/2・9合併号にて連載Case179「変わる中国人消費」が掲載されました。→週刊トラベルジャーナル 2023年1/2・9合併号
2023/01/19
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先日、上海のブランドリユース企業のオンライン会議に参加しました。日本で言えば『コメ兵』のような企業です。2022年には、それまで大人気だったブランド品の売上が急減するなど、様々な変化が見られるため、今後の仕入れ・販売計画を話し合いました。今後は、どんなブランド、商品が売れるのか?売れなくなるのか?などの分析予測は毎週行われています。中国人の中流・富裕層の高額爆買い品の代表と言えば高級腕時計があります。2019年は日本でも中国の国内でも飛ぶように売れました。理由は中古市場=リユース市場が活性化していたからです。2次流通市場とも言います。かつては不動産以外の資産と言えば『金』が主流でした。資産としての価値が安定している上に、高級ブランド品と比べて偽物の流通が少ないからです。しかし2010年代になると、下取りの精度が飛躍的に高くなり、偽物の流通が激減しました。長年、偽物の流通に悩まされていた中古市場に、IT技術が導入されるようになると安心して売買できるようになりました。そのお陰で、中古市場が活性化してきました。その代表例は自動車です。下取りの精度が上がったお陰で、中国の自動車市場は世界一に飛躍することができました。『いざとなれば売れる=資産価値がある』中国人富裕層の購買力を獲得するのは、いつでも資産価値があるかないか?次第です。しかし、コロナ架でこの中古市場にも変化が生じています。人気商品だったロレックスが売れなくなってきました。その理由はさまざま語られていますが、このように「このブランドは絶対に大丈夫」という商品は存在しないのも中国です。そのロレックスは、正規ロレックスと称して、リユース市場に参入を始めました。目的は、市場価格の安定化を図るためです。その効果はどうなるのか?注目されています。他にも、高級ブランドバッグやジュエリーに限らず、ホビー、レジャー用品に至るまで、今後の売れ筋を知りたいなら常に中古市場をチェックすることが重要です。
2023/01/09
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↓音声mp3【インバウンド】冬の遊学ツアーの企画
2023/01/06
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台北では、書店巡りをしましす。インバウンド関係の仕事に役立てるためです。ネットの時代であっても、著者が明記されていて、情報源に信頼がおける書籍の人気は維持されていると言います。ネットでは偽名が多く、発信される情報の信ぴょう性はまだまだ怪しいものが多数混ざってますから。書店では、日本旅行に関するコーナーを探します。それぞれの地方がどんな風に紹介されているか?どんな切り口で特集されているのか?など、あれこれチェックします。日本版の翻訳本でなく、台湾の方が取材編集した本や雑誌がお目当てです。すると、私たちが思いつかなかった盲点がいくつも発見できて、インバウンド関連の仕事にとても役に立ちます。なので、よくセミナーで台湾の書籍からの事例を紹介します。2019年までは、年に4回は書店巡りして季節ごとにチェックしてました。今回は3年ぶりだったので、当然ですが前回と大きく変化してたので、チェックに時間を要しました。次回は春ごろを予定してます。→レジャーサービス研究所
2023/01/05
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↓音声mp3【インバウンド】韓国の強みと悩み「見た目至上主義」
2022/02/23
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https://t.co/K2d0PQwCqY— 斉藤茂一 (@shk3110) July 25, 2021
2021/07/25
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https://t.co/w9FuBFFxFQ— 斉藤茂一 (@shk3110) July 3, 2021
2021/07/03
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https://t.co/VYOxSFmXWe— 斉藤茂一 (@shk3110) June 6, 2021
2021/06/10
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https://t.co/O2cyTVYCiw— 斉藤茂一 (@shk3110) May 24, 2021
2021/06/07
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オンラインセミナーより抜粋です。【音声】→駅前徒歩15分の観光.mp3<主な内容>●住宅は狭いが不便でないわけ●徒歩15分圏内で便利に暮らせる街●巨大な冷蔵庫は不要
2021/02/01
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一口に中国人観光客と言っても当然ながら様々な人がいます。一般的にイメージとしては、声が大きくて態度もデカくて、ギラギラ&ガウガウ系…を連想する人も多いでしょう。しかし、毎回20-30人くらいの遊学ツアーを担当してみると、ガウガウ系もいれば、人前で意見が言えない小声の草食系もいます。もちろん、オタク系もいればやたらに周囲に配慮ばかりする気遣い系もいます。ただ、全体として行動していると、ギラギラ&ガウガウ系が目立ってしまうので、何やら「中国人客=うるさい・騒がしい」と思われているのも事実です。遊学の最終日に空港に見送りにがてらに訪日の感想を聞きます。特に草食系や気遣い系の人にはこちらから積極的に聞き出します。ギラギラ&ガウガウ系の人たちは、ツアー中に何かあればすぐにクレームを訴えて来るし、感動すればギャンギャン喜び騒ぐのでわかりやすいです。そして、そうした出来事をいちいちSNSにアップします。しかし、草食系と気遣い系の人はこちらから尋ねなければ何も言って来ない…。SNSも記念撮影程度のみ…。(だからSNSの情報はどうしても偏りが出ます)なので空港へのバスの中や空港内では積極的に感想を聞くようにしています。そして、聞いてみると毎度のことながらこちらが気づかなかったこと、見落としていることなど参考になるし、反省するご指摘もあります。その一部を話しました。→【インバウンド】中国人観光客の不満「接客ガッカリ編」
2020/11/08
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仕事柄、中国をはじめ海外出張は年に20-30回。そんなわけで、ショッピングモールや百貨店より空港のショップに足を運ぶ機会の方が圧倒的に多いです。気がつけば、持ち物のほとんどは空港のショップで買ったものばかりです。そこで気づくのは、海外の空港と比較して、成田や羽田、関空に新千歳空港のショップの賑わいは群を抜いてることです。いわゆる免税品の人気はどこも似たようなモノ。しかし、お菓子や食品で行列ができる空港は珍しい。中国人をはじめアジア諸国の人々だけでなく、欧州の人々もお菓子をカゴに入れてレジに並んでます。そういうシーンを見ていると日本はお菓子王国なんだなぁと実感します。お菓子自体はたいていの国でも造れます。では、海外と日本は何か違うのか?なぜ、日本のお菓子は種類が豊富に進化できたのか?そんなことを語ってみました。↓【インバウンド】日本はお菓子大国?
