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「まもあんのバンコクライフ」 まもあん本舗Blog
第1章 初めてのタイ 5日目~7日目
ここはぼくの旅物語を語るしかないでしょう。このたび物語は自分へ語る物語。もしもご拝聴できるようなら、皆さんもご一緒に。
旅は人それぞれ。ストーリー、登場人物、場所、季節違うもの。皆さんのタイ感はいかがですか?
【第15話】
「タイ5日目 ウィークエンドマーケットとサイアム、そして懐かしきディスコ NASA」 12/AUG/1995
のんびりとした午前を過ごす。別名寝坊。
それでも昼前には起きた。
今日のまず第一の目的、宿探し。
今泊まっている場所は、あくまで昨晩時間がなかったため。部屋も浴室も広いけど、もうすこし環境を変えてみたい。これはI君も同意見。そこで、今度は国立競技場近辺を対象に。そこで見つけました。1泊450バーツ。この周辺は何件もありますね、こういうタイプが。
この宿はトイレも水洗。
当時のメモを読むと、これが安心と書いています。
確かに、地方を回ったので、せめてトイレくらいは水洗と思っていたようです。
さて、この日は土曜日。そうウィークエンドマーケットがやっている日。そこで午後は市場へ。記憶の中では片道タクシーで行ったのですが、片道はトゥクトゥクだったような。
市場では、生まれて初めてサトウキビジュースを飲んでみました。これが甘い。でものど越しが良い。暑い中で飲むサトウキビジュースはおいしかったです。
お!ここで自分も忘れていたメモが。
今、りんちーさんというダックスフンドを家族に入れていますが、このメモによると、「ダックスが売られていた」本当!!??これは覚えていない。
ちなみにメモによると、バンコクの感想として「犬猫多し」「日本車多し」「でもベンツ多し」意外と今と感想変わっていません。
その後、ジムトンプソンの家を訪れました。
でも正直、感想はあまりなし。歴史のことはチェックしていましたが、「あーつぎはぎの家だ」と思ったぐらい。今、訪れるとまた違った感触なんでしょうね。
そして、サイアムスクエアを散策してみる。
当時はスカイトレインもディスカバリーもなし。サイアム・センターが目立っていました。その入り口のところが人だかり。覗くと学生さんかな男女の合唱隊がいます。歌って、踊って、びっくり。ここでぼくのオーバーアクション。この現場女性のところばっかり撮っている。そして、それを背景に、同じように見ていた日本人観光客の女性に撮ってもらっている。ありゃりゃ。おや?このときI君はどこに行っている????
そして一度宿へ。
この日夜ご飯をどこで食べたんだろう。あまり覚えていません。でも、マーブンクロンのクーポン食堂に行った記憶が。そこで、多分、夕食を済ませ、夜、タクシーでディスコへ。これが今は亡きラムカムへーンのナサ。あー懐かしや。当時すごく盛り上がっていたディスコ。ここの特徴は0:00になるとダンスフロアに上から風船が落ちてくる。ありゃりゃと上を見上げていた自分を思い出します。そして、そのそばにはタイ人女性のグループが。誰が誘ったか、誘われたか、ぼくとI君は同席していたりします。言葉も満足に話せないのに。なぜに盛り上がる。多分、今とテンション違っていたんでしょうね。最後には記念撮影。最後とは2:00.よくぞ、がんばりました。深夜のタクシーの中、当然ぼくとI君ですが、すれ違う車の少なさを意識しながら、酔いを覚ましながら、今ドコを通っているんだと思っていました。今思うとニュー・ぺップリー通りのようでした。
タイ5日目はこうして過ぎていきました。
まもあんの旅物語 第一章
【第16話】
「タイ6日目 涅槃寺院を堪能」 13/AUG/1995
前夜のディスコ帰りは2:00頃。それから就寝。眠りは早く。 それでも翌日は比較的早く起床。今日はバンコク観光の日。
宿を出たぼくらは、多少空腹気味。
そこで歩いて、サイアム・インターコンチネンタル・ホテルのカフェテラスでパンとコーヒーを頼む。
ほぼ1週間ぶりのまともなコーヒー。うまし、うまし、うまし。当時はコーヒーを今より飲んでいましたので、このときの感動はひとしお。
でもこのサイアム・インターコンチネンタル・ホテル、今はありません。現在、この敷地はショッピングとファッションの発信基地サイアム・パラゴンが建設中。スカイトレインのホームから見ると、この瞬間のコーヒーの味が思い出されます。
さて、バンコク観光のスタートです。バスに乗って涅槃寺院へ。3.5バーツとメモしています。
