一卵性双生児 妊娠初期 ０週～１５週
一卵性双生児 １絨網膜２羊膜
妊娠初期 ０週～１５週
2010.10.27 ５Ｗ４Ｄ 初診
検査薬で陽性を確認して数日後、産婦人科を受診する。
無事、妊娠を確認できた！
ＤＩＳＴ ０．４９センチ。
このとき、見えた胎のうは１つだった。
「平均より、少し小さいですね。排卵が遅れていたのかな？」
前回、流産したときと全く同じセリフを聞くことになる。
嬉しさ半分、不安半分で家路についた。
IMG posted by (C)maru
2010.10.30 ５Ｗ６Ｄ つわり始まる
眠いし、ダルいし、気持ち悪い。
つわりが始まったみたい。
それから口内炎も。
でも、妊娠できた証拠だから全然嫌じゃない。
2010.11.09 ７Ｗ３Ｄ 双子と判明！
２回目の検診。
前回見えなかった赤ちゃん、今日は、見えるだろうか。
ちゃんと育っているかしら。
また心拍が見えなかったら？？
余計な事は考えないようにしていたものの、待合室で不安が爆発。
だって、前回流産したときと同じ病院。同じ待合室。同じ診察室の前なのだから。
不安すぎて気持ち悪い。吐き気もしてきた。
頭がクラクラしてきたところで名前を呼ばれ、診察室に入る。
早速、診察が始まった。
診察台に横になり、深呼吸。
先生の言葉を待つが、何か変。
もう見えてるだろうに、先生が一言も発しない。
まさか…まさか、まさか、まさか、今回も…！？
「大丈夫そう…ですねぇ…」
大丈夫そうって？ 何が？ 心拍は？ 見えたのか？？？
「うーーーん」
「２人…いますよ？」
えぇーーーーー！！！！
診察台の上で、思わず叫んた。
目の前の画面を見てみると。
本当だ！確かに２人いる！
しかも、チカチカ動いてる！心臓が動いてる！！
この後の先生の説明は、ボーっとしていてあまり覚えていない。
先生に「２人とも動いてましたよね？」と確認して、
大丈夫だと言われた瞬間、涙が流れたのは覚えてる。
病院を出てすぐ、パパに連絡。
予想通り、双子に驚きつつも、すごく喜んでくれた。
ＣＲＬ ０．７７センチ ０．７７センチ
10/11/09 posted by (C)maru
2010.11.16 ８Ｗ３Ｄ 母子手帳をもらいに行く
先生の指示通り、市役所に母子手帳を貰いに行った。
当たり前だけど、手帳は２冊。
なんか嬉しい。
2010.11.21 ９Ｗ０Ｄ 双子のつわりは重い！？
最近、朝晩の吐き気がすごい。
前触れ無く、ウッと、急激に気持ち悪くなる。
吐くことはないものの、ぐぐぐぅーーっと気持ち悪いのが続く。
上の子のときより気持ち悪い気がするけど、どうなんだろう。
我慢しないで吐いちゃった方がいいのかな。
調べてみたら、双子でもつわりの重い軽いは関係ない、という意見と、
双子だとつわりが重くなるという意見と両方あった。
2010.11.30 １０Ｗ２Ｄ 検診 膜性診断
今日は大事な検診日。
双子の膜性を調べてもらう日だ。
事前に何となく双子の膜性については調べていたので、
２絨毛膜であることを期待していたが、そうでは無かった。
一卵性 １絨毛膜２羊膜
とのこと。
エコーが終わると、先生からこんな説明をうけた。
・このタイプは一つの胎盤を２人で共有してるのでリスクが高い。双胎間輸血症候群にならないよう慎重に見ていかないといけない。
・分娩先は個々の病院ではなく、地域医療レベルで考えなきゃ駄目。
・この病院でも分娩は可能だが、里帰りをするならば早い方がいい。２２週くらいから行った方が安心。
・ＮＩＣＵが必要になった場合は、搬送になる。近くの大学病院との連携はできているが、ＮＩＣＵは常に満床の状態。１人は静岡、１人は東京に搬送…なんて可能性もある。
ちょっと、ちょっと！！先生、ビビらせすぎじゃない？？
はぁ～。大変なんだな、双子ちゃんって。
でも、今のところ、２人は同じくらいのサイズで育ってくれてる。
前回、小さすぎるのでは無いかと心配だったけど、そうでもないようだし、
今回の診察で、分娩予定日も確定できた。
予定日は、６月２６日。
うん。いい季節だ。
まぁ、もっと早くに産まれてくることになるだろうけどね。
なるべく長い間、お腹で過ごせるようにしないといけないってことね。
双子ちゃん、一緒に頑張ろうね。
ＣＲＬ ２．７７センチ ２．７３センチ
10.11.30 posted by (C)maru
2010.12.12 １２Ｗ０Ｄ 風邪
あ～、やっちまった。風邪ひいた。
喉が痛くて咳がすごい。
これ、たぶん気管支炎だ。
咳込むときの腹圧が気になる。
双子ちゃん苦しいのかな。ごめんね。
心配なので、次回の診察を予定より早く予約した。
2010.12.16 １２Ｗ４Ｄ 検診 酷い咳
上の子の小児科で咳き止めの漢方をもらったが効かず、
心配なので受診した。
超音波をとってもらったところ、２人とも元気で安心。
10.12..16 posted by (C)maru