2020/10/25
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この数年の日本のシティポップ人気は中国でも徐々に広まって来ました。先日、遊学で訪日した中国人経営者の方々18人を案内しました。その中にも日本のシティポップ大ファンと言う方が6人いました。中には「子供の影響で好きになった人」もいます。その息子さんが見ていたシティポップの動画を覗いて、まず最初に驚いたのは、演奏技術と音質だと言います。中でも、日本を代表するフュージョンバンド『カシオペア』のライブ映像でした。以下、何に驚いたのか?主なコメントです。→Casiopea LIVE 1985「その楽曲と演奏技術も素晴らしいが、さらに驚いたのは、80年代のライブで使用していた楽器と機材。ヘッドレスでおまけに5弦のベース、ギターもベースもワイヤレス、シンセドラム、、、しかもステージ上の楽器も機材もほとんどYAMAHA。この時代ですでに、ノイズやハウリングを起こさない。その圧倒的な音質の良さに感動した。つまり日本の80年代は、シティポップに限らず、ジャズ&フュージョンに至るまで素晴らしいアーティストがたくさんいて、その演奏とクオリティを支えるあらゆる技術も保有していた…そのことに大いに驚いたし、同時に愕然とした。それは近年はスマホに代表されるようなIT分野などを中心にあらゆる分野で、すでに中国は日本のテクノロジーを追い越したと思っていたけど、そういうのはまだ一部なんだと言うことがライブ映像を見て実感したし、日本を舐めてたなと思いました」」などなど、大変熱く語ってくれました。ちなみにかなり音楽業界に詳しいようなので理由を聞いてみると、3年前からライブハウス事業にも投資しているとのことでした。尚更実感できるんでしょうね。案の定、この中国人経営者は日本滞在中に、楽器屋とCDショップ巡りをしてました!何しろ80年代のライブ映像から、これだけ色んなことを考える人も凄いなと思った次第です。何より、個人的に高校時代からカシオペアのファンなので、自分ごとのように嬉しかったのが正直なところです(笑)。~~~~~~~~~~~~~~~~~~レジャー・サービス研究所上海楽暇堂商務諮詢有限公司斉藤茂一http://www.lsi-web.net/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2019/07/06
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先日、中国人経営者たちの遊学のアテンド仕事で東京ディズニーシーをご案内しました。現地に到着すると、総勢25人のうち、4人が乗り気でない様子。女性経営者4人組で、訪日中いつも一緒のお仲間とのこと。「心ここにあらず…」と言った感じで、本音は「銀座でブランド品を買いたい」でした。「明日は、銀座の予定だから今日のところは…」と主催者がなだめてました。入園して30分くらいしてトイレ休憩後に全員集合すると、少し遅れて4人組が走って来ました。しかも全員カチューシャをつけてご機嫌!カチューシャを買ってからの4人組は楽しみ方も変わりました。『自撮り合戦』が始まり…やがて、爆買いモードへと移行しました(笑)。俗に言う『ディズニーの世界観』に入ったのでしょう。考えてみれば彼女たちが買ったカチューシャは、日常生活には全く使えないモノです。少なくとも帰国時の空港では外すはずです。例えば、お子さんのお土産にミニーマウスのキーホルダーを買った…くらいならわかりますが、ディズニーに全く興味がない人たちがパークに入園後に雰囲気や環境に影響されて『自分用のカチューシャ』を買ってしまうのは、凄いことです。銀座の百貨店などでよく見かける中国人の爆買い光景とは違います。百貨店の場合は、事前に『買い物リスト』が決まっていて、それを買い求めているケースがほとんどです。現地の雰囲気で爆買いしているわけではありません。しかし、今回の東京ディズニーシーの場合、この4人組は興味がなかったので、当然何も買う気はありませんでした。つまり購買意欲「0」の人に、爆買いのスイッチを入れる仕組みがあると言うことになります。それは小売業界から見れば『魔法のスイッチ』と呼ばれるほど羨ましいものです。では、その『魔法のスイッチ』の正体は何か?そこに注目が集まるのも当然です。ちなみに、東京ディズニーシーからホテルに戻って会食中に、「今日はお疲れ様!明日は予定通り銀座の買い物タイムでいいですね?」と確認すると、4人組は「私たちは東京ディズニーランドに行きたい!」と言い出す始末。「買い物はどうするの?」→「ネットでも買えるから…」と言うことで、結局、銀座チーム7人と東京ディズニーランドチーム18人に分かれることになりました(笑)。~~~~~~~~~~~~~~~~~~レジャー・サービス研究所上海楽暇堂商務諮詢有限公司斉藤茂一http://www.lsi-web.net/~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2019/06/26
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現在北京に出張中なので、オリンピック中継が見れません。 テレビをつけても、中国人選手が中心の試合ばかり。 当然ですね。 そこで、頼みの綱はYoutube。 しかし、中国で見るにはVPNを使わなければならない。 しかも、毎回繋がるわけではありません。 いつもなら大目にみるけど、 今回はほとんど繋がらなくてイライラはピークでした。 それがやっと約4日間ぶりに繋がった時の嬉しさったらありません。 しかも、福原愛ちゃんのインタビュー。 感動2倍で涙腺がゆるゆるに、、(笑)。 中国は、Free Wifiが充実しているという人もいるけど、 やっぱり外国人の立場では、 YoutubeもFacebookにも繋がるネットフリーの方がいいに決まってます。 帰国したら、 オリンピックの録画を見るのが楽しみです!
2016/08/21
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14日、広州のショッピングモールで現場研修を終えて反省会の時のこと。私の中国のパートナーで国際添乗員の朱さんのスマホが着信の音が鳴り続けました。(正確にはバイブにしてましたが…)休憩時間に確認すると、朱さんの後輩たちで、現在、熊本、大分にツアー中の添乗員たちからの連絡でした。私たちは、昨年から中国の旅行会社からの依頼で、新人添乗員たちの研修を担当するようになりました。毎年、増え続ける訪日旅行客。しかし、肝心の日本語が話せる添乗員が不足しているのが実情。日本語が話せる人がいたとしても、たいていは、元日系メーカーの工場で通訳をしていた…という人がほとんどで、旅行業界の人はほとんどいません。日本語は話せても、日本のことはほとんど知らないわけです。仮に観光地やそれにまつわる歴史は覚えても、添乗員はサービス業なので、そちらのスキルが追い付かない…そんな感じでした。私たちが特に力を入れたのは、ズバリ「震災時の対応」です。東日本大震災の教訓です。あの時も、添乗員や現地のガイドがパニックしてしまい、トラブルが多発しました。その教訓を指導に活かしてレクチャーしました。例えば持ち物も、添乗中のモバイルバッテリーは10000mAh以上で、できればソラー付きの大型容量を持参の徹底。いざという時に連絡がつかない…のは最悪なので。パニック防止のためです。さらに役に立ったのは、訪日旅行を担当する添乗員同士のSNSのグループチャットです。普段は、「雨が強くなったので、この辺で他にお勧めスポットはないです?」などの相談がアップされると、土地勘がある経験者がアドバイスをアップする…という具合です。これは特に傷病人がいる時にも役に立ちます。「この辺で、中国人客対応OKの病院知りませんか?」「○○病院ならOKです」などのやり取りがあります。