確かこのとき、涅槃寺院に行く手前で「今日はやっていないよ」とよく言われるパターンを体験したような。
舐めんじゃないよ、とぼくとI君はスタスタ。
始めての涅槃寺 Wat Po。良かったです。タイの寺院の空間にチャイニーズスタイルあり。
1つ1つの像が可愛らしい。そして、飾られている模様が目に焼きつく。
ぼくらは今回、アユタヤとピマーイ遺跡を先に見ています。そして現在の寺院にご対面。
なんか時間を急に駆け上ったそんな不思議な印象でした。
また涅槃仏ののんびりとしたこと。優雅です。
寺院の柱の花の絵がなんとロマンチックなことか。
この涅槃仏のそばには10バーツをサタンに変えてもらい、チャランと入れていくことができます。
願いがかなうそうですが、この両替、意外とあいまい。ぼくもI君も最後までたどり着けずサタン硬貨終了。
あーぼくらの願いはどこへ。。。。(と、なにを願っていたのだろう)
涅槃寺院はマッサージでも有名ですね。ぼくらも体験。
ぼくはハーブ・マッサージをしてもらいました。1時間260バーツとメモあり。
すごく気持ちよかったとも残しています。
でも、このマッサージの場所、学校でもあります。なので生徒さんもいる。いかにも生徒さんぽい人がいる。
こういうスキル、いいものかもしれませんね。
そしてぼくらはテクテクと王宮へ向かっていくのでありました。
まもあんの旅物語 第一章
【第17話】
「タイ6日目 まもあん的王宮エピソード」 13/AUG/1995
涅槃寺院から徒歩で王宮とエメラルド寺院へ。
通常、バンコク観光はまずこちらか、暁の寺院あたりからでしょうか。ところがぼくらはタイ1泊目は近くのカオサンに泊まっていながら、このエメラルド寺院を観光せずにアユタヤやタイ東北に行ってしまいました。厳重な警備の中、服装チェックも無難に終え、当時125バーツのチケットを購入し、まずはエレラルド寺院の中に入って行きました。
周囲には日本人観光客の方がたくさんたくさん。今もたまにエメラルド寺院を訪れますが、多分当時も今同様に日本人以外のアジアの方もいたかもしれませんが、
当時は日本人ばかりが目立ちました。
メモによると、ぼくのエメラルド寺院の感想は「とにかく派手!!!」
それはそうでしょう。先にアユタヤちかピマーイを寄ったぼくらはタイのセピアな感じに身を任せていました。それがここに来て、この黄金色ピッカピッカ。まぶしい。
これが今の王朝の象徴なんだな、と感じました。でもとにかくまぶしい。
懐かしいのを見つけました。ピマーイにもあった蛇さん、ナーク。5つの顔をこちらに向けています。
でもこのナークはタイの寺院にはつき物なんですね。後からいろんな寺院を見て、すぐに気がつきました。
黄金色だったので2つ多いですが「キングギドラ!」といいながら写真を撮っていたかもしれません。
オニさん、ナークも一生懸命力仕事をしています。(両手で物を持ち上げている様)
裏手にはアンコールワットの模型が。
後に実際のアンコールワットを訪れるのですが、このときは模型だけでスケールを感じました。(実際はもっと大きなスケールを感じました)
なぜか、王宮の写真がありません。見たはず。なぜ写真を撮らなかったのだろう。
ぼくの性格的に撮るはず。また撮れるや、と思っていたのかな。
王宮もその取ってつけた屋根の部分を変わっているな、と思ってみていました。
そして渡し船に乗り、暁の寺院へ。この暁の寺院も写真が余り残っていません。すごく印象的な寺院。
陶器を飾りつけられていて、日本じゃまずありえなそうな寺院。でも写真、残っていない。
これはまた撮れるや、と思っていたためか。
以上にて、寺院観光終了。十分に昼が過ぎてしまいました。小腹も空いています。
ここはひとまず宿に戻ることへ。
タイ滞在6日目、まだまだ終わりません。
まもあんの旅物語 第一章
【第18話】
「タイ6日目、7日目 最後のバンコク」 13/AUG/1995-14/AUG/1995
寺院観光を終えたぼくとI君は一度宿に戻りました。そこで一度、落ち着きます。
明日にはタイを離れます。初めてのタイ、色々と回った気がします。そして今はバンコク。
もう一度ガイドブックを見、この短時間で何がバンコクで出来るのか、検討
本当はパタヤに行って見たかった。でもそれは出来ない。今はバンコクで楽しむだけ。
そこで、夕刻前、宿から歩いてサイアム・スクエアへ。
ハード・ロック・カフェに入りました。ぼくらは始めてハード・ロックに入ったわけです。
明るい店員さんに驚く、、、そうメモの残していました。
そこでI君調子に乗り店員さんと写真を撮っています。はて、この店員さんのかぶっている帽子はななんだ?
