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柳 広司の2021年の小説。第2次大戦前の日本で、治安維持のため、共産主義者を特別高等警察が検挙する。その内務省官僚の仕事をスリリングに描く。どこまで実話なのか分からないが、日本政府を汚点を感じられる。内容は大変面白いと思うが、主役が悪役なので、微妙な感じがした。★★★
2024.06.16
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浅倉秋成の2021年の小説。6人の大学生がある人気企業の就職試験の最終選考に残り、1人の入社を争う。300ページの内容で、前半は悪い奴らの騙しあいで面白い。戦いは幼稚かもしれないが、サスペンス小説として良く出来ていると思う。しかし、後半は舞台が8年後となり、真相が明かされる。そして、前半の悪者たちの素性が変わってしまい、何かつまらなくなった感じがした。まあ、全体として最後まで楽しく読めた。今年映画化されるようなので、見てみたい。★★★
2024.01.17
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米澤穂信の2023年の小説。群馬県警の腕利き刑事が事件を解決するという、5つの短編から成る。短編なので読みやすいのはいい。しかし、事件が面白くないので、その結果にも関心が湧かない。最近の米澤穂信はつまらなくなったと思う。
2023.11.28
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フィリップ・K・ディックの1968年の小説。『ブレードランナー』(1982)の原作である。アマゾンでの評価が高いので読んでみたら、全く面白くなかった。約300ページの内容で、100ページほど読んだが、アンドロイドとは何かの説明なので、アクションシーンは全くない。映画の迫力や緊迫感は全く感じられず、100ページで止めた。
2023.07.11
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ジェイムズ・P・ホーガンの1977年の小説。月で高度に発達した宇宙服を着た死人が発見された。しかし、彼は5万年前に死んだことが確認された。序盤は興味ある始まりだったが、その後は議論なかりで物語は発展しない。その宇宙戦争の記録は迫力があった。全体的にアクションシーンが少ないのだが、謎を解いていく過程はなかなか面白い。★★★★
2023.07.07
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降田 天の2019年の小説。この作家名はペンネームで、実際は2人の女性の共作らしい。ユニークな警察官が犯人を追及していくストーリーで、5話の短編から成る。犯罪者の視点から物語が進み、警察官が途中から登場して、事件を解決させる。刑事コロンボを連想させるが、それとは違ったムードがある。ミステリータッチが良く出来ていて、結構面白い内容だと思った。この作家の他の作品も読んでみたい。★★★
2023.04.11
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早見和真 の2014年の小説。恋人に裏切られた女性が、その妻子を殺害する。小説は大ヒットし、2018年にはTVドラマ化されたようだ。しかし、内容はあまり面白いとは思えない。主人公の女性はホステスの子供として生まれ、幼少期は義父に虐待される、という残酷なストーリーである。その残酷な描写で読者を引き付けているだけだろう。本筋とは関係のない物語がダラダラと書かれ480ページもあるが、50ページほど読んで止めてしまった。
2023.03.30
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平野/啓一郎の2014年の小説。『マチネの終わりに』(2015)の前に出た作品で、6つの短編から成る。6つのうち、3つの短編はまあまあ面白かった。『ある男』と『マチネの終わりに』を気に入った人なら、読んで損はないと思う。★★★
2023.02.25
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平野 啓一郎の2021年の小説。近未来が舞台で、自殺した母親の映像をコンピューター会社が作ってもらい、会話して母親の考えを探ろうとする。『マチネの終わりに』『ある男』に続く小説で期待したのだが、変なストーリーだった。近未来ではこのようなことが可能で、あたかも生き返った人間と話をしているようだ。しかし、その話す内容はコンピューターが勝手に作っているだけなので意味がないだろう。このようなストーリーを真面目に作ろうとするのが、初めから失敗だったと思う。
2023.02.16
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平野啓一郎の2018年の小説。3年間結婚生活をした夫が事故死する。しかし、その夫の名前は別人のものだった。平野啓一郎は「マチネの終わりに」が大変面白い恋愛小説だったが、今回はミステリーである。序盤は主人公弁護士の捜査が始まり、興味ある展開だった。しかし、中盤は主人公の朝鮮問題とか、家庭不和など、本筋と関係ない内容となり、ストーリーが発散してしまったと思う。そして、ラストも逆転などなく、静かに終わってしまった。ちょっと期待外れだった気がするが、370ページを飽きることなく読めたので、良く出来た小説だと思う。映画は見てみたい。★★★★
2023.01.31
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米澤穂信の2022年の小説。高校の図書館で、猛毒のトリカブトをつかった栞(しおり)が見つかる。著者得意の高校を舞台にしたミステリーである・「本と鍵の季節」の続編となるようだが、前作は短編集で、今回は300ページ超えの長編になった。出だしは面白そうだったが中盤からはストーリーが進まず退屈になる。トリカブトの栞が見つかっただけで事件が起こらず、これで数百ページ引っ張るのは無理だろう。200ページほど読んで止めた。
2023.01.18