もちろん、私にも質問が来るので、わかる範囲で答えるようにしています。今回はこのSNSグループが大変役に立ちました。運悪くこの時、熊本や大分でツアー中だった添乗員は、たまたまキャリアの浅い新人たちで、土地勘もなく、皆地震も初めての体験。それで、各自が一斉にチャットで質問し、それに先輩たちがアドバイスする…が繰り返されていたわけです。私たちがすぐに指示したのは、旅行客への今後の対応でした。パニックする旅行客に落ち着いてもらうために、添乗員がこれからやろうと思っていること、仲間からのSNSのバックアップの体制、日本の震災時の避難の流れ手持ちの物資の確認避難所、補給所の確認…などを説明してもらいました。さらに、提示ごとに最新情報の伝達。誤報に惑わされないため、SNSの使い方も細心の注意を払いました。「多分…」の表現があったら、すぐに指摘して削除する…ことです。情報の出どころがハッキリしないものはNGにして、いかに正確な情報を現地の添乗員に送り続けるか?が重要です。地震発生後3時間後には、震災に関する各種情報が中国語で一目でわかるリストを一覧化して各自に配信しました。教訓は、現地のガイドさんたちがこうした教育を受けている人いない人の差が激しいこと。講習で受けたことある、、、程度の人は実際にはパニック気味になります。情報伝達もいい加減になりがち。この辺は、受け入れる日本側の強化が求められます。また、改めて感じたのは、言葉が通じない環境の中での震災は本当に恐ろしい…ということ。この4日間のやり取りをしっかり分析して、今後に役立てたいと思います!★レジャーサービス研究所のホームページ★中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”価格:1,470円(税込、送料別)
2016/04/19
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中国でビジネスをしていると何か決める時に「中国企業は速いが日系企業は遅い…」と言われるシーンを見かけます。確かにそう実感できることがあります。しかし、それが良いのかどうか?はまた別。私たちの現地での仕事の体験から言えば、例えば、中国企業は「来月の中旬に販売員研修をして欲しい」という依頼があります。先の長いものでも「再来月お願いします」くらい。。中には「再来週」というケースも…(-_-;)。対して、日系企業の場合は速くても3か月後でたいていは6カ月先とか、一年後の予約もあります。つまり、多くの日系企業は年度計画を綿密に立てて実行に移すのに対して、中国企業の多くは「思いつき、行き当たりバッタリ」で年間計画を立てない。あっても「取りあえず作成してもので、見てない」となります。一概にどちらが良くて悪いとは言えません。どちらにもメリット&デメリットがあるでしょう。中国企業の場合は、市場や現場の変化に対応しやすいのかもしれません。半面、「経験、勘、度胸」が優先されてしまって、(だからそういう人材ばかり育ってしまう)極端な話「博打のようなビジネスの連続」になりがちです。そして、失敗した時にそもそも原案の計画がないから軌道修正や改善ができない…というリスクもあります。日系企業の場合は、付き合う私たちのような外部業者も、十分に準備ができるので、良質な研修を提供できます。半面、綿密に練られた計画があるゆえにそれに縛られ過ぎて市場や現場で急激な変化があった際の対応が遅れがちになります。(ただし、多くの中国企業はまだ若く、創業者がオーナーの場合がほとんどで、それが決断の速さを生んでいるのに対して、現地の日系企業は多くはサラリーマン社長が多い…という側面も見逃せません。)それでこの2年間くらいは、この両面を持てる企業になろう!と、改革を進める中国企業が出てきました。(創業者オーナーのリタイヤが近づいてきた…など)ある中国の大手企業は、オーナーは東京に居を構えて、毎月、中国と日本の半々生活にシフトして、じっくり日本式を体験&研究することに専念しています。今までイケイケ高速型だった自信のビジネススタイルを中速型にスローダウンさせようとしています。ある地方の中堅企業のオーナーは、成長期に甘い汁を吸いまくった幹部たちの自己改革は無理と判断して、若手社員にバトンタッチを加速したいと、日本式の教育を取り入れたいと年間計画で依頼してきました。それぞれどんな成果が生まれるのか?楽しみです!★レジャーサービス研究所のホームページ★
2016/03/02
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訪日外国人観光客の増加に伴い、収益アップの恩恵に預かる企業も増加中です。一方で、様々な問題点も増加中で、マナーや迷惑など連日のように報道されています。そんな中、意外に見逃されている問題があります。それは「恩恵の分配がうまくいかない」ということです。外国人観光客の圧倒的に恩恵を預かっているのは様々あってその筆頭は「爆買い」でホクホクの小売業です。それに出張族のホテルが予約できないほど稼働率が上がった宿泊業。それからエアラインに空港、、、などがあります。その分、とても大きな負荷がかかっている典型も空港のグランドスタッフです。海に囲まれた日本。およそ2,000万人もの外国人客のおよそ9割以上は飛行機で訪日しますから、空港利用率は上がり続けます。その対応はますます多忙になります。そのせいか、せっかく学校を卒業してグランドスタッフになっても、2-3年で退職、、、という人も増えていて、どこも人手不足状態に。それを大いに実感したのが「面接」です。最近は、メーカーのショールーム、ショッピングモールなどの採用面接を依頼されることが多いのです。(もちろんインバウンド対応のため)先日、あるショッピングモールの面接館を担当していた時も面接25人中、8人が空港のグランドスタッフ経験者でした。こうしたインバウンド関連の面接で、グランドスタッフ経験者が来ない時がない、、、ほど良くみかけます。そして、退職理由を聞くと、●早朝から深夜までの超変則的なシフト勤務●客数はどんどん増えて、仕事量も増える一方●立ち仕事に大きな重たい荷物の取り扱いで腰痛が治らない、、、●便数が増えれば、その分、遅延欠航も増えて、それに伴うクレーム対応も過激さを増していく、、、客数は増えてもスタッフの人数はそれほど増員されないし、給与も【安い?し)上がらない、、、という矛盾を感じて退職する人が後を絶ちません。など、過酷な労働の実態が浮き彫りになります。ある意味で「日本の玄関」が一番忙しいし、これからもますます忙しくなるのは間違いありません。加えて、日本ではより良いサービスを求められます。諸外国のように「この料金、この給与ならこのくらいのサービスでOK」というラインがないも同然で、エコノミー客だろうが高いサービスを提供し続けなければならないし、その要求もますます過激?になってきます。そして、それに嫌気がさして辞めていくスタッフが増えている、、、すると現場は段々とキャリアの短い新人に近い人ばかりになりつつある、、、そうした矛盾の狭間で放置された職業にも目を向けて何らかの対応先を講じなければならない時期に来ています。基本的には儲かっている産業なので、こうした犠牲をなくす次のステージに向かわなければならないと思います。(この事例の限らず…)インバウンドの恩恵をどう分配すれば良いのか?さっそくある会議で、議題にしたいと考えています。★レジャーサービス研究所のホームページ★
2016/02/29
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日本人客は、 トイレットペーパーを流してしまうから、、、 相変わらず逆流事件が起きるようです。 だから、 日本人観光客がチェックインするかと、 「緊張する」とのこと。 ホテルのスタッフにとっては、 マナーが悪い客ということでしょうね(笑)
2016/02/15
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20105年12月7日発売の週刊トラベルジャーナル。今回の連載記事「中国人客の購買パワー獲得術」のテーマは、Case91「効果あるセミナーの要件」です。↓<週刊トラベルジャーナル2015年12月7日号>今年、特に多かったのが「インバウンドに関するセミナーを開催したいけど、誰に頼んだらよいのか?」という相談でした。もちろん、中国人客の販売接客に関わる範疇は私が担当しますが、それ以外にも様々なジャンルがあります。国ごとにも違うし、宿泊施設、飲食、体験、集客、翻訳、宣伝、、、など、切り口によって専門家が違うから探すのは大変です。たまに「インバウンドの専門家」と名乗る人もいますが、、、全地域を網羅する専門家には、今まで一人も会ったことありません(笑)。専門家を名乗る人や業者には、それぞれの専門分野があるし、一方で実務はしたことはないけど「見聞きしているだけの未専門分野」があります。しかし、商売上「全部知ってます!できます!」と言い張る業者が増えてしまうので、それらのウソを見破って、専門の部分だけをくみ取ってセミナーを依頼することが出来ればよいわけです。例えば私たちの場合、インバウンドに関する専門分野は、地域で言えば、中国と台湾が専門。カテゴリーでは「販売」「接客」「誘致」が専門、、、という具合です。だから、カナダ人団体客のホテルの受入れ対応を教えて欲しい、、、と言われても「知りません」となります(笑)。そうした、それぞれ専門分野の見極め方や判断基準の参考例を執筆しました。参考になれば幸いです!★レジャーサービス研究所のホームページ★
2015/12/12
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「爆買い」が流行語になったとか…(^_^;)。ご本人たちは、あまり良い言葉ではないと思っているのに(中には不快に思っている人も…)マスコミは相変わらず爆買いという単語を使いまくってますね。そこには「おもてなしの心」はないのでしょうか?私自身は、雑誌の連載などで爆買いのような「言葉選び」をもっと慎重にするべき…と主張してきました。相手に対してのマナーもあります。一方で「キーワード化」することで、日本全国がいつもワンパターンになってしまうからです。先日も北京から団体を誘致してアテンドしました。すると以前とは違った感想が聞こえて来ました。その典型が…どこに行っても同じような店と商品陳列になってしまって、免税はうれしいけど、反面、どこに行っても似たような店ばかりになってつまらなくなった…という声もありました。テレビやネットのニュースが偏ってしまうため、人気商品ばかりを取り上げてしまうから、店側も「我も我も…」とワンパターン化現象がが起きてきます。この団体の70%は訪日リピーターなので、尚更そう感じるのかもしれません。そんなリピーターはどんなモノを買うのか?こちらはあまり報道されないので、一部参考までに紹介します。今回は●シマノの自転車の変速機、●ヨネックスのバトミントンラケット●吉田カバン●ヤマハのギターウクレレ●メガネ●フリーズドライ食品●高齢者用ショッピングカート●ペット用品●東急ハンズオリジナルのスーツケース●スキーウェア…など、徹底的に「自分の欲しい物」の買い物が中心でした。ちなみに、探したけど買えなかったモノは…●アライのヘルメット●竹内まりあのCD●三浦知良のユニフォーム●戦艦長門のプラモデル(なぜ「大和」ではなく「長門」なのか?不明です:笑)…などでした。このようにリピーターのアテンドをしてみると、買い物の中身が多様化しているのが良く分かります。マスコミの報道と随分違うというのが実感です。その理由は、たいていのテレビ報道は、テレビ局から比較的近い銀座のラオックスや百貨店ばかりを取り上げて取材してしまうので、どうしてもワンパターンになります。今後のマスコミの課題は、傾向をパターン化しづらいリピーターに関する情報をどのように取材し伝えていくか?になるでしょう。ちなみに、最後までクレーム?だったのは、アライのヘルメットでした(笑)。世界最高峰のF1やMotoGPの選手に支持されている世界最高級品のアライのヘルメットがなぜ、銀座や渋谷、六本木に売ってないのか?と。(上野に行けばあるんですけど…:笑)いつもながら、気がつかないご指摘が多数で、勉強になりました。★レジャーサービス研究所のホームページ★
2015/12/08
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今年はほぼ毎月、時期によっては毎週のように中国からの訪日旅行客(私たちのお客様)が来ます。年末は特に、あれこれ準備や予定についてのやり取りに追われます。そんな時は昨年の同時期の業務日誌が役に立ちます。起こりうるトラブルが予測できるからです。そんなことをしていたら、昨年の同時期の業務日誌と見比べてみると、大きく変わった点に気がつきました。それは、訪日前に「Wifiルーターの手配」を頼まれることがほとんどなくなった、ことです。原因は、上海や北京の空港にプリペイドSIMカードの自販機が登場したからです。これにより、出国時に気軽にSIMを購入できるようになりました。(日本、台湾など中国人に人気の観光地のSIMが並んでいます)基本的に中国のスマホはSIMフリーなので、これを購入すれば日本でも自由に使えます。以前はWifiルーターを借りてましたが、やはり面倒とのことで、プリペイドSIMは大好評です。反対に意外に面倒なのは、日本から関係業者の方々が上海や北京に来る際に、Wifiルーター持参を勧めることです。日本の携帯の多くはSIMロックがかかっていて、海外に旅行出張の際に、現地のプリペイドSIMが使えない…という弱点があります。なので、出国前にモバイルWifiルーターを持参しなければなりません。しかし、それにしても現地で電話連絡ができないわけです。まぁ、その場合はLINEで通話するようにしていますが…。だから、出国時にはしっかりLINE仲間に登録しなけれなりません。それに見ていて可愛そうなので、中国滞在中は、スマホとWifiルーターを持ち、さらにその両方を使うとバッテリーの消耗が激しいので、大きな充電池を持ち歩くことになります。プリペイドSIMが使えれば、いつも通りにスマホだけでOKなので、日本人が外国に行く時の方が不便に見えてくる今日この頃です(笑)。(私のスマホはもちろんSIMフリーです)★レジャーサービス研究所のホームページ★
2015/11/30
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ある地域の商店街で行われたインバウンド対応研修会でのこと。私の講演が終了して、ディスカッションの時間になりました。テーマは外国人観光客の受入れ姿勢で、ようするにどの程度まで積極的に受入れていくか?というもの。テーマの一部を具体的に紹介すると、例えば「民泊」をやりたい人も多数いる一方で、反対する人たちもいる。こうした話題に関して、喧々諤々「あーでもない、こーでもない」とやりあいましょう…というもの。(もちろん私が提案しました:笑)約60分程度、賛成派と反対派で喧々諤々やると、反対派が優勢になりました。「地域の活性化」「空き部屋、空き家の有効利用」など賛成派が語れば、「治安の悪化」「マナーの悪化」など、反対派の応酬が続きました。まぁ、たいていの議論は反対派が有利になりがちです。相手の意見を潰せば良いし、賛成派は受け身で防御っぽくなります。最後はやはり「地域住人の安全と快適な暮らしが最優先で、それが保証できない限り民泊はあり得ない…」という反対派の意見でまとまりそうでした。ところが、最後に、70歳を超える高齢の女性が手を挙げて発言しました。この地域にとっては大変重要な発言だったらしく、議論が振り出しに戻ったほどでした。その一部を紹介します。===「地域の安全、、、そもそもこの地域は安全だったんですか?ほんの10数年前まで、この地域は暴走族とかチンピラみたいな不良が多数いたでしょう?