恐怖と不安への対処-「心の治癒力」より | 自然にいきたいね

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2007年11月23日

■ネット友達が今恐怖心にさいなまれています■
他にも問題は山積しているけど、１つ１つを丁寧に片づけていかなければと思ってます。
日々の生活に恐怖心が有るというのは、有ってはいけないことです。

今は、取り急ぎ「恐怖心」が課題です。
なので、書きついでに、日記にもアップして、名文をシェアさせていただきます。

私が今夢中になって読んでる本からです。

■本からの引用です■
引用部分は紺色です。
引用は本文より少なくすべき、ですが、今回は友達のため、お許しを。
読みやすいように、私の感覚で改行してます。段落が変わる所は行を開けてます。
私の感覚で強調したいところを太字にしてます。ご了承ください。

■ 恐怖とつきあう ■
恐怖や不安にさいなまれ、
じぶんの人生を縛っている感情から、解き放たれたいと思っている人は多い。
ほかの多くの問題と同じく、恐怖の治療も、自分自身の中にある。
状況や性格によって、いろいろなアプローチはあり得る。
あとでいくつかの実際的な技法について、簡単に説明することにしよう。
そのためにも、恐怖に対するアプローチのしかたについて、いくらかここで、
考えておくことは有益だろう。

たぶん最初に気づかなければならないのは、
恐怖は友であり、助けてくれる存在でもあり得るということだ。
危機に陥っているとき、
恐怖は両足に力を与え、考えたこともないくらい速く走ることを可能にする。
また、恐怖が日常生活においてもつ価値について考えてみてもよい。
たとえば、試験で失敗することを恐れていれば、合格するために、一生懸命になって
勉強しようという気持ちになるだろう。

もし恐怖や不安が、もっと深い問題に由来する症状にすぎなければ、
それを隠さないようにしたほうがいい。
強力な刺すような不安に注意を向けることによって、問題を解決するための鍵を見つけ出し、
癒しに向かって進んでいくことができるかもしれない。

普通、直面するだけで、恐怖は去っていってしまう。
結局ののところ、恐怖も不安も、じぶんの心から生まれてくる。
恐怖の感情は作られたものだ、ということが分かれば、それを消す力も湧き起こってくる。

不安が習慣になって、消極的な思考パターンを作りあげてしまっているなら、
不安には実体はないし、不変のものでもない、ということを思い出すべきだ。
不安は、現実的なものに見える。
だが、それも、不安に執着する習慣を作ってきたからにすぎない。
執着をゆるめ、リラックスできれば、結局、恐怖も張子の虎にすぎないことがわかって、
驚くことになるだろう。

このように、恐怖と面と向かい、その中に癒しの鍵を見つけ出すことは可能だ。
そうでなければ、ただ無視して、放っておいてもいい。
手におえないぐらい大きいように思えたら、避けてもいい。
準備ができたら、あとでそれを癒すためにもどってくればいいのだ。

ときには、じぶんを襲う状況のせいで、恐怖を避けられないかもしれない。
そういうときには、恐怖の本質を理解するようにすればいい。
恐怖に負のラベルを貼る必要はない。
それはもともと、純粋なエネルギーなのである。

上手な役者や講演者は、ステージ恐怖のおかげで意識がはっきりして、
人を感動させるような演技ができることを知っている。
戦場で勇敢な行為によって勲章を得た兵士たちは、恐怖を感じたのだが、
その恐怖が勇気に変化した、と報告している。
もしも、その体験と１つになてしまえば、震撼させるような恐怖のおかげで、
たとえあと数分しか地上での生活が残されていないときであっても、
完全にじぶんが生きていると感じることができるだろう。
状況がどんなものであれ、鍵となるのは恐怖をつかまないこと、執着しないことである。

「ザ・シークレット」でも、望まないことに意識を集中させてしまうと、
望まないことを引き寄せてしまうと書いて有ります。

■他にも色々拾ってみます■
たくさんの名言があります、どれも書きたいけど、ちょっと修行僧みたいかな・・・。
この本は、心の健康だけでなく体の健康についてや、瞑想方法についても多く書かれてます。

今は、悩んでいる友達、そしてたまたまここに来てくださった悩みを抱える方に捧げます。

問題をその根源に結びつけるときは、ただそのまま客観的に、あるがままに、見るべきだ。
マイナスのラベルを貼ってはいけない。それでは、修行していても、新しく感情と苦しみの
循環を始めることになる。

単純な例をとって考えよう。頭痛があったら、どこに問題があるか、何が原因なのか、
知ったほうがいい。友人との間に問題があるときは、それを認め、理解したほうがいい。
そうすれば、対処が可能になる。
けれども問題を「悪い」「ひどい」「耐えがたい」と考え、感情のエネルギーをそそげば、
相対的に小さな困難であっても、森を燃やし尽くす火のように巨大になってしまうだろう。
感情レベルで問題に対処するためには、「ああ、頭痛がする。でも大丈夫だ」とか、
少なくとも「ひどいのはひどいけど、何とかなる」とか、「痛む。けれども、
誰でもときには病気になるものだ」などと考えるのがいい。

癒しにおいては、｢悪い」感情とか、否定すべき感情というものはない。
感情の存在を受け入れ、歓迎しなさい。
感情が表現され、それをつうじて解放されるようにする必要がある。

こんな文もあります。

困難な状況に対して、ヒステリーを起こしたり、マイナスの見方の連鎖を紡ぐことがなければ、
衝撃は力を失う。なぜなら、人生のどんなものごとであれ、無常だからだ。
困難も例外ではない。遅かれ早かれ変化する。
そのことを知っていれば、癒しの次の段階に、静かに進むことができる。外的な状況によっても、
内なる智慧は圧倒されることなく、確信に満ちた姿勢をもって進むことができる。

■もっと書きたいけど■
引用だらけですが、もっと本当は書きたいです。
翻訳もとてもいいと思います。
でも、あまりにも、修行っぽいかな・・・。全体が、実はそうなんです^^;

また機会が有りましたら、書きます。
「ザ・シークレット」に負けないくらい良い本だと私は思ってるのです。

■ 本の題名と著者のご紹介 ■
「心の治癒力－チベット仏教の叡智」地湧社　２,５００円+税
著者は、トゥルク・トンドゥップ　Ｔｕｌｋｕ　Ｔｈｏｎｄｕｐ
本と著者についても色々書きたいけど、それはまた別の機会にします。

　２,６２５円　

　今日は、左の
　「心の治癒力」から引用しました。

　右の
　「ザ・シークレット」も
　もちろん超おすすめ書籍です

　１、８９０円　

■今日のもう１つの日記■
今日もう１つ日記をアップしてます。独り言に様な物ですがよろしければ、おつきあいください。
友達との悩み相談で見えてきた

■感謝です■
また長いです、すみません！
ここまでおつきあいいただき、ありがとうございました。

■今日もキャンペーンが生まれてる■
楽天市場のお得なキャンペーンに乗っかってお買物しましょう～。
昨日も（多分今日も）新しいキャンペーンが生まれてます。
でも、ご紹介できなくて、すみません！

★ 【楽天ブックス】楽天ブックス全品ポイント5倍キャンペーン
　エントリーが必要です～。今頃ご案内、ごめんなさい！
　２００７／１１／１９（月）～２００７／１１／２４（土）ＡＭ９：５９

楽天トップで、リロードしたり、隅々までよく観て、お得なキャンペーンを探してね！
一昨日までのお得は、２００７／１１月の楽天のお得情報のページでも見つけられますよ～。
ただし、楽天ブックス全部は網羅できてません。

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