タイ特有の大きな麦藁帽子みたいなやつ。でもこの二人ワリと絵になっているような。
ちなみに店員さん、男性です。
さて、夕食、サイアム・スクエア内のタイレストランで済ませました。そこで最後のトムヤムを口にします。
軽くビールも飲みます。今よりお酒が強ないぼく。ちなみにI君はもっと酔いやすかった記憶が、、、、
この後ムエタイの試合を見にタクシーに乗り込みます。
この日はルンピニではなくラチャダムリでした。ルンピニはエアコンが効いていますが、こちらは天井にファン。
でも意外と涼しい。ここでぼくらは始めてムエタイの試合を見ることに。
舞うかのごとくの試合前の前座。なんと優雅に、そして流れる音楽が心を落ち着かせる。
その瞬間、あー旅がまもなく終えるな、と感じる。
年少から試合が始まりました。ムエタイの試合は1R3分。これを休憩2分はさみ5R。
流れ的には文字通り流している感じ。最後まで3試合ほど見ましたが、結局KOはありませんでした。
でもその流れの中で、優位さははっきりと見えていた気がします。
正直に言うと、この試合の途中、リングではなくリングサイドを見ていました。この日は今も同様でしょうが、リングサイドには観光で来ている日本人が多し。一方リングサイドとは金網で区切られた席は、振り返るも怖いリングより盛り上がっている白熱した賭博が感じられました。実際、うしろを振り向くことはできませんでした。
ぼくが見ていたのは斜め向かいの日本人の女性でした。友達と来ていたのか、女性二人。
正直、ぼくは過去あまり始めての女性にこちらから声をかけることができない人間でした。でも、このとき、試合が終わり、皆が席を立つ前、この二人に声をかけています。お二人は大阪から来ていました。そして、ぼくらは写真を撮っています。
不思議ですね、あんまり声をかけることがない人間も、こういう風に解放的な環境では声をかけたりするんだ、と今になって思います。その後、ぼくらは分かれました。彼女らはガイドさんと合流し、ワゴン車へ。ぼくらは外でトゥクトゥクを拾い帰っています。
いろんな旅があるな、と感じたのはそのときでした。
翌1995年8月14日ぼくらは帰国します。夜便でバンコクを立ったぼくらは朝に日本につき。バスにのり、昼過ぎには自宅へ着いていました。そのバスの中、ぼくとI君はほとんど会話がありませんでした。
ありゃ帰ってきちゃった。そんな印象です。フライト時間はありますが、あまりにも早すぎる帰国、タイとjは違う日本の空気に途惑っていました。帰宅早々、懐かしさのあまありシンハー・ビールとメコンを飲み始めてしまいました。
こうしてぼくの始めての海外旅行が終わりました。そして始めてのタイ旅行が終わりました。
そして今はバンコクにいます。誰がそれを想像したでしょうか。
人生とは先が長いです。
今悩んでいても、その先には違う環境があったりします。
あなたの旅物語はいかがですか?
旅物語に終わりはありません。そう思います。
第一部 完
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