古代のロマンをたずねてpart.2

古代のロマンをたずねてpart.2

司馬遼太郎館



『坂の上の雲』や『竜馬が行く』の作家です。


館内は写真を撮ることが出来ないのですが、中は展示室があります。

展示といっても、直筆原稿や手紙、色紙…といった展示品だけではありません。


入って一番最初に目につくのが、大書架です。
高さ11メートルの壁面いっぱいに、書棚が取り付けられ、二万余冊もの像w世がイメージ展示されています。

司馬さんが愛した作品がところいっぱい並び、司馬遼太郎の世界が広がっています。



司馬遼太郎さんの作品は驚くほどの量です。
どれも、素晴らしい作品ばかりです。



私が気になっていた、『竜馬のシミ』も見ることが出来ました。
窓際の天井に、本当に竜馬にそっくりなシミがあったのです。
竜馬も、ここで見ているのでしょうね。





司馬遼太郎館



書斎は庭に面しています。
ちょっと斜めになって原稿を書くくせにあわせて手元の外側で緩やかにカーブを描いた変形仕様になっています。

司馬さんの作品はここから生まれたのですね。






書斎




花供養碑です。
お庭には、司馬さんが好きだった雑木林のイメージで作られています。
クス、シイ、カエデ、ヤマモモ、つゆくさ、タンポポ…。


司馬さんは自然のたたずまいを好んでおられたのです。






花供養碑



司馬さんは作品を書くときに、それにかかわる資料を集め徹底的に調べ上げていきます。
ものすごい量です。
そして、そのなかから一滴のしずくのような言葉を絞り出すのだそうです。



今日はテレビで『坂の上の雲』を見ましたが、この作品もそのような膨大な努力の積み重ねによって、出来あがったのかと思うと感慨深いものがありました。


来年の『竜馬伝』も楽しみです。


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