マドリッドに遷都されるまで、首都として栄えた古都トレド、世界遺産の街です。
もし、一日しかスペインにいられないのなら、迷わずトレドへ行け、
という言葉があるそうです。
中世へタイムスリップしたような雰囲気です。
タホ川という天然の要塞に三方を守られていたとはいえ、
イスラム教徒とキリスト教徒の激しい戦いの地であるとともに、
そのお陰で、独自の文化が育まれた土地だそうです。
トレド市内、サント・トメ教会。 エル・グレコの「オルガス伯の埋葬」を鑑賞。
中は、撮影禁止なので、画像はありませんが、
入り口を入ったすぐの右側にで~ん、とその絵は飾られていました。
ギリシャ生まれのエル・グレコですが、36才のとき、
トレドを訪れていらい、ここを活動の拠点にしたそうです。
ちなみに、来年一月から四月まで、上野の東京都美術館で、エル・グレコ展が開かれますよ。
トレドの路地を抜けると、あっ、見えてきました~
300年を要して完成したスペイン・カトリック総本山のカテドラルです。
ここからは、翌日の首都マドリッドです。
マドリッドのスペイン広場、王宮、グランビアを見学のあと、プラド美術館へ。
ヨーロッパ三大美術館のひとつ。ヨーロッパ絵画の傑作が揃っています。
二時間の鑑賞。いつもながら、美術館めぐりはとっても疲れます。
マドリッドでの昼食は、ふたたびパエリア。
店によって、味も内容も違うので、とっても楽しみにしていました。
前回食べなかったと言っていた人も、食べれたと喜んでいました。おいしかったです。
最後に見て頂きたいのが、これまた世界遺産「セゴビアの水道橋」です。
水道橋の上から見たセゴビアの町。
これ、紀元一世紀、およそ2000年前に作られたんですよ。 すごいですね~
ガイドさんの説明によると、 水は高きより低きに流れますよね。
この全長約700メートルの水道橋は、水源との高低差はわずか30センチだそうです。
人の叡智は素晴らしく、突然ですが原発ゼロでもやっていける、と思いました。
お世話になったご夫婦の奥さんと三人で、仲良く最後の写真です。
きょうは、これからマドリッドで二泊目を迎えます。
朝八時、外はまだ真っ暗です。出発の時が来ました。
直行便は無いので、アムステルダムで乗り換えを含め、成田まで16時間。
ゴムのウエストの伸び伸びジーンズ、上もバサッと被る楽な身支度です。
事故無く、余り大きなミスなく、無事に楽しく終われた今回の旅。
介護師さん、編集長さん、40年お店をやっている人、休職中の人、
奥さんを半年前に亡くされた方、建築士の方、いろんな方と話せて、
私が一番心に思ったことは、世間は広いなあ、もっとがんばって生きよう、です。
一週間、飽きずに訪問してくださったブロ友の皆さま、本当に有難うございます。
お陰さまで、記憶の新しいうちに、まとめることが出来、
いま一度、皆さまとご一緒に旅行をした気分です。感謝いたします。
明日から、また平凡な日記になりますが、よろしければ来て頂きたいです。
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