MIKUTOのおうち

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☆離乳食☆



☆離乳食☆

「離乳」とはその漢字が示すとおり、「乳」すなわちおっぱいやミルクから離れることを意味します。
おっぱいやミルク以外の食べものに慣れ、食べられるようになるまでの移行過程のことを離乳期といい、その食べものを「離乳食」といいます。

なぜ離乳食が必要?

生まれてからしばらくは、あかちゃんのいろいろな器官や臓器は充分に発達していませんから、消化吸収の良いおっぱいやミルクが理想的な食べものです。
しかし、だんだんとあかちゃんが成長し、いろいろな機能も発達し、動きも活発になってくるとたんぱく質や糖質、脂肪、ミネラルなどの必要量も増えてきます。
おっぱいはだんだんと栄養がなくなってくるからと誤解されるのですが、おっぱいの成分は卒乳までそれほど変化はないといわれています。
おっぱいの成分はかわりませんが、あかちゃんが必要とする栄養はどんどん増えていきます。
ですから、大きくなったあかちゃんに必要な栄養を全ておっぱいやミルクで摂ろうとすると、たくさんの量を飲まないといけないことになります。
しかし、離乳食をあげる目的は栄養だけではありません。
離乳食には舌やあごを動かして食べものを「飲みこむ」ことや「かむ」ことを練習し、覚えるという大切な意味があります。
「かむ」ことをしないと、あごが発達しない、あごが発達しないと歯並びが悪くなる、また内蔵や舌などの発達も遅れてしまいます。
さらに、「かむ」という運動はあかちゃんの脳細胞を刺激し、脳の発達を促すということがわかっています。
また、いろいろな食べものを食べることで食べる楽しみを学び、味覚の発達、自我の発達、感情の分化などからだの成長だけではなく情緒面も発達し人間性豊かな子に成長していきます。
さらに、おいしい離乳食をママやパパと一緒に楽しく食べることで、より深い愛情のつながり、信頼関係ができあがっていきます。


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