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みっちャん

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2011年03月18日
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先日、仕事用のディーゼル車の燃料にまだ余裕があるため、近くの日帰り温泉に行きました。そちらの温泉は山間部にあるため、ほとんど被害が無かったようです。食料が調達できないため、日帰り入浴しか行っていないようですが、温泉の出も地震前より悪くなったようです。


このような状況下で温泉なんて贅沢な感じがしますが、1週間のうち、体を拭いたのは数回程度で、子供達が可哀想なので行ってきました。まずは1週間分の垢(笑)をしっかり洗い流して、湯船に浸かると、みんなで「気持ちいい~」と絶叫してしまいました。お風呂に入って「極楽、極楽」というのは、こんな気持ちなんだと40年以上生きてきて、初めて味わいました。


福島第一原発事故の対応をされている東京電力の作業員、自衛隊、東京都消防庁、関係各位の皆様、本当に対応お疲れ様です。家族を持ち、被曝覚悟で作業されている皆様には、頭の下がる思いです。諸外国でも、被曝を恐れず最前線で作業する彼らのことを「サムライ」などと賞賛しています。


とあるテレビで見ましたが、定年間近の自衛隊員の父を持つ息子にインタビューを行っていて、その父は自ら福島原発の作業に志願し、現地に向かったそうです。息子は、父を心配しながらも、家ではうだつの上がらない父が、自ら志願したのには驚いた。こんな父を私は誇りに思うと語っていました。そんな方々に我々は支えられているんですね・・・。


放水による冷却に並行して、東北電力からの電力確保も順調に行っており、6号機はすでに正常運転に戻ったようですね。他も電源確保には至っているようですが、爆発などの影響により損傷があるため、ひとつひとつ機器のチェックを行っていくので時間がかかりそうです。


そもそもこの電源は、40年前の原発建設時に使った東北電力の送電線から行いました。作業員の被曝を避けるため、巨大な糸巻きのような500メートルのケーブルを三つ、計1.5キロ分を、山側を大きく迂回して道路沿いに引いたそうです。


関東の方では、エヴァの「ヤシマ作戦」にかけて節電の呼びかけを行っていたそうですが、道路沿いに太い送電線が走る光景は、まさに「ヤシマ作戦」そのものですね。そこまでして確保した電源ですから、なんとか機器を復旧して冷却機能を正常化してほしいものです。


原発事故の件もそうですが、民主党政権は全てにおいて対応が遅すぎるような気がします。津波により機能不全におちいっていた仙台空港を復旧させたのも、米軍のヘリが自主判断で着陸し作業を行って頂いた結果、物資の輸送路として仮復旧しました。空路は一番早い輸送路ですから、空港の復旧が大事なことぐらい分かると思いますが、この件に関しては、民主党は全く関与していません。


また、青森県知事が「青森空港は生きてるから、被災者救援、物資運搬に使ってくれ」と再三言っているのにも関わらず、何の連絡も無いため、自民党を経由して、現在、物資、救援チームの到着先として使用されています。


そのため、各界、外国から叩かれ四面楚歌になった民主党は、あわてて自民党の谷垣総裁を入閣させようとしましたが、後の祭り。すでに民主党を除外した形でいろいろなものが動きだしています・・・。


さて続きです。


【3月11日18時】


コンビニで食料を買って出ると、そこは街灯、店の灯りも無い真っ暗な街に変わっていました。時間を費やしたことを後悔しながらも、自転車で走り出しました。当然、自転車のライトは点けていますが、かなり暗く感じます。ライトのダイナモの重さで、ギアは一番軽いものに変えてしまいました。


しかし、国道に戻ると車が渋滞でライトを点けて並んでいるので、道路沿いは明るいことに気が付きました。これだったらなんとかなるなと思いながらも、すでに徒歩1時間、自転車は2時間ぐらいこいでいるので、おやち”パワーはガス欠寸前です(笑)。


・停電の街は真っ暗、なるべく明るいうちに行動を!!


【3月11日19時】


さらに1時間ほど国道を自転車で走りましたが、なかなか進みません。家族の安否が気になり、気持ちばかり焦るのですが、体が言うことを聞いてくれません。それでも必死になってこいでいると、やっと国道から自宅方面へ曲がる道路まで到着しました。


どうやらここも津波の影響は無いようです。気持ち的には、あともう少しと安心してきましたが、国道から外れて、一般道に曲がったとたん、辺りは完全に暗闇になりました。自転車のライト、携帯用LED懐中電灯で路面を照らし、なんとか進みました。


暗闇に目が慣れてきたのか、だんだん周りの景色も若干見えるようになりました。しかし、時々対向してくる車のライトがまぶしく、すれ違った後は一瞬何も見えなくなってしまいます。危ないと思い、自転車を止め夜空を眺めると、そこには綺麗な無数の星が輝いていました。あまりに綺麗なため、吸い込まれそうな気分になりました。きっと私が小さい頃は街灯などの街の明かりが少なく、こんな星空を見ていたんだなと実感しました。


・停電時の星空は、街の明かりの影響が無いためとても綺麗!!


星空を眺めて気分も落ち着いたため、ラストスパートで自宅に向かいます。近所まで来ましたが、ここも津波の影響は無さそうです。その時は、あの沿岸部の悲惨な状態を知らなかったため、大津波警報が出たものの大丈夫だったんだなと勝手に安心してしまいました。後から自分の住んでいる町の半分は津波の影響で全壊状態、自宅の数キロ手前まで津波の影響で浸水していたことを知ることになるのですが・・・。


【3月11日20時】


自宅近辺も、やはり停電で真っ暗です。それでも気分が高まり、自然に自転車をこぐ足も早くなります。自宅に着くと1台の車がライトを点けて止まっていました。ライトがこちらを向いているのと、夜目になっていたので、何も見えません。あちらからも誰か降りて、こちらを見ているようです。


お互い近づき、顔を見合わせると、義父でした。そもそもあの状態で私が帰ってくるとは思っていなかったようで、かなり驚いていました。すると車から妻や子供達も降りてきて、お互いの無事に喜び合いました。どうやら津波の影響がある可能性があるため、うちの家族を連れて高台に車で避難していたそうです。


何はともあれ、これで一安心です。


【みっちゃん震災録(宮城)その6につづく】


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最終更新日  2011年03月20日 10時30分55秒
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