マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2011.09.02
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カテゴリ: 生活雑記
後半から宮間を投入したことで日本のリズムが急に良くなった。昨夜の女子サッカーロンドンオリンピック予選でのことだ。相手は格下のタイ。だが強行スケジュールに耐えるには、主力選手を休ませる必要があると監督が判断したのだ。前半はタイの堅い守りに攻撃のリズムが作れなかった。初戦であること、これまで出場機会が少なかった若手だったことも、動きが鈍かった原因だと思う。

前半とは日本の動きがまるで変わった後半。相手を撹乱し、スペースも徐々に出来た。やはり宮間の力量は抜きん出ており、3得点の全てに彼女がからんでいた。勝ち点3のゲット。少なくても3得点すること。佐々木監督が望んだ2つのことを、なでしこは初戦で実行することが出来た。選手も素晴らしいが、そこまで育て上げた監督の実力と判断力が凄いと思う。

さて、明日参加する予定だった「磐梯高原猪苗代湖マラソン」へは結局行かないことにした。台風の進路がどうなるか、大雨の影響が今後どう出るかを自分なりに判断してのことだ。いくら素泊まりとは言え、もし宿泊しないのなら少なくても前日に連絡すべき。私はそうも思っていた。

ようやくつながった電話は留守番電話だった。きっと民宿組合と大会本部との間で、台風対策などを協議していたのだと思う。「行かない」と決めた後も、果たしてその判断が正しかったのかと悩んだ。私個人は大雨の中で走るのも厭わないけれど、交通が遮断されて帰宅出来ない状況になると困るのだ。これで今年参加する予定でいたEさん主催のレースは2回とも不参加。悲しいけれども「縁」が無かったと諦めよう。

もう一つ迷っていた本だが、司馬遼太郎の「街道をゆくシリーズ・沖縄先島への道」を読むことにした。「項羽と劉邦」もそうだが、彼は小説やエッセイを書くに当たって、その舞台を実際に訪れることが多い。だから読者がより真実味を感じるのだと思う。それに彼の関心はとても広く、そのことが深みのある作品を育てたと言えるのではないか。

私は沖縄に3年間住み、島の方々を実際に訪ねた。また色んな分野の沖縄の本を300冊近く読んだ。だから司馬の本を読むと頷けることが多い。だが、彼が書かなかった事実が幾つかあったのには驚いた。資料で知ることも大事だが、現場を訪れて何かを感じ、考えることも大事な作業なのだ。

野田内閣が組閣された。識者によれば新鮮味がないと言う評価が専らだ。それに自民党が行って来た「派閥人事」と同じとの酷評もある。でも党分裂の危機を、この人事で救ったのは確実。問題はこれからで、より迅速で適切な対処をしてくれたら良いし、折角誕生した「どぜう内閣」を、少しは余裕を持って見守っても良いのではないか。地味で大人しい野田さんだが、その判断が正しかったのか評価されるのはこれからだと思うのだが。





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Last updated  2011.09.02 18:55:15
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