楽しい南の島

静かな街。

静かな街。
2004.12.22 - 2

ホテルは、アラベラシェラトンボーゲンハウゼン。
旧市街からは、少しだけ離れた場所にある。
とは言っても、一番賑やかなマリエン広場からは、地下鉄でも6駅10分くらい。
タクシーでも15分しかかからないんですって。

周囲は、オフィスビルも建ち並んでいるけれど、
可愛らしい家々が並ぶ住宅地もすぐそばにある、静かなところだった。

到着したのは、なんと午後7時45分。
渋滞しなかったら、50分でつくところが、倍くらいかかってしまったのね。
ガイドさんからカードキーを受け取って、とりあえず荷物を部屋に。

夫「スーパーがすぐそばだったよね。午後8時までやってるなら、まだ間に合うぞ。スーパー行ってみよう!」
えびに異存はないので、少々嫌がるチビ太を引きずって、さっさと出掛ける。

チ「疲れてるんだよぉ。」
え「まぁ、いいからいいから。ちょっとだけ外行ってみよう。」

エレベーターを降りると、丁度2台目のバスが着いたところ。
一緒に到着した人たちも、ガイドさんの周囲に群がって、あれこれ質問攻めにしている様子。
そんなこんなで、ロビーは大混雑。
それを横目に、裏側の出入り口から外に出た。

息が真っ白。
顔が痛いくらいの寒さだわ。

ガイドさんの説明によると、
通路を抜けたところに、イタリアンレストランがあるんだったね。
それと、右手の2階に中華料理屋さん。

お、あるある。
この道でいいみたいよ。

煉瓦のような敷石がしかれた歩道の両脇に、掃き寄せられた雪が小さな山になっている。
早速チビ太は、雪で遊ぶ。

チ「えい!!」
バシッ!!
え「こりゃ、雪玉を投げるな~~!」
チ「えい!!」
バシッ!!
夫「やめろ~~~。」

逃げまどう親。歓喜する子供。
雪は珍しいからね。

広場の真ん中の大きなモミの木に、電球が飾られて綺麗。
空港からここまで見てきて、気がついたことがある。
それは、ドイツのツリーに飾ってあるのは、単色の電球のみってこと。
色がついてない電球色で、点滅も無し。とてもシンプル。
それがとてもいい感じ。

日本のツリーは、アメリカナイズされてるってことなのかしら。
それとも、ドイツでは24日に飾り付けをするっていう話だから、
これからどんどん飾られていくのかなぁ。

広場に出たけれど、スーパーが見あたらない。
どこなんだろう。
3人でキョロキョロしていると、右手の建物から、
子供がゾロゾロ出てきた。
小学生くらいかな。20人以上子供だけ。

何か行事でもあったのかしら?
みんな楽しそうに歩いていたわ。

結局スーパーは見つからなかったんだけど、
ホテルの周辺を、ブラブラ散歩した。

日本でいうところのマンションの間の遊歩道みたいな道を行くと、
窓際に、ツリーや電球が飾ってあったりして、
もうすぐクリスマスっていう感じ。

お店のウインドウディスプレーも、派手じゃないんだけど、
さりげなくクリスマスっぽかった。

「まだ」8時なのに、
ここでは「もう」8時。深夜みたいに静かだよ~。
人通りもなくて、お店も閉まってて。
これがドイツの夜なのね。

ひっそりとした道を、ホテルへと戻りました。
機内食でお腹は一杯だし、今夜は早く寝るとしよう。

2日目 山盛り朝ご飯


© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: