サンショウ

サンショウ 山椒
ミカン科 木本 雌雄異株
【学名】 Zanthoxylum Piperitum
【別名】 ハジカミ
【将来的なサイズ】 高さ:4m 幅:1m
【花期】 4月
【原産地】 日本、朝鮮半島南部
【利用部分】 葉、芽、つぼみ、果実
【利用方法】 料理、園芸
【効能】 健胃作用、整腸作用、臭み消し、食欲増進、解毒や殺菌効果、利尿作用、回虫駆除
【注意点】 特になし

サンショウの特徴・品種

サンショウは独特の芳香と辛みが特徴。
サンショウは4~5月にかけて、5mmほどの黄緑色の花をつける。
枝には鋭い棘が2本つきますが、トゲのない品種も稀にある。
サンショウの葉は5~9対の楕円形の小葉で、縁は鋸歯状をしており、裏は表より白っぽい。
果実は5mm程度ではじめは緑色、9~10月にかけて赤く熟し、その後、裂開して中の黒い種子が出てくる。

サンショウの栽培方法・収穫方法・利用方法

◆栽培方法◆
サンショウの植え付けは、11~3月。
サンショウは日当たりが良く、適度に湿り気のある場所に植える。
足元に落ち葉などを敷いて、乾燥を防ぐ。
サンショウは植え替えを極端に嫌うので、植え替えをする場合は、土質を変えず、根を傷つけないように気を付ける。
サンショウは乾燥に弱いので、夏期の乾燥に注意。
5~6月と9月に追肥、2月に寒肥を与える。
サンショウは雌雄異株なので、実の収穫を目的とする場合は、雌雄両方植える。

◆収穫方法◆
サンショウの収穫は、若葉や新芽は5月頃、実の収穫は8~9月。
香辛料として使う実は、9~10月頃、緑色の実が赤く熟し、その後、裂開して出てくる黒い種を収穫する。

◆利用方法◆
熟したサンショウの果実は、中の種を取って乾燥させた果皮をスパイスとして利用。
七味唐辛子の材料の一部。
開花後にできる若い果実や花のつぼみは佃煮。
新緑のころの若い芽は「木の芽」と呼ばれ、吸い物などに利用。
香りがあり丈夫なサンショウの幹は、すりこぎなどに利用。
乾燥した種子を煎じたものは、利尿作用や回虫駆除に利用。



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