長男のうつ病？薬を飲まなければ良かったのかも

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2009年10月27日

(2)

テーマ：鬱病(2271)

カテゴリ：思い

■2009/10/24（土）長男と２時間話した■
スマステが始まるまであと３０分あるから、ちょっと電話しよう～と思い、
長男に電話した。

読んでる「ＨＮＫスペシャルうつ病治療常識が変わる」

を読み始めて、（本が白くて目立たないからバックの色つけました、濃すぎ！）
まだそんなに進んでないのに、「これは長男に知らせないと」と思ったから。

■まだ全部読んでないけど、怖いと思った■
薬をたくさん出しすぎる医者、医者にかかってるんだからと信じる患者。
この状態で、悪くもない人たちが、悪化、長期化していって、
ある時、医者を変えたお蔭で長年の辛さは何だったのか？というほどの
回復を見せる。急に薬を減らすことで余計に悪くなる例もある。
やっぱり薬は怖い。

自分で薬をやめたり調節したりする例もあるけど、
医者の指導のもとでも、医者が、「電話しても出ないから心配」
となったりする。そうなると素人判断は危険。

■もしかして長男もこの例かもしれない■
薬をやめると、普通以上に悪くなることがわると分かって、
もしかして、今の長男、それかもしれないと思った。

薬とか通院の記録を書いて置くようにいったのに、長男は全然してない。
誰だって忘れる、自分の事だって忘れるから、人の事は尚更だ。
母として、２人の子の記憶が時とともにごっちゃになってるし、
離れて暮らす長男が、いつ何飲んでたか、聞いても忘れてる。

過去の事も、思い出す限り話してもらった。
そしたら、やっぱり、な発見があった。

■整理する　長男のいままで■
長男がどうなって行ったか分からなくなりそうだから整理する。
長男と話していたら、私はすっかり忘れてたけど、
愛猫ミーの糖尿病発症と体調悪化が長男の体調悪化ろシンクロしてたと、
言われて思い出した。確かにそうだった。だから、それも記載。

入社半年もしないで、とんでもない会社に入ってしまったと、
母からしたら思えるほど、長男の会社は残業ばかりの会社だった。
それでも頑張って、父に言われた「どんなことがあっても３年は頑張れ」
を長男は、守ろうとしていたようだ。
２００６年冬、出勤途中、新宿駅でに意識をなくして倒れたことがある、
とあとで聞いた。

２００７年２月２５日
会社の寮のマンションから出て１人暮らしのために引越し。
それまでは時々体調を壊して休む事が有ったが大丈夫だった。

３月終わり頃、
ミーが急に元気なくふらついてたから動物病院へ。
糖尿病になっていたから闘病が始まった。
血糖値が安定しないから、通院回数が最初から多めだった。
ミーの事を伝えたら、長男も同じ頃から、起きられなくなって、
会社を休んでいたと分かった。

長男の会社は、先輩も同僚も、休んだり遅刻したりが当たり前の会社だった。
ありえない！長く休んだ先輩の世話を後輩がするなんて。
先輩や同僚が休んでしまうと、もっと忙しくなり、泊まりになる事も多かった。
会社を休むなら診断書が必要と頼んで、うつ病という診断書が出た。
医者から薬とカウンセリングとどっちが良いか訊かれ薬を選択してたのを、
私はあとで知った。カウンセリングにしてほしかったと後で言ってしまったが、
その影響か、出された薬を飲んだり飲まなかったしりてたみたい。

ミーは何度も入退院を繰り返した。
６月は毎日のように通院してたし、１日３往復したこともあった。
ミーの入退院や色々を伝えると、長男も好不調がまるで同じようだった。

６月２１日
長男が丁度数日帰って来ていて東京に帰ると言ってた日、ミー他界。
長男が帰ってくるのを待ってたかのようだった。
東京に帰る前にと長男がシャワー浴びてる時、獣医の先生に連絡がつき、
一緒に行くか聞いたら、母だけ行くようにと長男がバスルームから返事。
動物病院につく前のタクシーの中で息を引き取ったミー。
電話でそれを知らせ、帰ってきたら、長男が過呼吸になった。
それが分かるから、ミーは死に目には会わないようにしたのかなと思った。
葬送の儀式に参列するべきと引き止めたが、長男は東京に帰っていった。

それから１年くらい、つまり２００８年６月くらいまで、
予約しても病院に行かないことも多くなり、引きこもり、退社、ひきこもり。

２００８年、７月くらいから、もっと前からか、急に就活を始めて、
新たな会社が、うつ病を知りながらリハビリの気持ちで通えば良いと、
言ってくれて、社員の形で採用された。かなり理解ある会社の感じだった。
すれ違う人もちゃんとお辞儀をしてくれて、それだけで涙が出たと言う。
前いた会社って、ＮＴＴやＮＥＣの仕事もしてたのに、どんな会社なんだ。

２００８年９月から新しい会社に通勤してた。
以前のような、休みなし・超過勤務は、無いような会社だと思ってたが、
だんだんそういうのが出て来た。
辞めた先輩の遣り残した仕事を勉強してやるように言われてやってたが、
それはデパート系の仕事でメンテナンスは日曜。
先輩も上司も出勤してないのに長男だけ日曜に出勤して仕事してたこともある。
もう長男しか出来ない仕事になってたらしい。

月に１～２回、不調になって休む事は有ったらしいが、いよいよ、
２００９年９月月下旬、今１０月下旬まで、もう１ヶ月以上会社を休んでる。
この１ヶ月くらいは、薬も飲んでない。