コンビニで万引きしたり、ガソリン盗んだり…、グループの闘争があったり、爆音たてて数百台のバイクや車で商店街の中を行ったり来たり…時には破壊行為をしたり…。当時の私たちのお店も、何度も万引きにあいました。そりゃあおっかない思いをしましたよ。私の娘も息子も中学生の時、リンチにあいました。そんなことが70年代からズーッと続いてました。私たちはその中で子育てをしながら働いて来ました。ある意味でたっぷり地獄を味わいました。それから比べたら外国人観光客のマナーやわがままなんて…本当に問題ですか?深夜まで大声でうるさい、ゴミのポイ捨て、立小便、、、そんなの日本人だってやってたはずです。反対派の中の人にも暴走族してた人が何人もいるでしょう?万引きしたでしょう?自分たちが散々住民にかけた迷惑を棚に上げて、いきなり地域の安全とか快適を議論しないで頂きたい。今回の反対派の人たちは見た目が怖い。睨まれたら委縮してしまいます。そういう態度が変わってません。脅せば何とかなる、、、そんな世の中や地域社会はやっぱり地獄です。それに「お客様」のマナーやわがままはある程度耐えられるもの。お金を頂くお客様で商売の一部として対応しなければならないはずです。何より、外国人観光客の大半は地域のマナーがわからないだけで、住人に迷惑をかけようとしてやっているわけじゃない。だったら彼らが理解できるようにこちらも努力すれば解決できるでしょう。だけど暴走族や不良たちは違いました。迷惑はわかっててやってたんです。迷惑をかけるのは外国人ばかりじゃないはずです。外国人を排除するのではなく、迷惑をかける人たちを排除するべきです。破壊されたり脅されたりするのに比べたら、マナーの悪さなんでどうってことありません。少なくともこの私たちの商店街を廃墟にしたのは外国人観光客ではなくて、地域住人たち日本人なんです。地域が住みにくくなるのを外国人観光客のせいにするのは本当に飽きれます。私は今、英語の勉強を始めました。孫たちはインバウンドで地域が活性化されるのを楽しみにしています。暴走族や不良たちとは日本語でも通じ合えなかったけど、外国人観光客は、英語さえ話せれば理解し合えます。そして商売ができます。だから私は民泊にも…インバウンドに関するものには積極的に賛成していきたいと思っています。」===商店街の問題は地域特有の問題が潜んでいます。参考になれば幸いです。★レジャーサービス研究所のホームページ★
2015/11/22
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この春から上海に設立した新会社のメンバーに元日系の化粧品会社で販売員→全国のトレーナーをしていたChris(中国名「楽さん」)がいます。(日本への留学経験ありで日本語は堪能です)現在は、私たちと一緒に中国国内のショッピングモールやアパレル、観光施設の従業員の教育を担当しています。そのChrisが久しぶりに訪日して、最近の日本の接客やサービスを視察して上海に戻って来た時のこと。ためになったことを教えてくれた後に「気になったこと」も報告してくれました。それは、百貨店やショッピングモールで働いている中国人従業員の接客と言葉遣いでした。銀座でも「ちょっとその言葉遣い、言葉選びはないだろう…」とヒヤヒヤするシーンに何度も遭遇したとのこと。ようするに、3-4年前とは違って、中国人販売員不足で、極端な話、中国語を話す中国人なら誰でもよい状態に近いものがあるようで、言葉遣いと言葉選びのレベルが同じ中国人からみれば相当レベルが低いというのが気になって仕方なかった…ということでした。考えてみれば、日本に留学などして日本で働いている人たちは、そもそも中国にいた時に販売員の経験はほとんどありません。日本に来ての経験も家電の経験はあるけど、化粧品は素人…など。その上、化粧品になると同じ中国語でも高い語学力が求められるのは日本でも中国でも同じ。しかし、日本人の指導者がそれに気づくはずもなく…放置されてしまうわけです。例えば言葉選びについては、本来なら「肌に優しい…」くらいのトークなのに、「肌に良い、肌が健康になる、若返る…」と言い切っていたり、「シワが目立たなくなる…」を「シワが薄くなって、そのうち取れる」とか説明したり…明らかにオーバートーク連発&全開の人もいた様子。また、言葉遣いの件も、日本語的に置き換えて言えば「…いいんじゃない!」「マジ?」のようなようするに若者ダチ言葉のまま接客している…などです。相変わらず好調なインバウンドですが、こういう時こそ、基本スキルの再点検が必要だと思います。ドイツの某自動車メーカーなど大手企業の偽装問題が多発する現在、やはり「調子に乗るな」の警告として受け止めておくべきでしょう。「帰国したら肌が荒れた!」とか言われて「おもてなしの偽装問題」なんてことにならないようにしたいものです。===最後に「本当は、日本人の美容部員が中国語(または英語)で接客してくれるようになればおもてなし100点です!」「私は上海で日本人客に日本語で接客して化粧品を販売してましたよ!」と釘を刺されました(笑)。★レジャーサービス研究所のホームページ★
2015/11/04
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先日、上海で小売業の調査をしました。ショッピングモールなどリアル店舗の売上の下落が止まりません。(全体的に)するとやはりインターネットショッピングの急拡大の影響を目の当たりにします。それでは、なぜインターネットショッピングに流れるのか?を調べてみると、日本とは違った理由がみつかりました。日本留学経験者たちのグループインタビューの会話は特にユニークでした。●日本と違って、そもそも店の接客サービスが悪いからネットで買った方がまし。わざわざ店に行く理由が見当たらない。●店だと自由に見れないし、買わないと嫌な顔されるから不快。●ネットにも偽物があるけど、それはリアル店舗でも同じ。逆に値段を吹っ掛けられるし、値引き交渉も面倒だからネットが良い。●店はメーカーごとに並んでいるから、商品の比較ができない。ネットは、欲しい商品をメーカーに関係なく並べて比較できる。などなど、日本に比べても急拡大の理由のひとつに、リアル店舗の接客サービスがありました。聞いてみると、ネットに流れても仕方ない、当然だなと思う要因が多数ありました。また、●インターネットショッピングも、当初は何しろ宅配業者のサービスが適当で、よく商品の破損や箱がボロボロになってたりしたけど、最近は、それもなくなってきたから安心して買えるようになった。などの意見もありました。最後に日本のインターネットショッピングについて伺うと、●日本は店の接客サービスが素晴らしい。偽物もないから、ショッピングが楽しい。だから、中国みたいに何でもかんでもネットで…とはならないでしょう。日本の店にはプロの販売員がいるから色々相談できるけど、中国にはほとんどいないから、その違いは大きい。街もショッピングモールも清潔で安全安心で楽しい。それに日常生活の中にコンビニという世界一便利な店もあるから、そういう意味では消費者がうまく使い分けられるから羨ましい。…ということでした。中国人観光客の日本での大量買いの理由にもつながる話でした。★レジャーサービス研究所のホームページ★
2015/10/30
