marie-marie☆マリィマリィへようこそ

5日。孤独。



どこまで続くのか我が茨道・・・。
さすがに2年連続病室で誕生日はへこむものもあった。
このまま祖母が死を迎えれば私は一生後悔し、
母はおそらく私を恨むであろう。
私は誕生したことすら疑問だった。
家族の支えになるのが私の生まれた理由であると
ずっと思ってきたからだ。
精神的にはどんぞこまで落ちた。
自分の未来について死ぬほど考えをめぐらせた。
此処をいったん閉鎖するかどうか。
彼に別れを告げ、独りになろうと思った。
家族になりたいという期待をもつ以上、おそらくまた
余計な迷惑をかけてしまうから。
とりあえず今は信じて良いらしい。
彼の感情が同情でないと信じたい。
しかし彼の生き方に惚れたことに違いはないので私は彼を
一生尊敬していくだろう。

ここは細々とでも閉鎖せずにいよう。
フリマも土台ができあがったばかりで
彼の優しさを無駄にしてしまうが故、おちついたら少しづつでも
回転させていこうと決めた。
そして私に新しい希望と夢を与えてくれた天使達の優しさ、
此処で暖かい言葉をくださった年上の皆様の優しさを
きちんと形にできるように。

一晩すぎたら精神的には完全復活した。
暖かい言葉をかけてくださった皆様
ひとりひとりにお礼を言う代わりにここで伝えさせてください。

ありがとうございました。
もう大丈夫です。

祖母の足のむくみはひいた。
点滴治療と輸血はは効果をあらわしている。
しかし祖母にもこれだけ辛い思いをしながら
生きてゆかなければならないことを
申し訳なく思う。

彼女は生かされたのだ。
私に何かを気づかせるために。

昨年の誕生日、記憶のない祖母と手をつないで眠った。

運命に身をまかせよう。

本当の孤独など、きっとないのだ。

月曜日は帰宅できない恐れアリ。
しかしある程度の未来が見えるだろう。

全ての時間の流れと、たくさんの人たちの優しさに感謝を込めて。


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