ケーン’S トレーニング・センター   ☆ BBGYM堺支部

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競技ベンチプレス



 競技ベンチプレスは、一般的にジムやスポーツクラブで教わるベンチプレスとは、若干異なる。

 そのルールを大まかに言えば、
1.両手幅は81cm以内にしてバーベルを握らなければならない。
2.ラックから外したバーベルは審判の合図があるまで降ろしてはならない。
3.降ろしたバーベルは、バーをきちんと胸につけて一旦静止してから挙げなければならない。
4.一連の動作の間、尻がベンチから浮いてはいけない。カカトが上がってもいけない。
5.挙上後も、審判の合図があるまでバーベルをラックに戻してはいけない。
 と言ったところだ。

 俺にとっては1.の手幅がネックとなる。

 実際にやってみれば分かるが、手幅は広げれば広げるほど、バーベルをトップで保持した際にバーは胸に近くなる。すると稼働距離が短くなり、その分高重量を扱える事になる。
 だから当然、ほとんどの選手が81cmラインぎりぎりまでグリップを広げて試技を行なうのである。

 しかしながら、身長160cmの人間と180cmの人間が同じ81cmラインを握っても、腕を広げる角度がまったく違うのだ。腕が短ければ短いほど角度が広くなり、これは大胸筋の稼働率を上げる事を意味する。また、バーベルの稼働距離もかなり短くなる。
 かたや腕の長い人間の場合は両手を広げる角度が狭くなり、そのぶん三角筋や上腕三頭筋に負担が掛かってしまうのだ。稼働距離もそれほど短くはならない。

 さて、俺の身長は・・・。

 187cmもある。


 通信販売などで、背を伸ばす薬や器具を見掛けるが、縮めるほうは売ってくれないのだろうか。



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