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それは「中国で文化&歴史の説明をする」お仕事の研修です。具体的には博物館のような施設。この場合、いきなり研修や講義をしても難しいです。まともに受け取ってもらえません。ましてや私は日本人。日本人が中国の歴史に口を挟むなんて…と言われたことは多々あります。しかし、中国に出張するようになって15年。今ではそのコツがわかってきました。現在、内モンゴルの観光施設のコンサルタントをしています。その中には巨大な博物館がいくつもあります。その展示内容とガイドの説明を丹念に調べてみると、「モンゴルはEUまで征服した」「チーズをEUに伝えたのもモンゴル」…のように「○○と伝えたのは、、、これもモンゴル、あれもモンゴルとなってしまう傾向があります。これは中国の他の地域でもほぼ同様。話すガイドの気分は良いでしょう。しかし、聞いている外国人には不評です。何でもかんでもモンゴルが一番、中国が偉大…の表現になりがちで、印象としては「自慢」のオンパレードになるからです。当然、征服された方の国や地域の方々が聞けば当然不快に決まってます。(そもそも征服なんて言葉使っていいの?と言いたくなります:笑)シルクロードの話しも同じで、「これも…あれも…中国が伝えた…」が無数に出てきます。しかし、現実には相手の国や地域からもらったもの、持ち帰ったもの、教わったこともあるはずです。そこで、これらを外国人観光客にも受け入れてもらえるようにするにはどのような説明や展示が必要なのか?が問題になります。最重要ポイントは、「相手の立場に立つ」です。そうは言ってもこれだけでは意味不明です。そこで具体的に、「この時、中国からは○○を伝えました。。そして、相手国からは宝石の加工技術を教わりました」などの部分も展示したり説明できるようになるのが理想的です。必ず「あげた、伝えた」だけではなくて、持ち帰ったものがあるはずです。昔は何カ月何年もかけて移動するわけなので、「帰りは手ぶら」と言うわけありません。交易の基本は「クロス」です。または、「約600年前に中国からEUに伝わった○○が、その後、EUで様々な創意工夫で現在はこのような商品に進化を遂げました」と、伝えたその後の素晴らしさも表現することも大事です。…などをじっくりわかりやすく研修を通じて理解してもらいます。ただし、この研修を受け入れてもらえるタイミングになるまではおよそ半年を要します。その手前に、一緒に仕事をして共に実績を積み上げなければ何も聞いてもらえません。逆に言えば、実績が積みあがった「高さ(量)の分だけ」受け入れてもらえる可能性があると言うことです。これをショートカットすると…大バッシングをくらったり無視されるのでご用心!by レジャ研斉藤
2015/10/22
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やっと国慶節休暇の旅行が落ち着きました。今回もたくさんの知り合いたち(…の知り合いなど)が訪日して滞在中に様々な質問(店の場所や乗換方法など)や依頼(予約、店の候補選びなど)があり、連日深夜までその対応に追われてました。そうして世話した人たちにはいつも帰国後に「日本滞在中は何が印象に残ったのか?」を送ってもらいます。今回は、この写真でした。成田空港の改札を出てすぐのファミリーマートです。主なコメントとしては、駅の構内にこんなに便利な店があるとは…。なんとコンパクトで機能的なんだ。従業員1人で運営できるコンビニがあるとは…。外側に商品を陳列して盗まれない…だから日本の小売業は生産性が高い。カップ麺の横にお湯のポット…素晴らしい!たった1人なのに、接客が丁寧でしかもスピーディ…それだけでも素晴らしい!これこそコンビニの究極系だ。…などなど。印象に残ることは多々ありますが、このように普段の生活に密着しているものは、(上海にも日系コンビニは多数あるので…)その「違い」に驚いた分、深く印象に残っていてなかなか忘れないようです。また、今回の上海からの訪日客は特に目立った日本ファンではなく、(ドラマやアニメ大好き族…ではないと言う意味です)「なんとなく日本が良い…」と訪日しました。では、その「何となくの原因は何か?」と言えば、地元で良く足を運ぶファミリーマートや吉野家、無印良品などで、こうしたリアル店舗に通う内に「何となく日本が良い」になるのだとか。考えてみればコンビニは日本の技術や商品にサービスがギュッと詰まっていて、魅力を発信する(プチ体験する)基地の役割を担っています。かつてのように中国のテレビで日本のドラマやアニメがほとんど放映されなくなった今、(日本同様にほとんどが韓流)コンビニなどのリアル店舗が日常生活における日本との接点になっています。(厳密に言えば、商品とコンテンツとサービスの品質)だから、やはり訪日の際には自然と目に付いて、無意識の内に比べてしまうのでしょう。よく「これからはSNSですよぉぉぉ!」と息巻く人々がいるけど、それは当り前で、どの国も同じ。その手前には、こうした日常生活に密着した何かが必要で、(かつてはドラマやアニメ、漫画など)日本の品質やサービスを体験できるという意味では明らかにインバウンドの入口になっています。(直接的にも間接的にも)意外に見落としがちですが、中国で、こうした日常生活の中での日系店舗との接点を合計すれば、毎日約1億人以上になる…と言われています。なので私たちはコンビニを初めとするリアル店舗のアジア進出こそが(化粧品店、アパレル、ドラッグストア、日本料理店、自動車ディーラー、百貨店…)日本のインバウンドに最も貢献している…と注目しています。これからはさらにその価値が高まると思います。(諸外国にはなかなかできない日本の強み)===ちなみに、訪日した上海人グループの子供たちは、滞在中、ファミリーマートがあるとすぐに入りたがりました(笑)(自宅に近所にもあるから安心するみたいです)★レジャーサービス研究所のホームページ★
2015/10/08
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先日の北京のショッピングモールの研修は、モールの中堅幹部約30人を現場に引き釣り出して、来館者の動向調査を行いました。最終日は、富裕層がターゲット。わかりやすく言えば「富裕層を見つけて尾行せよ!」です(笑)。夕方、会議室に集合して各チームごとにどんな富裕層を尾行したのか?そして、その富裕層の館内の動向はどうだったのか?また、その際の買い物は?いくら消費したのか?さらに接客はどうだったのか?を報告してもらいました。例えば、「この家族を追跡しました」と富裕層を撮影した(隠し撮り)写真を見せます。そして、富裕層と判断する理由を細かく説明してもらいます。この場合は、「ベビーカーにはお手伝いさんがついています。このベビーカーは約6,000元(約12万円)くらいします。女性(奥様)の持っているバッグは約2万元(約40万円)です。駐車券をもらいにカウンターに来ました。帰りに駐車場まで追跡すると、案の定BMWのSUVでした…」と言った具合です。そして、この家族がどのように回遊し買い物や食事をしたのか?を説明してもらいました。特に印象的だったのは、この写真の家族が買い物を終えて5Fのレストランで食事をする時には友人たちも合流して12人になっていた。そこで「何それ?いいなー!どこで買ったの?」と買ったばかりの商品を見せ合っているうちに欲しくなって「私も買おうっと…」と、売り場に降りて来て買う…、こうしてどんどん「誘発買い」が起きます。それで15組の報告を終える頃には、富裕層にとって、このショッピングモールの良い部分とそうでない不便な部分が浮き彫りになる…と言うことです。そこですぐに改善すべきものを中心にまとめて、次回までの宿題としました。初日はブーブー言ってた中堅幹部たちも調査から得られる情報の貴重さに興味を持ち始め、(いつもは他人の話しに耳を傾けない人も…)最終日は大いに盛り上がりました。普段は、現場から上がってきるデータをPCで眺めて、ネットで調べた情報を掛け合わせる…程度であれこれ企画していたので「これからはそんなんじゃぁダメだよ」と言う意味で実施しました。視野を広げる良い機会になったようです。…と言いつつ、講師の私自身は発表を聞いて、「買う理由」「商品の選び方」「決断の仕方」など、「北京の富裕層って…なるほど!」と、知らないこと&気づいてなかったことがまだまだたくさん見つかって大いに勉強になりました。これらの詳細は、近いうちにインバウンドセミナーなどで紹介したいと思います。★レジャーサービス研究所のホームページ★
2015/10/06
