みいな と るんな

みいな と るんな

カテーテル挿入



これも眠っての手術。

今日も父と母に連れられてゆうきが会いに来てくれた。

ゆうきを抱っこしたとき、ちょっとあったかいような気がしたので、大事をとって早めに帰ってもらったのだが、やはり熱が少しあったとのこと。

いきなり生活環境が変わった疲れが出たのかな。

そして、みいなの手術。

最初に挿入しようとした方が入らなくて、やり直したらしいけど、無事終わった。

点滴でもかなり意識して繋がっているほうの腕を使わないようにしていたみいなだったけど、カテーテルになると、さらにすごい。

一切使わなくなってしまったのだ。

まるで骨折してギプスをして固定されているかのように。


抗生剤が効いてきたのか熱もすっかり平熱、咳も徐々に治まってきた。

細胞が減って、白血球が下がり始めるのはまだ先らしいけど、それまでにはきっちり治しておかないと。

でも、ゆうきの咳は私と旦那にもうつってしまっていて、、、みいなにうつさないためにもまずは自分の体調管理に気をつけなければ。

食欲は全くないけど、頑張って食べないと。

元気を取り戻したみいなは、本当に病気なのだろうかと、本当に疑いたくなる。

狭い部屋にも慣れてきたようで、みいなはDVDを見たり、塗り絵をしたり。

お風呂に入るときだけ部屋を出る。

今日は明日からの投薬に備えて、心電図とレントゲンを撮りに移動。

みいなは不安そうで私にしがみついていた。


みいなの今日の採血結果は白血球も昨日とは比べられないくらい下がっていた。

上がり下がりはあるとのお話だったけど、昨日がこのデータならリスクの低い治療を受けれたのに・・・。

でも、HBとPLTがさらに下がっていたため、輸血をした。

輸血に関してもいろいろと説明があった。

でも、命とは引き換えにならない、今は輸血しないとどうにもならないのだ。

そして、輸血をしてやっと、顔色がこんなにも悪かったんだと気がついた。

唇も真っ赤になり、顔もはれぼったかったのが、久々に血の気のあるすっきりした以前のみいなに戻ったのだ。

ショックだった。

こんなに白かったのに、気がつけなかったことに。

先生は、毎日一緒にいる家族は気がつくことは出来ないですよ、とフォローしてくれたけど。

自分が悲しかった。

夕方、義母と義祖母が様子を見にやってきた。

心配してくれているのもわかるし、ゆうきを私の実家が預かっていること(状況、環境的に仕方ない結論なんだけど)を申し訳なく?思っているのもわかる。

でも、それを、うちの孫、うちの孫なのに、預かってもらって、面倒見てもらって、と繰り返されたから、私はたまらない。

今はそんなことが問題ではないし、ゆうきは私の実家にとっても大事な孫なのだ。

自分が弱っているときにそんな話は聞きたくない、どうにも我慢ならず旦那にに抗議。

いつもは親の味方をしたがる旦那なんだけど、さすがに悪いと思ってくれたのか、私の神経を逆なでしないほうがいいと思ったのか、親に申言してくれたらしい。

(そのおかげでまた明日わざわざ車で1時間の距離をごめんと言いに来てくれるのだけど、今の私には面倒なだけだった)

夜、先生が来て明日からの治療スケジュールをもらった。

やはりHRだった。

そして、治療が始まると腎臓に負担が掛かるからとおしっこがよく出るように促すお薬をルートから入れて、お薬を服用するようにと、薬が一つ追加された。






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