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November 26, 2013
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カテゴリ: アンタルヤの話題
物産展だから、実演などもいろいろありました。

小麦粉を揚げたものにシロップをたっぷりかけたハタイのムシェッペッキ。
ハタイに限らず、各地でポピュラーです。
ハルカタットルスとも言いますね。
油と砂糖ですから、デブの元ですが、風土なんですかね。
作りたては結構おいしく感じます。

P1020018.JPG


こちらもハタイのクネフェの材料である、テルカダユフ。
小麦粉の紐状のもの。
こんな風に作ります。

手動の金属盤がいいですねえ。
「えいっ、えいっ」ってお兄ちゃん、回してました。

P1020061.JPG


手織り機。
一昔前、海外でも有名でしたが、もちろん日本でも。
「シレべズ」、シレ布です。
シレべズのブラウスやサマードレスが流行りました。


P1020014.JPG


この木彫りのスプーンみたいなのは?
ハタイで使われているもの。
ギョンベという昔風の焼き菓子の型です。
ギョンベはハタイでラマザンバイラムのときのみに作られるもの。

この型抜き、キッチンに並べて置くだけでも楽しそう。

P1020026.JPG


エルズルムのエフラムが、新しい形で復活していました。
本来は、染をしない羊毛を極細に手紡ぎして織る、女性用のチャルシャフ(シーツの意味)、と言っても全身を覆うための巨大ストールです。
手織り機で細長く織り、2枚を中央でつなぎ、正方形に仕上げます。


実は私はこれのコレクター。
ただし古いもの限定なんですけどね。
20年前にエルズルムの民家から集めたものを、たくさん持っています。

P1020050.JPG


使う人がいなくなれば、生産もしなくなるものなんだけど、形が変わりながらでも技術を後世に伝えていくことは意味があることです。


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Last updated  July 2, 2019 06:08:28 AM
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