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この半年間、毎月一回北京のショッピングモールのコンサルタントをしてます。中国経済がどんどん変化(減速)し、ネットショッピングが伸びている中で、どんなショッピングモールに進化すれば良いのか?を現地の中堅幹部たちと検討しています。毎月様々な調査を実施するので、私たちも今まで知らなかった、あるいは気がつかなかった購買動向を知ることができます。それは、日本でインバウンドセミナーなどで紹介できることばかりで、まさに「一石二鳥」な仕事と言えます。先日、リニューアル計画を検討してみて改めて気がついたことは、日本のショッピングモールは素晴らしい!と言うこと。理由はテナントが豊富ということです。中国のショッピングモールの関係者が訪日して調査します。その後、帰国して真似しようと思っても、日本ほど豊富なテナントを揃えることができない、、、という事実に愕然とします。わかりやすく言えば、ユニクロや無印良品、スターバックスのようなナショナルチェーンは可能でも、特に良質な「生活雑貨」を扱う店舗を探すのは至難の業です。「豪華で派手な商品を買うなら中国。高級品&高品質品を買うなら日本」という言葉も頷けます。生活雑貨は庶民=中流が作り出す生活の豊かさ&楽しさの象徴で、日本はこれが突出している…と改めて実感します。8月にはドバイモールの研修に行きましたが、やはり同様でした。以前は、PRADAやGUCCIなど、高級欧州ブランド品店があれば目を引いたし、集客できたけど、現在は「日常を豊かにしてくれるブランド」が人気で、それが中国国内に育っていない…というのが現状です。中国全体の問題としては、そうしたテナントが育つ前にネットショッピングで気軽に海外商品を買えるようになってしまったことで、ますます(良質な)テナント不足に陥ってしまう…わけです。現に、「ダイソー」「無印」のパクリチェーンが幅を利かせている…のがその証拠です。だから訪日して買い捲る気持ちはわかります(笑)。★レジャーサービス研究所のホームページ★
2015/10/03
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3日間の北京でのショッピングモールの経営幹部研修を終えて、北京空港に到着。いつものように、海外旅行に向かう中国人観光客を観察しました。最近色々と話題になっている中国人観光客の海外でのマナー。悪評が広まっているので、政府も動き出して、あの手この手で旅行者に対して新たな規則を設けたり、旅行会社や添乗員に対して教育の徹底を行っています。そのせいか、空港内を見ると、どのツアーもフリーフィングが徹底されてました。だから空港内がいつも以上に混雑している感じがします。その中でも、特に長かったのがこのグループ↓この添乗員さんは、かなりきつい言葉で「日本では大声で話さないこと!」「割り込みは絶対に禁止!…」「可愛い子供がいても、勝手に触らないこと…」「電車の中で電話で話してはダメ…」「だいたい中国人は…」と延々と30分以上やってました。しかも、段々とエキサイトしてきて、口調もどんどん厳しくなります。聞き方によっては叱っているような感じでした(-_-;)。すると、参加者の一人が、「そんなこと一度に言われたって、これから行くんだから…」「まだ、何も悪いことしてないのに…なんでそんに怒るの…」などなど愚痴が出てきました。(当然な気がしました)すると、また添乗員さんがエキサイトしていく…その繰り返し。(傍目に見ていても、いくらなんでも言い過ぎだろう…と:汗)そのうちに、一人のお客さんが「なんだか日本は息苦しい所だな」「なんで日本に旅行しようと誘ったのよ?」「もう行きたくない。タイにすればよかった」…など、一気に旅行のモチベーションが低下してしまいました。たまたま、同じ飛行機でした。機内では、皆、大人しいと言うか、笑顔なしで、「起きてるときっと怒られるから、寝よう…」ということで、爆睡されてました。(あれだけ言われたら…そうなるでしょうね)もちろん、マナーが悪い客もいます。しかし、全員がそうではないし、良いマナーの人もいるので、こんな雰囲気になってしまうのはいかがなものか…と考えてしまいました。だいたいマスコミも「マナーが悪い」「マナー事件」か「爆買い」ばかり報道しているから、(少しは良い報道もあるのかもしれないけど…)接客する方も受け入れ側も構えてしまうし、悪いマナーばかり気になります。それで、そういう事例がどんどん拡散します。マナーが悪いと言えば、中国のアパレル店では、欧米人の試着が問題視されています。この季節、汗ビタビタの体に直接試着する人が多くて…。そして、その商品を棚に戻してしまうので、どうしたものか…と。(商品はほとんど廃棄処分です)なので、その対応研修もやっています。だけど、こういうのはあまり話題になりません。やはり偏りがある気がします。どうせなら、国別で悪い例と良い例の両方を報道してもらいたいものです。少なくとも、観光立国に向けて応援する気があるなら、それくらいの配慮を見せて頂きたいものです。考えてみれば、たくさんお買い上げ頂いたありがたい大事なお客様を「爆買い客」と命名している時点で、馬鹿にしている気がします。(個人的にもこの単語使いには注意せねば…)観光立国を目指すには、まずはマスコミの教育が必要かもしれません。(誰かやってくれないかなぁ)個人的にこの問題に関してできることは、来月は中国の現地旅行会社のスタッフの研修があるので、この旅行客へのマナーの指導方法(の改善)について議論したいと思います。現在の指導方法は良くないです。やはり「良い例と悪い例」の両方を示すべきです。ダメばかりでは暗くなるだけ。こうやればOK!喜ばれますよ!という事例も教えてあげるべきだと思ってます。レジャーサービス研究所
2015/06/09
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<台湾は連の視察編><花蓮文化創意産業園区>は、日本統治時代に建てられた酒造工場の再利用施設です。夜21:00まで営業しているので、食後に散歩がてら寄ることもできます。敷地内には、レストラン、劇場、美術館など様々な施設があり、そのどれもが地元の文化芸術の雰囲気を満喫できます。特に注目したのは、軒下で営業するたくさんの屋台です。その中で、スイーツを売る若い女性(林さん)の屋台がありました。よく見ると日本語のPOPもありました。聞けば、福岡の専門学校の卒業生でした。卒業後、地元の花蓮に戻ってまずは屋台を始めたとのことです。専門学校卒業後に例えば台北などの大都会で仕事をしようと思わなかったのか?聞いてみると、「もともと地元花蓮を活性化したいと思って菓子職人になろうと決めてました。なので、他の地域は考えてません」と。この屋台は、1日100元(約400円)を支払えば出店できるらしく、出店の申請も、基本的にはインターネット経由でOK。この仕組みが素晴らしいですね。屋台の多くは、地元で退職した人たちが、手の職を活かして店を出すパターン。もう一つは、この林さんのように、若者が出店して、いろいろな商売をトライする。そして、うまく行って軌道に乗ってきたら街中に本格的な店舗を構える…まさに実践に向けてのトレーニングの場になっています。ちなみに、林さんも年末には出店する予定で、いよいよ本格的に起業家としての活動を開始するとのこと。100年以上前の古い施設を本当に地域の人々にに役立つように再利用する仕組みそのものが素晴らしい。日本には、これほど古くなくても使われなくなった施設は山のようにあります。(80-90年代のバブルの遺産も…)それらの再利用に役立つヒントが満載の施設でした。詳細は、「台湾に学ぶ地方創生と観光活性化セミナー」で紹介します!★レジャーサービス研究所★
2015/05/28