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窪 美澄 の2022年の作品。5話から成る恋愛話の短編集である。読みやすいのはいいのだが、ストーリーにパンチがなく、平凡すぎる、それで、最後に逆転を期待するのだが何もなく終わってしまう。2022年の直木賞ということだが、レベルが低いと思った。5話のうち3話読んで止めた。
2022.12.10
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湊かなえ の2018年の小説。十歳の少女が30歳の未来の自分と文通するというストーリーである。約500ページの長編であり、本筋と関係のない話がダラダラと続く。そして、その内容が、子供の殺人とか放火とか、生理用品の話とか、不自然で気持ちが悪いものが出てくる。半分ほど読んで止めた。
2022.09.25
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知念 実希人 の2014年の小説。ピエロの仮面を被った男が拳銃を持って、病院に立てこもる、というストーリーである。この作者の文章は読みやすく、面白くなりそうなムードはある。しかし、ストーリーの底が浅くて、読み終わっても満足感が感じられなかった。彼の作品では「ひとつむぎの手」の方が少しはいいと思う。
2022.08.21
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芦沢央の2016年の小説。5話から成る短編小説で、日常のできごとをミステリータッチで描いている。それほど面白いとは思わないが、暇つぶしには十分だと感じた。読むものが無かったら彼女の他の作品も読んでみたい。★★★
2022.05.18
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宇山佳佑の2017年の小説。カメラマンの主人公と、美容師の恋愛物語である。Netflixで映画化されたらしい。小説の評判が良いので読んでみたら、中学生の日記のような内容だった。デートが始まり、そのうちに女性が不治の病になるらしい。そこまで行く前に、つまらないので止めた。
2022.04.08
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高杉 良 の2018年の小説。オリジナルは1978年に作ったらしい。石油化学会社のエリート課長が上司と対立し、解雇されるというストーリーである。実話を題材とした小説で、1975年ごろの大企業で起こった話らしい。仕事の内容は描かれず、殆どが人事関係の戦いであるが、大変迫力のある小説になっている。まあ、日本の会社は多かれ少なかれ、このような地位争いがあるのだろう。★★★★
2022.03.22
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米澤 穂信 の2021年の小説。織田信長に対抗して、荒木村重が城に立てこもる時代小説である。100ページほどの短編4話から成る。直木賞受賞、『このミステリーがすごい! 2022年版』第1位、など、大変人気があるようだが、はっきり言って全く面白くない。時代劇の文章で読みにくく、ストーリーも単調で進まず、ページ稼ぎの文章がダラダラした続くだけだ。2話の約200ページ読んで止めた。
2022.02.26
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百田 尚樹の2021年の歴史本。彼の小説は面白いものが多かったので期待したが、これはつまらない。どこかの歴史本を引用しただけのようで、別に面白いことはない。まあ、私は日本の歴史に興味がないので、そう感じたかもしれないが。
2021.12.31
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西條奈加 の2015年の小説。江戸時代の2人の絵師を描いたものである。この主人公2人は実際の人物ではないそうだが、当時の生活が良く伝わってきて興味が湧く。特に彼らが作った絵の表現が巧みで、そんな絵を見てみたいと思った。ただ、文庫本420ページの長編であり、もう少し短くまとめても良かったと思う。彼女の作品では直木賞を取った「心淋し川」の方が面白い。★★★
2021.12.07
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太田 愛 の2013年の作品。少女が失踪し、現場に残された暗号が、23年前の少年失踪事件と同じ、というストーリーである。大昔の事件と結びつけるのは無理がある。それよりも、どうでもいい昔話を詳しく描くので、退屈する。これで500ページを読む気がなくなり、100ページぐらい読んで止めた。
2021.09.29
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柚月裕子の2010年の作品。子供を交通事故で殺された男が、復讐するというストーリーである。読みやすい文章だが、物語の展開がわざとらしく、飽きてくる。1時間半のTVドラマなら面白いのかもしれない。100ページほど読んで止めた。
2021.09.27
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佐藤 究の2021年の小説。メキシコの麻薬密売の話である。異常な性格のメキシコ人たちを描いているだけで、ストーリーは殆どない。残酷な殺人や、気味の悪い宗教を詳しく語っているが、ちっとも面白くない。550ページと長いが、100ページほど読んで止めた。
2021.09.14
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馳星周の2020年の小説。東北の震災で迷子になった犬が、次々と違う飼い主に育てられるというストーリーである。短編6話から成るが、どの話も淡白でつまらない。読み安いのはいいのだが、中身がない。これが直木賞とは思えなかった。
2021.08.30
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西條奈加の2020年の作品。江戸時代の貧しい人々の生活を描いた小説である。6話の短編から成り、大半は恋愛小説である。地味な内容で、ハッピーエンドとは言えないが、静かな感動を感じると思う。★★★★
