メガネパール

メガネパール

ベトナム日記 前半



何でベトナム旅かと言うと、いわゆる卒業旅行です。卒業旅行として純粋に旅をしたかったので。
高校時代に沢木耕太郎の「深夜特急」を読んで海外旅行に憧れて、大学に入ったら絶対に海外旅してやる!って思ってました。

で、出会ったのがネパール。ワークキャンプという形で出会ったネパールには今まで3回行き、今度の4月からも2、3ヶ月行くつもりでいます。
大好きです、ネパール。愛しちゃってます。
でもよく考えると、今までワークキャンプ以外で純粋に旅をしたと言ったら...「あれっ?」って程少ない。ネパールでさえほとんどまともに観光したこと無いんです。
ワークキャンプで行くネパール、すごく素敵で、ホント大大大好きで、大学時代は何よりもネパールワークキャンプでした。

だから今回は高校時代に憧れた純粋な「旅」をしようって。思いました。
まぁ、ただただ旅したかったってことなんだけど。

で、何故ベトナムかというと、これは色々と悩みました。
ワークキャンプから離れてネパールを旅するとか、カンボジアやらインドネシアのボロブドゥール遺跡やらインドやらパキスタンやら、実はヨーロッパ旅行も頭に入れてたり。
でもベトナムにしたのです。
ベトナム料理の魅力とか(フォー食べたい)、沢田教一の写真とか、近藤紘一の「サイゴンか来た妻と娘」とか、いろいろ興味あって漠然と行ってみたいなぁ、とは前から思ってはいたんですけど、決め手になったのは結局沢木耕太郎でした。
数年前に沢木さんが出した本で、ベトナム縦断の旅を書いた本があって、ベトナム良いなぁって。
単純だけど重要。沢木耕太郎って所は俺にとって重要です。

と言っても、その本の旅をなぞるとか、比べるとか、そういうつもりはないし、その本を教科書的に使おうとは思っていません。
ただ、本の中で面白そうだな、って所には行くつもりだけど。

そんなこんなで明日から行ってきます。
8時に成田。・・・あぁ、早い。遠い。
何で成田なんだろ。何で千葉に国際空港を・・・。
千葉県民の人すいません。
でも埼玉県民の人は思ってしまいます。
多分神奈川県民辺りも思ってます。

<2/22 成田にて>
シンチャオ!
気分はすっかりベトナム。

今から出発です。
と言っても早く来すぎてしまい、時間をもてあましてます。
日本ってすごいなぁ、って思いました。
今ネットやってるここ、無料でネット使い放題なんです。
海外の空港でこんなところってあるんですかね?
しかも1台や2台だけじゃなく50台ほどは置いてあるんじゃないでしょうか。
かなりかっちょ良い外人のお兄さんの隣でカチカチやっております。

いい天気です。
ベトナムも晴れてるといいなぁ。
さて、免税店でラークマイルド買って一息つくことにします。

次回はベトナムから。
では。

<2/22 ベトナム到着 メコン川>
ベトナムに着きました!
暑い。

空港到着後、ホーチミン市街は通り越しミトーという街に移動するため、チョロンというところにあるバス停からバスに乗り込む。
ホーチミンからミトーへはバスで2時間。
あたり一面の田園風景を走っていると思えば、大きな工場が立ち並び、と思いきや今度はバナナ畑、椰子の林という熱帯風景に。
バスの中から見える夕焼け小焼けがきれいでした。
地元のおばちゃんとお金の話で盛り上がりそんなこんなであっという間の2時間でした。

ミトー到着後、ホテル探しでぶらぶらしていると横からバイクのおばちゃんがなんとやら。
怪しいと疑いつつもただでバイクの後ろに乗っけてやるというので、バイクに乗ってホテル探し。
3件目のホテルで都合がつき、飯を食いにいこうとしたらまたまたおばちゃんが「乗ってけ乗ってけ」ってことで、バイクでご飯を食べに行くことになりました。

そうそう、このバイク。ベトナムって国はやたらとバイク野郎が多いみたいです。
国民の半分くらいが常にバイクに乗ってるんじゃないか、ってくらいバイクの量が半端ないんです。