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<台湾花蓮の視察編>中国語圏の台湾で、中国人観光客対応を視察してます。言葉は通じるけど、習慣やマナーが違うので色々と工夫が必要なのは視察をすればするほどわかります。それを知ると、台湾人、中国人、それぞれの観光客対応の違いを一度に学習できます。例えば、宿泊先のホテルの朝食会場にて。このようなエスプレッソマシーンがありました。よく見ると、中国語で意味翻訳(解説)してます。「アメリカン珈琲」=「ブラックコーヒー、無糖、ミルクなし」「カプチーノ」=「ミルクコーヒー、無糖」などなど。たいていの台湾人ならボタンの表記だけで理解できますが、中国の内陸から来た観光客には意味不明なことがあるようです。上海、広州、北京のようにスタバが進出している地域はさておき、まだスタバもないような地域の人々にはこのようなメニューについて、馴染みがない(または薄い)というわけです。こうした工夫をすることで、朝食の混雑時に「あれ?これじゃない!」と何杯も入れ直す…という客が激減して、混雑の緩和になったとのこと。これはそのまま真似できますね!(笑)★レジャーサービス研究所のホームページ★
2015/05/26
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中国でもSNS活用した宣伝や販促が盛んです。フォロアーが何千何万人もいる人気ブロガーとかWechat(日本で言うLINE)ユーザーがもてはやされたりしてました。テレビのニュースでも「中国から人気ブロガーを招聘して、地元を取材して発信してもらいます!」という報道が目立ちますね。ただし、そうした人々に依頼して実際に媒体を色々活用してみると、(特にインバウンド業界で良く利用してますが…)「いいね!が8,000回集まりました」とか、アクセス数の話ばかりで、実際に商品が売れたり、集客できるか?というと、これまた違う話しになって来ています。その原因は何なのか?この一年間、中国に来るたびに色々調べてみてわかったことは、、、人気ブロガーの場合、●ブロガー同志で「いいね!」と押し合っている。結局は、お互いのアクセスを確保するためにフォロアーになっている、、、というパターンがあきれるほど多い(汗)。●「いいね!」と押すだけのアルバイトがいる。(人気ブロガーが利用する)●そもそも「注目記事」になるのは簡単。お金を払えば可能。などなど、カラクリが明らかになりました。ちなみに、最近はWechatなどのSNSが注目されています。しかし、これも調べてみると結構驚きの事実がわかりました。一般的に中国の人たちは人脈命なので、個人のWechatの登録人数が500人とか3000人と言うのはザラです。そこに毎日のようにアップされてくる写真やコメントは膨大なはず、、、と思い、どのようにどんな時にチェックしているのか?と接近戦で色んな方々に聞いて行みました。すると、、、「そんなの全部見てるわけないじゃん!」と言う人が9割でした(汗)。「家族親族や仕事仲間、それに本当の友達だけで、あとの記事は全てブロックしてる。記事や写真は見ないで、使うのは個人間のチャットだけ」と言うわけです。ちなみに、同じ質問をパートナーの朱さんにしてみると、彼も約800人のWechatつながりがあるけど、ブロックしてない人数はなんと約20人だけ!この「ブロック」は相手に気づかれないようになっているため、写真や記事を配信している人は、「○○○人が見てくれている、、、」と思っているわけです(笑)。しかし、本音では「人の食事風景や自慢写真ばかりで、、、そんなの見たくないでしょう?普通…ブロックしてないのはWechatで商売してる連中だけだよ。だから広告っぽい記事ばかりでしょうあの人も、、、あの人も、、、ねぇ写真と記事をみればわかるでしょう?そんなの全部見てたら、データ量が大変だし時間の無駄だよ」…という人がこれまたほとんどのようです。こうした裏話?は、まだまだ尽きないようです。ということで、中国と言えども、こうした媒体のフォロアー人数やアクセス数、それに伴う効果なんて鵜呑みにしないに越したことはありませんね。なので、もし利用するならやっぱり本当の専門家に相談することをお勧めします。★レジャーサービス研究所のホームページ★
2015/03/10
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今までに何度か泊まったことのある北京のホテル。朝、出かけに朝食して、そのまま集合場所のロビーまで降りた時に忘れ物に気づいて慌てて部屋に戻ると、、、すでに客室清掃が始まってました。「忘れ物しちゃって…」と部屋に入ると、「慌てないでゆっくりどうぞ」「もうすぐ終わるから」と客室係りの女性スタッフのお言葉。ふと部屋を見渡すと、無料の水の2本の内の1本は、コップと一緒にベッドサイドに、、、。こんな感じで、私の部屋の使い方を見抜いて、それに合わせて部屋中をセットしてくれていました。感謝の気持ちでチップを渡そうとすると、「このホテルはチップは不要だから」と断れてました。「でも、景気もあまり良くないし、、、どうぞ」と言うと、「不景気でも私たちはあまり困らないから大丈夫」と。「え、なぜ?」と聞くと、「こういう仕事で給与も安いから、いざとなればどこでも採用してくれるから大丈夫。不景気でビクビクするのはお金持ちよ。贅沢に慣れたから怖いんですよ。その点、私たちは元々貧乏だから大して変わらないからそんなに怖くないんです。それに、旦那と共働き+両親の働きで一昨年、故郷に(水餃子の)店を持つことができました。今のホテルの清掃の仕事も水餃子店も、大儲けはできないけど、社会生活の中で絶対に必要な仕事だからなくならないでしょう。だから大丈夫!」とあくまでもポジティブなお方。最後に、「あなた日本人でしょう?」「はい」「よかった。だって、日本人は部屋をとてもきれいに使ってくれるから。このホテルに転職したのも、日本人客が多いと聞いたから。同じ給与なら日本人客が多いホテルで働けば、給与が上がったのと同じです」いやはや、改めて「そういう見方、考え方もあるなぁ」と朝から深いお話が聞けました。===ちなみに、、、上記の会話の半分くらいはなんと日本語でした。このホテルの転職してから独学で日本語を学習しているとのことで、いつかは日系ホテルで働くのが夢だとか。その夢は、、、多分、、、かなうんでしょうね、きっと。★レジャーサービス研究所のホームページ★
2015/03/07
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久しぶりの北京に来ています。 普段は中国人の人達を日本に呼ぶのが仕事ですが、 年に数回は日本人のお客さんを中国にお連れします。 目的は中国人観光客対応を学ぶためです。 会議室の中で行う○○セミナーでは限界があります。 やはり現地に行くのが1番です。 今日は最後に 北京の人気観光スポット『三里屯』に行きました。 その中心に 新しいカフェレストランがオープンしたと聞き 寄ってみました。 今までの北京では有り得ないほどの 大変気の利いた程よいサービス。 これは凄いなぁと。 すると関係者らしきイケメン日本人の方に 声をかけられ、名刺交換をしました。 その方は マッシュフードサービスの社長の 雨宮龍氏でした。 あのレストラン『カシータ』の 立ち上げからの接客達人です。 実際に北京で生でその接客を見て、 表情や話し方はもちろん、 なんと言ってもお客さんとの『間合い』には ため息がでました。 これが心地好い、ちょうどいい、、、 というものなんだと、教わった気がします。 出てきたカプチーノをのぞくと、、 なんとレジャ研のロゴが! その他、野菜やパンの仕入れなど、 日本でのこだわりをそのまま実践してました。 いよいよ本物の日本流のサービスの 進出に拍車がかかって来ました。 アテンドの最中の素晴らしい出会いに感謝です! やっぱり勉強するなら外に出てアナログ接近戦! これをやめたらヤバいですね。(^o^)v
2015/03/07
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