2021.08.17
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村上春樹の1987年の恋愛小説。彼の「1Q86」は面白くなかったが、これはよく出来た小説だと思う。大した事件もなく、美しい表現をしていることもないのだが、なぜか読んでいて気持ちがいい。この点では大変不思議な小説だと思う。しかし、中盤からは話題がセックスばかりになり、ストーリーは低レベルになってしまった。まあ、これを機会に、彼の他の作品を読みたくなった。★★★★
2021.04.22
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志水辰夫の1994年の小説。9編の短編から成る小説。日常のできごとと、ちょっとした感動を描いている。大きな事件などはないが、普通の人生は、このようにゆったりと流れているのだろう。読んで刺激は少ないが、気持ちよく読める小説だと思う。★★★
2021.03.11
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百田 尚樹の2020年の小説。6人のホームレスが誘拐され、TV局や新聞社に身代金が要求される、というストーリーである。読みやすい文章なので、スラスラと読める。しかし、500ページ近くあっても、内容は単純で、話の展開は少ない。また、ラストもあっけなかった。百田 尚樹の小説としては、物足りないと思う。★★★
2021.01.29
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角幡 唯介 の2018年の小説。暗闇の北極を80日間旅行するという内容である。著者の強靭な肉体と精神力、そして誰もが知らない体験を味わうことができる。登山の映画や小説は多数あるが、これは全く違った世界だろう。★★★★★
2021.01.14
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知念 実希人の2018年の小説。大学病院の心臓外科医の話である。手術の話よりも、内部の出世争いに重点が置かれている。なかなか面白いとは思うが、すべてまるく収まるので、感動とか刺激などはあまりない。★★★
2020.12.09
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青木 俊 の2017年の小説。母子殺人事件の容疑者が死刑になった。その娘が15年後に、父親の無実を証明する、というストーリーである。検察側の証拠隠滅の様子がリアルで面白い。しかし、ラストで明らかになる真犯人が安っぽかった。★★★
2020.11.11
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早瀬耕の2014年の小説。香港で働くビジネスマンが、組織の暗殺にかかわってしまう、というストーリーである。序盤の香港のカジノや生活の風景は、大変素晴らしい。このあたりは、小説として最高級の面白さだと思う。しかし、中盤から殺人が始まり、ストーリーが不自然になってしまう。高校時代の恋人の物語も消化不良だろう。とはいえ、東南アジアで働く、エリート・ビジネスマンの日常が伝わってきて、読んで良かったと感じる小説だと思った。もう少し修正して、映画化してほしい。★★★
2020.10.26
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真藤 順丈の2018年の小説。その年の直木賞受賞したらしい。戦後の沖縄で、少年たちが米軍の基地から、品物を盗むというストーリーである。というか、殆どストーリーなどなく、沖縄の言い回しを使っているだけで、ただ退屈だった。50ページ読んで止めた。この年は、前期に『ファーストラヴ』が選ばれているが、どちらも酷い内容だと思う。
2020.10.04
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横山 秀夫の2001年の小説。警察の組織を描いた短編4つから成る。彼は警察の内情に詳しいようで、事件そのものよりも、警察組織について書きたいようだ。そのため、それについては詳しく描かれるが、事件自体は面白くない。ということで、ストーリー展開は地味で、いまひとつだと思う。
2020.09.28
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米澤 穂信の2004年の小説。小市民シリーズの第2作である。第1作と同様に、高校生3人が身近な謎をを解くという短編から成る。しかし、ラストは誘拐という大事件になってしまった。これは「小市民」や「古典部」シリーズの枠から、はみ出した感じがしたと思う。やはり、このシリーズは、地味な事件を取り扱うべきだろう。★★★
2020.08.03
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米澤穂信の2004年の小説。3人の高校生が、日常の小さな事件を解決していくというストーリーである。彼は2001年から「古典部シリーズ」を書いているが、その姉妹編と言っていいだろう。私は、「古典部」のキャラクターの方が好きなので、そちらに統一しても良かったと思う。また、文中に何度も出てくる「小市民」という考えも、理解できない。まあ、「古典部」が好きな人は、こちらも同様に楽しめると思う。★★★
2020.07.15
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米澤 穂信 の2019年の小説。過疎地となった村に新しい住民が引っ越してくるが、謎の事件が起きるというストーリーである。「氷菓」のような軽いミステリータッチの内容で、それなりに面白いと思う。5つの短編から成り、読みやすい文章だろう。米澤 穂信のファンなら、読んで損はないと思う。★★★
2020.06.15
