スウェーデンハウス的生活のすすめ(旧)

スウェーデンハウス的生活のすすめ(旧)

コンポーネント工場見学


メンテナンス講習も兼ねたバスツアーなのですが、このような大がかりな見学会は初めてということでした。
参加者は30組近い家族あるいは個人で、全てスウェーデンハウスのオーナーです。

●厚木コンポーネント(以下厚木C)の役割:

 広さは約5千坪、厚木市郊外の工業団地のようなところにありました。
 周囲には他メーカーの工場や倉庫などが点在しています。緑も多く、ウグイスの鳴き声が聞こえる静かな場所です。
 この厚木Cでは、東京西部・神奈川県・静岡県・山梨県でのSWH建築物件の材料搬送を担当していると言うことでした。

厚木C工場・駐車場
↑向こうに見える建物は、事務棟。これも「スウェーデンハウス」で建てるといいのにね(^o^)。

 スウェーデンからのコンテナが朝この厚木Cに到着しますが(2~3本/日)、到着分から荷下ろし、各物件毎に必要な材料を仕分けします。
それを駐車場にて積み込みをして(写真上の場所)、各現場へ運ばれていくという仕組みのようです(雨天時は屋内で積み込み)。
駐車場に入る現場行きトラックは、多い時で50台もになるそうです。

なお、スウェーデンハウスで使うパネルや窓、ドアなどの基本的な加工は、全てスウェーデンの工場で行われています。


●厚木C内部の様子:

とても開放的で広々とした屋内には、木のいい香りが漂っていました。

厚木C工場内部

「長もの」(と担当者は呼んでいました)の倉庫。
その名の通り、大きい・長い部材(木材)です。色が黒っぽいものは、スウェーデンにて防腐剤注入済みの部材だそうです。これは土台に近い部分に使うものということです。

長さがあるものの出し入れには機械を使っていました。
「自動引き出し」のような感じで、操作をすると手前にゆっくりと必要な部分が出てきます。下の写真は、逆光になっていますが、何となく様子は分かっていただけるでしょうか。

厚木C工場内部


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仕切りの右側は「細もの」(下の写真)。
「細もの」とは、天井用部材、回り縁、巾木などの細かい部材(木材)ということでした。ここには一部国内メーカーのものもあるということです。

厚木C工場内部


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あちら側は壁用のパネル(木材)、バルコニードア、窓などのコーナー。
各物件毎に必要数束ねられていました。それぞれに○○様物件という風に紙が貼り付けられていて、我が家のもこういう風になっていたのかな、とふと考えたりしました(^o^)。

厚木C工場内部

下の写真は高く積まれたパネル用部材(いや、窓だったか…)。
(地震が起きたら、どうしようと内心恐かった…(^^;。)
常時、150~170棟分くらいの在庫があるということでした。

厚木C工場内部


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部品など細かいもののコーナーです。ドアハンドル、断熱材、点検口、予備の窓、室内ドア、その他、他のコーナーに比べて扱っている種類が多いので、担当者の数も多いそうです。(他は各1人ずつ。ここは正確な数をメモし忘れたのですが3人くらいということだったように思います。)
写真中央にある丸い筒のようなものは、断熱材の包み。

厚木C工場内部

下の写真は、今回説明して下さった厚木Cの高野さんです(ありがとうございました!)。
高野さんの左上に見える大きな包みは、スライディングドアの包みだそうで、この1梱包で約800kgということでした!

2年半前に建てた我が家の場合、スライディングドアのガラスは現場ではめ込んでいましたが、最近はスウェーデンでガラスの入った状態まで組み立てて日本に送られるということでした。
その理由は、現場ではめ込むのでは職人さんの腕に左右され、きちっと入っていなかったというトラブルもあるそうで、そういう問題をなくすためだそうです。納得!

厚木C工場内部


とにかく、整然としていたのには驚きました。
工場の奥に小さい平屋のスウェーデンハウスが1軒あったのですが、あれが何だったのか質問するのを忘れてきました。ああ、後悔。
実験用?研修用?
立ち入り禁止のロープの向こう側だったので、遠目に見た感じでしか分かりませんが、12畳くらいが一部屋かというくらいの大きさの小屋でした。

厚木C工場内部


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