ミトーにきた目的は2つ。
まずひとつはベトナム国民の腹を精一杯満たしている「メコン川」を見ること。
もう一つは、ベトナム中でもミトーにしかない魚「象耳魚」、カータイトォーを食べること。
この象耳魚、「歩き方」に載ってる写真を見るとなんだかやたらと気味が悪い。

いざ、象耳魚を見つけるべくおばちゃんのバイクでゴー!
1件目。
「カータイトォーはないなぁ。この魚も同じだからこれにしなよ!」
あえなく沈没。
2件目。
「ないよ。うちにはおいてないよ」
3件目。
「・・・。(手を振って無いの仕草)」
4件目。
「ちょっと待ってね・・・」
おっ。ちょっと期待!
「ごめんないや。」
はぁ、どおやらこのカータイトォー、地元の人はあまり食べないらしく、どこにもおいてないみたいです。
仕方なく、4件目のお店で食べることにしました。
食べたものは
「炒めたえび 2匹
 魚のスープ 野菜てんこ盛り乗せ
 生野菜 漬物 ご飯山盛り(茶碗4杯食べた) バナナ2本。」
てな感じです。
象耳魚は無かったけどめちゃくちゃうまかったです。

店を出るとバイクのおばちゃんが店の前で待っていたみたいで、またのせてもらって、ホテルへ向かいました。

メコン川のほとりの公園で、サトウキビをかじり、1日が終わりました。

と思いきや、さすがメコン川。
夜、メコンの蚊の大群に襲われ寝付けず・・・。


<2/23 ミトーからサイゴンへ>
蚊の大群に襲われ寝付けなかったが、その後蚊との攻防の上、約10匹のメコンの兵士をやっつけ、さらに長袖、長ズボン、靴下を履き、全身を隠してなんとか朝を迎えた。

象耳魚は断念したが、ミトーにきたもう一つの理由を達成するために川へ。
昨日の夜は暗くてよく見えなかったが、朝になってみるメコンは雄大でした。・・・といいたいところだが、意外と普通。
茶色く濁っていて、向こう岸もすぐ近くに見えるし。広さでいえば荒川くらい?
と、「歩き方」を確認。どうやら向こう岸に見えるのは岸ではなく、川の中にある島のようです。
でかくて島には見えなかったけど、こんなでかい島があるってことはやっぱりでっかい川なんだ、と感じました。
島にも人がかなり住んでるみたいで、ひっきりなしに船が行き来していました。
その船を見ながら屋台のフォーをすすり、大満足。

まだ本格的に暑くなる前に、市場へと向かいました。
そんなに大きな市場ではなかったけど、「グアッ」とアヒルが鳴いていたり、フォーをすすりながらおばあちゃんが野菜を売っていたり、なんだか魅力的でした。
うまそうなパイナップルを見つけ、いくらかたずねるとおばちゃんが一本指を出した。
10000ドンかぁ、(約7、80円)と1万ドン札を出すと、なんと俺の勘違いだったらしく、9千ドンのおつりが帰ってきました。
パイナップル半分が10円もしないなんて・・・。
メコン川さんありがとう。
こんなに安くてうまいパイナップルも、ここに溢れてる野菜たちも、果物たちも、あなた様のおかげです。

朝、見ていた船着場から船に乗って向こうに見える島へ向かいました。
見えていた島は特に何も無い島だけれど、いたるところにいろんな果物がなって、いかにも南国風の雰囲気でした。
100mも離れていないのにミトーとはまったく雰囲気の違う、いい感じでした。