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湊かなえの2011年の小説。孤児の2人が親友として過ごす中、誘拐事件が起こるというストーリーである。湊かなえ独特の暗い雰囲気があり、中盤から犯人は誰か、ということで、盛り上げるのが非常に上手だ。しかし、夢中になって読んでいく結果、ラストのどんでん返しは、少し無理があると感じた。そういう訳で、面白い小説だろうが、読んで良かったとはあまり思えなかった。★★★
2020.04.16
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乃南 アサ の1996年の作品。時限発火装置や狼犬を使った殺人事件を、女刑事の音道貴子が調査するというストーリーである。メインストーリーは、なかなか展開せず、500ページは長く感じる。まあ、デコボコ・コンビのやりとりは結構面白い。また、ラストのバイクと狼犬の追跡は、スリリングだった。私としては、短編集「未練」の方が良かった。
2020.04.10
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乃南 アサの2005年の小説。アラフォー女性刑事の活躍を描いた、6つの短編集。初めの3つは結構面白かったが、その他は気に入らなかった。しかし、作品はシリーズ化しているということなので、他の作品も読もうと思っている。★★★
2020.02.07
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百田尚樹の2019年の小説。小学5年生の少年の生活を描いた内容である。百田尚樹らしく、文章は分かりやすくて、ストーリーを盛り上げるのは上手である。しかし、主人公が小学生ということで、内容が幼稚であり、中身が薄い感じがする。★★★
2020.01.29
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濱嘉之 の2007年の小説。日本の警察組織をノンフィクション・タッチで描いたもの。内容は実際にあった事件を味付けしたようであり、リアルで迫力がある。その反面、核心は明確に書けないので、中途半端に終わっている気はする。筆者は警察出身ということで、内部事情には相当詳しいようだ。★★★
2019.12.19
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道尾 秀介 の2010年の小説。第23回(2010年) 山本周五郎賞を受賞した。6つの短編で作られている。前半は殺人絡みで刺激的な内容だが、後半は落ち着いたストーリーになる。読みやすく、結構面白いとは思うが、少しパンチに欠ける気がした。★★★
2019.10.03
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塩田 武士の2016年の小説。「グリコ・森永事件」は、身代金要求に子供の声を使ったが、31年後にそれが自分の声だと気づくというストーリーである。面白い発想の犯罪小説だと思う。しかし、その捜査がなかなか進まないので退屈する。また文章の描写が分かりにくいのも良くなかった。文庫本500ページの長編だが、200ページぐらい読んで止めてしまった。
2019.10.01
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米澤穂信の2018年の小説。高校2年生の2人が身近に起こった事件を解決していくというストーリーである。6つの短編から成り、「氷菓」のような感じで面白いと思った。しかし、100ページもある最後の2話がつまらなかった。主人公が嘘をついているというのが不自然で、ストーリーも最後までまとまらなかったと思う。★★★
2019.08.29
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門井慶喜の2017年の小説。宮沢賢治の生涯を、父の目から描いた内容である。素敵な題名であり、直木賞を受賞したので、興味があったが、あまり面白くない。単に明治、大正、昭和初期の生活を地味に語っているだけで、何が良いのか分からなかった。
2019.06.28
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米澤穂信の2010年の小説。亡くなった父親が書いた五つの短編集を探し、母親の自殺の真相を探るというストーリーである。ユニークな内容で、その個々の短編も面白く、サスペンスが味わえる。ラストで明かされる真相は、ありえない結果だと思うが、最後まで楽しめたので良かったと思う。★★★★
2019.04.19
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佐々木 譲の2009年の小説。直木賞を受賞した。休職中の刑事が難事件を解決するというストーリーである。北海道が舞台で、6つの短編から成る。内容は「制服捜査」(2006)と似ていて、捜査過程は会話だけで、あまり盛り上がらない。直木賞を受賞するほど面白いとは思わなかったが、最後の短編「復帰する朝」はなかなか良いと思った。★★★
2019.04.05
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ボブ・ラングレーの1980年の小説。第2次大戦末期、アイガー北壁で核爆弾を設計する科学者を誘拐するというストーリーである。山岳小説として、「淳子のてっぺん」や「凍」は大変面白かったが、アクションを盛り込んだものでは、これが有名らしい。特にラストは感動した。ストーリーは面白いのだが、描写が細かく、400ページの長編となっている。その割には登山の様子は良く理解できない個所があった。また、井上康彦の漫画本も読んでみたが、登山のシーンは分かりにくかった。★★★
2019.03.28
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唯川恵の2001年の小説。その年の直木賞を受賞した。20代後半の独身OLの恋愛物語である。この作者の「淳子のてっぺん」の主人公は努力家で大変魅力的だったが、こちらはセックスと金のことしか考えてないので、うんざりする。頑張って200ページほど読んだが、途中で止めた。
2019.02.26
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