長野市司法書士兼税理士の記録

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2018.12.12

住宅ローン控除の誤り

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報道によると過去の住宅ローン控除にかかる所得税の申告に一部誤りがあったとのこと。
　（例）
　　　建物等の取得価額　　2000万円
　　　年末ローン残高　　　1800万円
　　　住宅取得の贈与非課税制度で400万円贈与を受けた

　　　本来は2000万円ー400万円＝1600万円＜1800万円　低いほう　1600万円
　　　　　1600万円×1％＝16万円ですが、

　　取得価額から住宅取得の贈与非課税制度での贈与額400万円を引かないで
　　　　2000万円＞　1800万円　低いほう　1800万円とし
　　　　1800万円×1％＝18万円
　上記のようなミスではないかと思います。
　この贈与額の差引計算は附表１という用紙で行いますが、これを失念したもの思います。
　確かにわかりずらいです。
　共有・連帯債務が加わるとさらに複雑になります。
　以外に住宅ローン控除は複雑です。
　住宅税制は消費税増税の中で活用されています。
　課税の公平を保つために、複雑になったものと思われますが、
　シンプルな制度にしてもらいたいものです。

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