昼飯は昨日の夜に行った店が安くてうまかったので、同じところへいきました。
ゴーヤの肉詰めと蛙の炒め物を食べ、またまたご飯を4杯ぺろりといき、大大満足。

夕方、ミトーに別れを告げ、バスでホーチミンへ。
市場の屋台で夕飯を食べ、サイゴン川のほとりを散歩し、ココナッツアイスを食べ、今にいたってます。

ホーチミンはやたらとうるさいです。
でもこのうるささが魅力なのかな。
熱いです。

ホーチミンの安宿街
ホーチミンの安宿街

<2/24 サイゴン川のほとり>
サイゴン川のほとりのベンチでコーヒーを飲みながら一休み。
相変わらず後ろでは大きな音を立ててバイクが走っています。

本を広げ読み出すと隣のベンチに白人のおじいちゃんが座りました。

僕らのベンチの前では川で子供たちが泳ぎ、来ていた服を網代わりにして魚を取り始めました。

ベンチに座る僕らには、外人であるために幾度となく物売りがやってきます。
その度におじいちゃんと「やれやれ」といった具合に顔を合わせました。

向こうの桟橋では地元のおじさんらしき人が糸を垂らして釣りをしてます。
竿がしなり、一生懸命にリールを巻くおじさん。
手繰り寄せた糸の先に付いていたのは大きな大きなごみ袋でした。
「オー、ビッグフィッシュ!」
おじいちゃんと顔を合わせて大きな声で笑いあいました。

やがておじいちゃんはベンチから腰を上げ、僕に向かって大きく一言
「グッバイ!ハバナイスデイ!」
僕も
「ハバナイスデイ!!」
自然とお互いの手を握り合いました。

なんだかとっても素敵な時間でした。


<2/25 ムイネー砂丘>
ホーチミンからバスで5時間、ムイネー到着。
ベトナムにはオープンバスっていうのがあるんですけど、ホーチミン~ハノイ ハノイ~ホーチミン のバスで、途中数ヶ所、自由に降りて何日でも滞在してもいいって言うバス。
ホーチミンからハノイまでが21ドルでした。
で、最初に降りたのがこのムイネーです。

このムイネーって街、ものすごいトロピカルです。
リゾート地なんです。
ホーチミンはこれでもかってくらいに、人間臭い街で、ものすごい熱気だったのに、ものすごい差です。
どれくらいリゾート地かって、泊まるところに「~~ホテル」とか「~~ゲストハウス」なんて安っちい名前はついてなくて、全部「~~リゾート」って名前です。

で、俺の泊まるところはベンユーリゾート。バンガロー風の一軒家の部屋で海岸に建ってます。リゾートです。

バイクを借りて出発することにしました。
24時間7ドル、ちょっと高いかも、と思いつつも気分はリゾート。ちょっとリッチに。

どうしてムイネーに来たかというと、日本出発の前日に某A兄貴にムイネーの砂丘が良かった、とすすめられたからで、バイクを借りたのもそこに行きたかったからです。

海岸沿いの道をバイクで走り、10分もすると一気に風景が様変わり。
さっきまで南国風の海岸沿いだったのに、砂漠の中を走るっているようなそんな道に出ました。
真っ赤な砂の中に、椰子の木やサボテンが生えていて、と思ったら突然赤い砂があたり一面真っ白の砂になって。
ここはカルフォルニアかアリゾナか!?と本当にベトナムなのかと疑ってしまうほどの感じです。
そんな道を、牛が、ヤギが、鶏が横切る。
最高に爽快でした。

思わず歌ってしまったのが
「ぼくらは~ じゆうを~
 ぼくらは~ せいしゅんを~」
って、そう奥田民夫ばりに大げさに言っちゃいました。

ってなことで、砂丘到着。
Aつし兄貴、すごかったっす。
砂丘かっこよかったっす。
夕日が輝いてました
ムイネー

ムイネーのフィッシャーズヴィレッジ
ムイネー フィッシャーズヴィレッジ

<2/26 赤い砂丘と白い砂丘>
今日も午前中はムイネーの街をバイクで飛んで、昨日行った砂丘を越えてさらに奥に行ってきました。
ここムイネーには砂丘が2つあって、昨日行ったのが赤い砂丘。で、もう一つが白い砂丘。

かなり遠くにあるこの白い砂丘、昨日走った砂漠とトロピカルが混ざったような道をとおりすぎ、誰もいない海岸を走り、真っ赤な山を横に見て、やっとの思いで到着しました。
真っ白です。
砂丘だけじゃなくてあたりが突然真っ赤になったり、真っ白になったり、椰子の木のジャングルになったり、それだけで大興奮のムイネーでした。

午後はゆっくり海岸で一休み。
ビールを飲み、果物を食べ、読書にふける・・・
日本で一生懸命働いている皆さんごめんなさい。

昼間白い砂丘まで行くのにタンクトップ、ハーフパンツという格好だったので思いっきり焼けました。

赤い砂丘の近く
赤い砂丘

白い砂丘の近く
白い砂丘

<2/27 ムイネーからニャチャンへ>
朝、ムイネーの市場に行き蟹と海老を購入。
ホテルに戻って調理にしてもらいました。
ホテルの人に
「君の一番好きな方法で調理してくれ!」

