モルトウイスキー&バー情報

モルトウイスキー&バー情報

June 15, 2005
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カテゴリ: コラム
蒸留所紹介コラム第2弾はスペイサイドのロングモーンです。

数あるスペイサイド地区蒸留所の中で、ロングモーンの位置づけは、マッカラン、グレンリベット、グレンファークラスといったビッグネームに続く中堅どころといったところではないでしょうか?私も実はオフィシャルボトル(15年)を飲んだことはありません。しかし、好きな蒸留所をあげろと言われればベストスリーには必ず入れます。

その素晴らしさに触れた最初の出逢いが、下の写真の1本、土屋コレクションのロングモーンでした。当時話題になったこのモルトを飲みたいが為に出かけたバーで、売り切れたと言われがっかりしていたら、偶然このボトルをキープしていたお客さんが隣りにみえ、ご馳走していただいたのが唯一口にした一杯です。口の中で様々なフルーツが弾け、味の万華鏡のようだと思ったことを鮮明に憶えています。この写真はあるネットショップで見かけ、衝動買いしてしまった未開封のボトルです。

その後、ロングモーンを何本か買って、 03年2月のコニサーズクラブで5本のロングモーンを試飲することができました 。どれも美味しいものでしたが、ソサエティ7.21は特に素晴らしいものでした。飲みきってしまい、土屋のものと飲み比べられないのが残念ですが…

下のテイスティングノートにもありますが、セメダインやスモークを感じさせる、スペイサイドの中では個性的なモルトだと思います。また、シェリー樽長期熟成のロングモーンも、独特のコクが感じられ出来の良いものが多いように思います。

LONGMORN1969(表)LONGMORN1969(裏)●THE Single Cask Collection LONGMORN 1969 53.1%
・CASK TYPE Hogshead ・BOTTLED Mar. 2000
(株)アラン・ジャパン

==裏ラベル 土屋守氏のテイスティングノート==
「トップ・ドレッシング」としてブレンダーからの評価が高いスペイサイドの隠れた銘酒。ドライでスパイシーで、力強く男性的。ボンド、セメダイン…。加水するとメイプルシロップのよう。香も味も刻々と変化し、非常に複雑。貝の味噌汁…。やがてピーティーでスモーキーに。ロングモーン(聖人の場所)という名に相応しいミステリアスな酒。様々な風味が一杯のグラスの中に隠されている。俳優に例えるならば、アンソニー・ホプキンスかジョン・ギールグット。


モルトウイスキーの価格ランキング を作成しました。 このサイトの蒸留所リスト からはランキングの蒸留所毎のボトルリストと、楽天ショップでの検索結果にリンクしてあります。
ネットショップで買えるロングモーンのリストはこちら
ロングモーンのテイスティングノート(モルトクラブ)





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Last updated  June 17, 2005 01:25:56 PM
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