１日でも休むと、無理しないように、早く帰るように言ってくれて、
１仕事する度に、お礼を言われて、まるで腫れ物に触るような扱いだったらしい。

新しい会社になってから、医者を変えて、ちゃんと通えるようにと薬を飲んでた。
調子良いときは１ヶ月に１回の通院、その代わり薬は増えていた。
でも、起きられない、寝てばかりの日々になってる。
最初は上司や顧問の人が一緒に医者に行ってくれたりしたらしいし、
通勤が楽になるようにと会社の近くに引っ越すように言われたらしい。
安い給料で立地良い代わりに狭くなるのは嫌で引越しはしないまま、
医者は今はやめてるらしい。でも、それでは会社は納得しないだろうな。

最初の頃、ネットで調べたりしたけど、
自分がその病気に合わせて、病気になりきる人も居るというのを読んで、
下手に知識を自分に入れて、病は気からだから、その気になっては困ると思い、
そういう情報を自分にいれないようにしていたらしい。

前回１日中かけて電話で話してた時、ミーの話になって、
自分の病気とシンクロしてると話してくれた時、過呼吸になった。
過呼吸には、よくなるのか聞いたら、会社でもなったことがあるらしいし、
出勤途中でもなりそうになった事もあるらしい。
大丈夫！と思ってるのに、またなるのはショックだろう。

■薬飲んでないほうが調子よかった、急に止めて不調になる■

１年前の再就職した頃は薬を飲んでなかった。
今の会社で、月１くらい休んでたら、医者に行くように言われて行くようになった。
で、最初は眠れない時があったらからそう言って、睡眠導入剤などが
出されていたらしいが、そのあとの受診で、眠くなるからと何度言っても、
３回くらい、睡眠導入剤が処方されてたらしい。
月２回か月１回の通院だったけど、月１回だと薬が大量だった。
医者は寝すぎるといっても眠くなるような薬を出し、
新しい薬を試したがったりしてたらしい。
新しい薬というのは、薬剤師が教えてくれただけで、医者が説明したわけではない。

どうも医者に行かない時、薬を飲んでない時のほうが調子がいい。
それを会社の人に言っても、行きたくないからだろうと言われてしまう。

最後の頃はテンションを押さえられない時があると言ったからか、
リフレックスとかいう気分が落ち着く薬を増やされていたらしい。
その時かな、今度は躁うつ病と言われたらしい。
これって、よくあるパターンかな？

薬は２週間分以上は出しては行けない事になってると薬剤師が言ったらしい。
医者は薬を処方するが、詳しく説明はしてくれないと言う。
それでも３種だったというから、人の顔も見ないらしが、まだマシな医者か。
それを飲んだら、２０時間も寝てしまって、会社なんて行けるわけない。
２年近く胃の薬を飲まされてきたみたいとも言ってた。

今自分の判断で薬をやめてるから、その副作用というか、影響なのか、
この元気のなさは。声に力が無くて、ほとんど寝てばかりらしい。

この２時間長電話した日も、朝食事して、夜１０時半まで寝てたなんて。

■理解は大変■
とにかくドア口にも電話にも出たくないらしい。
電話の音がいやなのだそうで、強迫観念。

メールも読んでも返事は書けないらしい。
独り暮らしだから食料調達とか買物に行かなくちゃなのに、
そう思ってから２日３日と過ぎるらしい。

お風呂に入ると思ってから、何時間もかかるらしい。
神経質なくらいの子だったのに、毎日お風呂なんて無理、になってる。

そういう状態が本にも書いてあるから、なるほどと思う。

twitterで、「それでもメールや電話はほしものです、
一方通行でもメールや留守電をしてあげてください」とアドバイスを私は受けた。
そういうアドバイスや経験者の気持ちを聞くのは凄く重要な事だと思う。

■自分がなって分かった、と言う長男■
長男は前の会社で出て来なくなった先輩のお蔭で自分が仕事量が増えたり、
色々迷惑を蒙っていたらしい。何日も休んで平気ででてきたり、
またはいつの間にかいなくなってり、ついに退社ってこと、
そういうのが、自分が病気になってみて、そういうことだったのか、分かったと言う。
酷い先輩や同僚の事を赦せないと思ってたけど、そういう事情だったのかと、
今は、何度も「困ってます、電話ください」とメールしてしまって、
可哀想だったかなと思ってるらしい。
自分がされて嫌だった事を、今、人にしてるかもしれないと感じてるみたい。

「休みます」と電話できないらしい。
会社からの電話が怖いらしい。
イイカゲンな事が大嫌いで真面目な子だったのに、そうなったのは性格でなく病気。
なってみないとわからない、この病気の厄介なところ。
理解したつもりでもやっぱり、そうなってない人には、理解できなくて、
何サボってるの？なんで連絡も寄越せないの？というかんじらしい。

■もっと書いてるのに、いざ投稿で、文字数オーバー■
文字数が多すぎて、投稿できなくなりました。
この続きは、全然関係ないのに、

★ 今日は松潤、レポ　ズームイン！！SUPER

の下のほうにくっつけます、すみません～。

■今日の別日記■
よろしければ、ジャンプしてみてください。

★ YouTubeにＵ２のライブ２時間余

★ やっぱりニュースは自分で見て周るほうが良いのか

★ 会津　鶴ヶ城に行ってきたよ

おつきあいいただき、有難うございました。

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