どんな料理が出てくるのかとワクワクドキドキ。
きっとベトナム風にいろんな調味料とか香草とか使われてるんだろうなぁ・・・
で、出てきてビックリ。
なんと、皿の上には蒸しただけの蟹と海老が。

分かってらっしゃる!
新鮮なものはシンプルが一番!
でもベトナムでこんな素なやつ見た事ないぞ。
ベトナム風な料理に期待してただけになんか複雑。
でも確かにこれが一番うまいんだよね。

ニャチャンまでのバスを取ったので荷物を整理しバスが来るまで、ホテルの人と雑談。
ビェンユーリゾート、お世話になりました。
いろいろ良くしてもらって、仲良くなっただけにちょっと残念。

ニャチャンまでバスで5時間。
途中の休憩場所で一服していると白人のおじいちゃんが
「俺のバスどこだぁ??」
と。
「どこ行きですか???」
「ラスベガスさ!」
・・・・・・ここらへんさすがです。
日本人にはそんなこと言えません。

ムイネーの海

<2/28 歩き方>
写真撮られました!
ニャチャンで泊まったのが御父参カフェ。
いわゆる日本人宿で、ロビーで話してたら
「地球の歩き方なんですけど写真撮ってもいいですか?」
一同大興奮です。
たぶん6月、7月に出る最新ベトナム号に出るんでよろしく。

その後、歩き方の取材の人も含めてロビーで話してました。
○夫婦で世界一周してる藤原夫妻。
現在2年4ヶ月目で、インドをスタートし中東、アフリカ、南米、アジアにきて現在ベトナム。これから中国に入り今年中に旅を終わりにするそうです。

○在日韓国人の19歳の女の子。
高校のときにプロテスタントになり、同志社大学の神学科1年生。
初めての一人旅で、関空からタワレコのビニール袋一つでバンコクへ出発。カンボジア、ラオスを通りベトナムへ。

○歩き方の取材の人。
ベトナムのほか、カンボジア、ラオス、ハワイ、アメリカにも関わっており、ベトナムに関わってからは8年目。

と、俺。
世界一周の話、旅での在日のビザの苦労話、歩き方の裏話、ネパールの話、うまい店の話、キリスト教の話、どうやって歩き方の記者になったか、牛の話・・・・。
と、話は盛り上がり結局寝たのは3時近くになってしまいました。

この御父参カフェ、なかなか居心地の良いところでお父さんも面白い経歴を持った人でした。
ニャチャンに来た際には是非行って見てください。

次の日、お父さんのカツどんの仕込みを手伝い、朝食をいただきました。
お父さん、作家を目指していたこともありロビーには御父参著の小説が置いてありました。
この小説を読んで一日が過ぎ、夜ホイアン行きのバスに乗り、ニャチャンと別れを告げました。

写真はニャチャンで見つけた面白い看板。
ニャチャンの面白い看板

<3/1 ホイアン着>
朝、ホイアンに着きました。
午前中、ホイアンにあるという日本人のお墓を見にぶらぶら。
日本人のお墓は2つあって、江戸時代にここが日本との貿易港として栄えたときに経ったものだそうです。

地元の学生たちに道を聞き、一緒に話しながら田んぼのあぜ道をテクテク。
田んぼではしゃいでいる女の子とたちと一緒にはしゃぎ、さらに歩いてると遠くのほうからおじいちゃんが「ハロー」と一言。
指をさしてるその先にお墓がありました。
田んぼのど真ん中。
何でここに、と疑ってしまうような場所でした。

お墓の前に行くと説明書きが書いてある。
「1647年、日本の貿易商人、谷弥次郎兵衛(たにやじろべえ)ここに眠る。言い伝えによれば彼は江戸幕府の外国貿易禁止令に従って日本に帰国することになったが、彼はホイアンの恋人に会いたくてホイアンに戻ろうとして倒れた。この彼の墓は母国の方向北東10度を向いている。この遺跡は17世紀にホイアンが商業港として反映していた当時、日本の貿易商人と当時の市民との関係が大変友好的であったことことの証である。」
だそうです。なかなかロマンチックな話です。

