法律なんて怖くない!

法律なんて怖くない!

PR

プロフィール

法律伝達人max-asayu

法律伝達人max-asayu

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

エースの販売会 ぴんく はあとさん

Wizardry: Proving G… 剣竜さん

theネタ帳☆ ぞっこんボスさん
★cellfood健康法 「… soliton_kobaさん
さむらい業日記 モダニストさん
Love Thirties! きよみっぴさん
つんつんの主に読書… つんつん1955さん
Natural koukiakiさん
私の湘南スタイル VIVA7354さん
ペンギンさんの南極… penguin3.comさん
2004年12月02日
XML
テーマ: 法律(494)
カテゴリ: 刑法


第6章 社会に関する罪

1公務執行妨害罪

およそ警察官に逆らうとこの犯罪が成立してしまうと思い込んでいる方もおられるでしょう。
是非一度きちんと条文をご覧下さい。

(公務執行妨害及び職務強要)
第九十五条
1 公務員が職務を執行するに当たり、これに対して 暴行又は脅迫 を加えた者は、三年以下の懲役又は禁錮に処する。
2  公務員に、ある処分をさせ、若しくはさせないため、又はその職を辞させるために、暴行又は脅迫を加えた者も、前項と同様とする。


「暴行又は脅迫」
とありますね。
実は、こちらが暴行又は脅迫をしない限り公務執行妨害罪は成立しません。
別に警察官だからといってやりたい放題ではありません。
警察官の方々も法にのっとって動いておられます。

ただ、一ついえるのは誤認逮捕も合法であるので、誤認逮捕されそうになって抵抗すると公務執行妨害罪が成立してしまいます。
というのも、逮捕は逮捕されるだけの疑いがあれば合法なのです。
あとで裁判で実は無罪だったとしても、必ず逮捕が違法となるという訳ではありません。
そうしないと、逮捕が慎重になりすぎて真犯人を逃す恐れがあるからです。ということは誤認逮捕が合法となり、誤認逮捕に抵抗すると公務執行妨害罪が成立してしまいます。
何となく不当な気もするかも知れませんが、これが現実なのでご注意ください。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年07月07日 23時18分38秒
[刑法] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: