manamayu mama world

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今までのこと



色々あって何をして何を思って日々を過ごしていたのかなかなか覚えていない

子供達は大丈夫そうだ
でも毎日家の中でストレスはあるみたい
mayuの背中にできていた汗疹も治ってきた

電気が通った時本当に嬉しかった
ボランテイアできてくれたたくさんの電気会社の方々に感謝してしまう

ビロクシーの方はまだまだだそうだ

友達の家に行ったけど最悪だった
48インチまでの水が家の中に入ってきたそうだ
家の中の物はきっと全部駄目だろうな・・・
可哀想だ
ご主人もこっちに居なくて彼女も日本に帰っているのだ
だから家の鍵を持っていない私には何もできない
可哀想だ・・・

もう1人のお友達を探しにビロクシーに行ったけど
中には入れなかった
でもシエルターに入っていた方々はみんな他に行ったそうだ
彼女の家も大丈夫だったのでよかった

カジノは最悪だった
ビルが道路の反対側に押し流されていたり、
窓ガラスが全部壊れていたり
教会のドームも何もない
立派だった教会
今は後形もないのだ
悲しかった

光景を目の当たりにすると
前の光景を知っているのでまるで違う世界に来た気分だった

ゴルフポートでは5才の男の子が屋根の上に1人で這い上がって助けを待っていた
ニューオリンズから避難してきたのに大丈夫だって思ってきた祖母の家も最悪だ
祖母と8歳の兄弟は依然行方不明

ニューオリンズの方面にかけて状態は悪化している
ニューオリンズでは避難場所で37人の方々が亡くなったそうだ
37人中7人は大人 30人は赤ん坊から2歳未満の子供たち
涙がでて泣いてしまった
どうしてだろう
どうしてこんなことが起こったのだろう
小さい命なのに・・・

ニューオリンズは悪化している
ガソリンスタンドで射撃も起こる
ガスを求めての喧嘩
ガソリンがみんなない

屋根の上でまだ助けを求めている人もいる
助けられないのだ

我が先にと助けて欲しい欲しい人が、助けようとする人を我が儘な人達が射撃していくるのだ
馬鹿みたいだ
みんな一緒なのにみんな苦しんでいるのに・・・なんて悲しいことだ

結局ニューオリンズは州の法律はない
軍の法律になっている

戦争になってしまっている

旦那の友達も行っている
連絡がきてニューオリンズに入るそうだ
旦那曰く彼は射撃の腕が良いそうだ
イラクに行って生き残ってこれた人だしね
怪我しないといいけど

ここもどうなるのかわからない
日々に良くはなってきている
でも銃をもつ安心感がある
誰が誰を信じるのか
近所で助け合っている

今は各家に銃があるのだろう

2,3日前にまだ電気がなかったので外にテントを張って寝た
子供達のために汗疹がひどすぎてかわいそうだから涼しかった
夜中は寒かったな(^^)
旦那は明け方3時に起きてまだ暗いうちにガソリンスタンドに行った
オープンは8時なんだけど
ガソリンスタンドは今は列になって早い者勝ちで列になって待つのだ
だから早くしないとすごい行列の後になる
だから朝早くに行った

外でテントを寝ていた私
旦那がいない
庭で誰かの足音って思った瞬間
銃に手を持っていた
怖かった
でも子供たちを守らなければいけない・・・
そんな思いが強くさせる

銃を持って帰ってくる時は反対していた私も今は銃のある安心感がある
確かに危険なものだ
でもきちんと子供にも教えている
触ってはいけないこと
おもちゃではないこと
そして身を守ること
もちろん触れてもいけないこと
隠しているので大丈夫なんだけどやっぱり教えておかないと
おもちゃと勘違いしてもらっては困る

怖いな

何かのステッカーを貼った白いトラックが盗みをしているそうだ
赤十字とか名乗って助けようとする振りをして物を盗む人がいる
そんな人もいるので危険なのだ

旦那がガソリンスタンドから帰ってきてスタンドで働いている人は旦那と歳が一緒で
全部なくしたそうだ
財布も服も家も・・・なにもかも・・・
7歳と5歳の女の子を抱えて16人もの人々と一軒家で暮らしている
服がないってことで子供の服を分けてあげた
同じ歳の子をもつ親として可哀想だ

苦しんでいる人が多い

家もなくて泣いている人達もいる

一日一日経つ度によくなってくる
電気が通る生活にありがとうを感じる
そして後は水・・・
水があれば元の生活?

わからない・・・

薬が切れたらどうしよう
怖くて飲めなかった薬を今は飲んでいる
イライラして叩きたくないし
薬は必要だ
落ち着かないと強くなりたい!!
強くなりたいのに!!

不安が襲うので仕方ない
昨日9月5日は泣いた
携帯も繋がらなくて誰にも繋がらない
メッセも送れなかった

寂しかった
日本に帰りたい気持ちでいっぱいだからだ
苦しい
自分のことしか考えれない
狭い世界にいる自分が憎い

私より苦しんでいる人がいる
助け合わないといけない生活
助け合いたい生活

早く元の生活に戻りたいな・・・

ハリケーンが来なかった生活にみんな戻りたい気持ちでいっぱいだろう
でも現に町は壊れてしまっている
立て直すまでには相当時間がかかる

まだビロクシーもゴルフポートも死体を捜している
もちろんニューオリンズも・・・
死体があって病気になるのでそれを防ぐ為に早くしないといけない

ゴルフポートでは残っていた人が多くてアパートが全部崩れて80人の人々死体で発見された
そしてまだ中にいる人もいる
海に流された人もかなりいるのだ

このハリケーンは苦しいものまでも運んできてしまった
自然の怖さ
目にしみる

早くみんなが幸せな生活に戻れますように。
もう苦しむ人達は見たくない・・・・


2005年9月6日
心の気持ち


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