午後、市場をぶらぶらしているとあるもの発見!
ベトナムに着たらぜひ食べてみたいと思っていたあの一品!
アヒルの卵の孵化寸前のものを茹でた卵です。

コツコツコツ、とおばちゃんが卵のてっぺんを割ってくれ、さらに食べ方を教えてもらった。
中に醤油のようなものを入れて、スプーンですくい、たまにドクダミのような葉っぱをかじる。
うまいっ。
予想通りなんだか見た目は気味悪いですが、確かにうまいです!
中に入った汁がそのまま鶏がらスープのようで、最後の最後まで楽しめました。
孵化前の卵

<3/2 ミーソン遺跡>
ここホイアンの近くに「ミーソン遺跡」というものがあります。
今日は朝からそのミーソン遺跡をたずねるという、ツアーに参加してきました。

8時にバスが出発でいざミーソン遺跡へ。
ガイド付きらしくてバスの中からやたらとテンションの高いお兄ちゃん。
「ハッピーアンドラッキー!!」
を連発してました。

でもこの兄ちゃんやたらと説明が長い。
意外と面白いらしく、うけてるんだけどあんまり英語を理解できてない俺にとっちゃちょっと退屈・・・。

ミーソン遺跡はヒンドゥー教の遺跡で、昔々できた王朝の聖地だそうです。
その後500年間は誰の目にも知られることなく、フランスが侵略した際に発見されたのことです。

遺跡自体はなかなか立派なものでした。
山の中にひっそりと建っていて、7、8個所に別れて群を成してありました。
今日はちょっと曇ってて霧がかかってたんですけど、それがまたなかなか。

でも何より面白かったのは遺跡の周りに生えている植物。
いわゆる「おじぎそう」が遺跡中いっぱいに生えていて、それをいじるのが何よりも面白かったです。
童心にかえって遊んでました。
欧米系の人もおじぎそうに興味を持ったらしく、みんなでいじって、何分で元にもどるかぁ、なんて遊んでみたり。

遺跡からの帰りはボートで。
これもこのツアーの楽しみの一つで、ホイアンの街までボートくだりながら昼飯を食べ、ゆったりと戻ってきました。
これ全部で3ドル。
なかなかいいんじゃないっすか。

写真 ミーソン遺跡に住むトカゲ
ミーソン遺跡に住むトカゲ

<3/3 フエ着・・・寒い>
ホイアンはとってもいいところでした。
町並みとか遺産とか寺とか、いろいろとあるんだけど、別にそういうのではなくて、雰囲気。
そう、雰囲気がとっても好きでした。
それと川がとっても気に入りました。
ミトーでもサイゴンでもホイアンでもやたらと川沿いにいる気がするな。
なんかのんびりするんですよね。
しかも川って必ずいろんな人いるじゃないですか。
で、船が通ったり漁やってたりここホイアンの川には市場もあって。
なんかそんなの見てるのがとっても楽しいです。

そのホイアン市場、その中にある屋台やら何やらがやたらと何でもうまい。
ホイアン食べ物うまいんです。
市場の屋台にしても、麺屋にしてもお気に入りの店が出来てもっともっと食べていたかったです。
今のところ俺の中で飯が充実してた街ナンバーワン。
なかなかいい街でした。

今日も朝起きてまず最初にお気に入りの麺屋で一杯の麺で始まり、せっかく気に入った街ホイアンですが8時のバスで出発することにしました。

1時頃、フエの街に到着しました。
雨・・・。
寒い・・・。
めちゃくちゃ寒いっす。フエ。
まずいまずい、北上するに連れて寒くなってるのは感じてたけど、ここまで寒いとは・・・。
このさらに北にあるハノイの街が思いやられます。
あ、そういえばテレビで見たけど東京は明日から数日間雪みたいですね。
恐ろしや恐ろしや。そんな寒いの今の自分には無理です。
ごめんなさい。

フエという街はベトナム戦争の本やら何やらを見ると必ず出てくる街で、ベトナム戦争に詳しい人にとっては興味深い街出そうです。

明日は何しようかな。
雨やんでればいろいろ回ろうと思うけど・・・


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