ＢＰＤ ２・０６センチ ２．０４センチ
ＣＲＬ ５．３センチ ５．３センチ
２人仲良く頭をくっつけて、
まっっっったく同じ格好をしていた。サイズも一緒。
さすが一卵性だと思った。かわいいなぁ。
ブリカニール２mg ムコダイン２５０mg ７日分処方
咳き込むことで赤ちゃんが駄目になることはないから、
心配しないように、と言われる。
あ。
そういえば、咳に気をとられているからか、
つわりが気にならなくなった。
もうピークは過ぎたみたい。
2010.12.23 １３Ｗ４日 大量出血
夜中２時過ぎ、濡れた感覚で目が覚める。
おそるおそる下着を触ると、何かが出ている感覚。
飛び起きて電気をつけると、下着、パジャマが真っ赤に染まっており、
シーツにも染み出ていた。
色は鮮血。血と一緒に何かの液体も出ている。
「破水した！」と思った。
慌てて病院へ連絡、受診すると、
「破水はしてない。赤ちゃんは２人とも元気」とのこと。
ホッと胸を撫で下ろす。
先生の説明によると、これは「絨毛膜下血腫」による出血なのだそう。
トランサミンカプセル２５０mg アドナ３０mg 処方
今回は時間外診療で、いつもと違う先生だったが、
この先生にも双子のリスクの高さを説明された。
まだ咳が続いていたため、咳のことも聞いてみたが、
風邪と出血は関係ないとのことだった。
他に言われたこと。
・出血は１週間くらい続きそうだし、止まっても、また繰り返す可能性がある。
・４～５日後にまた受診して。
・ＭＤ双胎は、一つの病院で経過を診ていく方がいい。里帰りするなら早くした方が安全。
・今の時期は、何か起こるのは卵が原因だから、無理に安静にする必要はない。
動いてたって育つ卵は育つし、駄目になる卵は駄目になる。
2010.12.27 １４Ｗ２Ｄ 絨毛膜下血腫
未だ生理の終わり頃の出血続く中、受診。
父の余命が１週間と言われており、帰省できるか相談する。
↓
・出血は続きそうだが、こちらから帰省するなとは言えない。新幹線に乗ったからどうこうなるわけではないので、大丈夫ではないか。
・帰省するなら、そのまま出産まで里帰りした方がいい。新幹線で移動を繰り返すのは心配。
この他、またまたＭＤ双胎のリスクを懇々と説明された。
ＭＤ双胎であることでリスクを抱えているのに、出血でもう一段階リスクが上がったから慎重になれ、ということらしい。
うん。
わかるけど。
それは、わかっているけれど。
私にとっては、双子も父も、同じくらい大切なのだ。
夫と相談。
やっぱり、今帰省しないと一生後悔すると思う。
明日の新幹線のチケットを用意、帰省することにした。
双子ちゃん、ママと一緒に頑張ろう。
信じているからね。
10.12.27 posted by (C)maru
2011.01.05 １５Ｗ３Ｄ 里帰り＆風邪悪化
一日中、ものすごい咳。
特に夜、布団に入った直後が酷い。
父が亡くなったため、精神的な疲れもあるかもしれないが、
線香の煙に、一日中さらされてることが原因のような気がする。
神奈川より滋賀の方が、昼夜の気温差が激しいのもあるかもしれない。
出血は、茶褐色で少しだけ。出ない日もあり。
2011.01.06 １５Ｗ４Ｄ 転院
ＮＩＣＵ完備の大学病院へ転院。
未だ咳が酷く、常に腹圧がかかっているため心配だったけど、
双子は２人とも元気に成長してくれていた。
産院までは、車で１時間半。
周産期協力支援病院なので、緊迫した雰囲気かと思いきや、
山奥にあって、のんびり落ち着いた雰囲気。
先生の人柄も良くて安心した。
なんとなく、横山やすしを優しくしたような感じ。
勝手に「やっさん」と呼ぶことにした。
診察は、内診で子宮頚管の長さを測り、出血の有無を確認。
それから、４Ｄの超音波で、へその緒の位置や血流、
臓器のサイズなど、かなり詳しく見てくれた。
血腫の大きさは、７．５センチ、とのこと。
赤ちゃんの大きさとそう変わらないことが心配だったけど、
やっさん先生は、血種に関しては、あまり気にしてない様子。
特に安静とも言われずに、
「安静にした方がいいですか？」
「うん。なるべくね」
みたいな感じだった。
でも、また出血する可能性はあるらしい。
「茶褐色の血だったら、いらない古い血だから逆に喜んでいいよ。
鮮血だったら連絡して？」
と言われた。
一応、ナプキンしておこうかな。
今日から、超音波写真がカラーになった！
左の子が頭位で、右の子が逆子。
手足をパタパタさせてて、すごく可愛かった。
2011.01.06 posted by (C)maru
３．２／１０．３センチ
２．７／９．１センチ
超音波写真の見方がイマイチわからない…。
これ、何の大きさだろ。
ま、「順調です」と言ってもらえたから、それでいいかな。
帰り、呼吸器内科にも寄る予定だったけど、
疲れていたのでやめることにした。
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