マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2017.05.22
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 謎の女性はだれ?>



 何なんだろうねえ、この間の悪さは一体。起きて直ぐに飲もうと思った牛乳を、何とまあ自分の口ではなく、先日買ったばかりのカーペットに飲ませてしまったのだ。いつも通りの場所に置いたのを忘れて、つい蹴飛ばしてしまった訳。これじゃ怒る訳にも行かないよね。朝からこんな調子じゃ今日のレースは一体どうなるんだろう。そんな悪夢が一瞬脳裏を過った。

        地下鉄台原駅前の木立  

 前夜のWBAプロボクシングミドル級タイトルマッチで、あの強豪村田諒太が、何と何と不可解な判定で敗れたのも納得が行かなかった。この判定にはWBCの会長が疑問を呈したようだし、WBAの会長も謝罪したようなので、やはりかなりおかしい判定だったのだろう。

 さて自分の左足が「コキッ!」と鳴った。このところ違和感があった左足だが、ひょっとしてこれで復調かと俺は喜んだのさ。びっくり


 台原駅南口出口

 それにしても体調はあまり良くなかった。転倒して強打した右肩が痛んでいたし、背中全体に違和感があった。これは多分「断捨離」の疲れ。両膝痛の原因は老化のはず。レース前日から急に高温が襲ったのも心配。今年はまだそんな高温の下で走ったことがなかったからだ。そんなこんなで直前まで参加への躊躇があった。でも不参加は思い止まった。


       台原駅南口の階段   

 理由は主催する「仙台鉄人会」からの案内。大会への参加者数は限定されているため、無断での不参加はせずに他のランナーに出場機会を譲ってほしいとあった。もっともな理由で、この大会は参加費が2千円。今時こんな料金で5時間も10時間(この大会には10時間走の部もある)も遊べるレースはなかなかない。これはやるっきゃないね。それがマックス爺の覚悟だった。




 地下鉄南北線の台原駅で下車し、南口から台原森林公園に向かうと、この横断幕が目に入る。ここが大会本部であり、エイドステーションであり、着替えの場所でもある。先ず受付をしてゼッケンや記念品などを受け取る。既にランパンは履いているが、ランシャツにゼッケンをピンで留める。ナンバーは96番。う~む。これは「苦労」が多いかもねえ。そう思った時、1人の女性が私に近づいて来た。


      謎の女性ランナーXさん  

 不肖マックス爺、73年ほど過ごして来た人生で、レースの出走直前に女性ランナーから声を掛けられたことなどないのだよ。少々泡を食ったがそこはベテラン、そんな素振りは見せなかったのさ。何故ってこんな機会は滅多にないからねえ。そこで女神の声にじっと耳を傾けたって訳。そうしたら信じられない言葉が天から下った。マックス爺が再び驚いた瞬間だった。




 先日の「仙台国際ハーフマラソン」は確か走れなかったと彼女。ひょっとして「クリック合戦」に敗れたのかも。最近はマラソンブームなのでそんなことも良く聞くのさ。だが10月開催の「東北みやぎ復興マラソン」には出場予定とか。それまでにフルをもう1戦したいと適当なレースを捜したら、このレースに行き着いたと言うのが天女様のお話だったのさ。


    木漏れ日を撮影する爺の影  

 そして驚くことに、天女様は私に「このスマフォを観よ」と命じた。んんん?それは私が昨年書いたこの大会の完走記。それに爺がゴールした写真まで載ってたのさ。こんなことがあるから人生は面白い。後で彼女が言うには、会場で私を簡単に見つけられたのはオーラがあったからと。そこで爺は言った。「オーラ恥ずかしいなあ」。まあお互いの写真も謎で対抗だっちゃ。(仙台弁)ウィンク<続く>





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Last updated  2017.05.22 04:44:28
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