ケチャ。チャチャチャ。
ケチャ。チャチャチャ。椎名誠の「あやしい探検隊・バリ島横恋慕」を読んでから、
「ケチャを絶対に体験しなくては。」そう思ってたの。
体験っていっても、自分で黒白格子の布を腰に巻いて、踊るわけじゃないからね。
え？ そんなことはわかってるって？
本当は、新月と満月の夜だけ行われるグヌン・ジャティのケチャが見たかったんだけど、
旅行中の月は、欠けている最中だったのよね。とーーーーっても残念。
戸外の寺院が会場だと、雰囲気も最高らしいの。
真っ暗な闇の中、燭台の灯りで演じられるケチャに憧れていたのに～～。
ああ、それなのに、えびが見たのは・・・。
毎週木曜日行われている、ホテルのディナーイベントのケチャ。
「ホテルでやってるなら、これでもいいか！」
なんて安易なんでしょう。ううう。
でも、テーブルもよく見える位置で、なかなか楽しかったわ。
迫力には欠けるけど、ま、それは仕方ないよね。
ご飯食べながら見るんだからね。うん。
最初に、遠くから「チャチャチャチャ・・・」って声だけが近づいてくるの。
やがて、大勢の男の人がワラワラと舞台になっている芝生の上に集まってきて･･････。
えびは、ケチャ＝半裸の男性が「チャチャチャ･･･」
という偏った認識だったので、
美しい踊りもあるなんて、びっくり。
綺麗だったな。
十分満足でございました。
ステージが終わると、客席から人を呼んで一緒に踊るの。
チビ太を、行っておいでって送り出したんだけど、
とっても難しかったんだって。
チ「どうして、行けって言ったんだよ～！！」
プンプン怒っておりました。
え「いいじゃない～～。何事も体験するっていいことなんだよ～～。」
夫「そうだぞ。よかったじゃないか。」
チ「･･･（プンプンしている）」
まぁまぁ、そんなに怒らずに。
ご飯もバリニーズ・ビュッフェで、不思議な物を食べられたし。
ね。よかったってことにしよう。そうしよう。
ビュッフェの内容は、
白いご飯、ナシゴレン、ミーゴレン、カレーもあった。
それからサテ。お魚のココナツクリーム煮。テンペゴレン。
エビやイカや魚のグリル。子豚の丸焼き。揚げた鶏。
辛いサラダ。野菜炒めみたいのが数種類。
サンバルもおいてあった。見るからに辛そう～～。
つけて食べたら、火を吹きそうだ。
デザートも色々あったわ。
甘い甘い甘～～～～～いド派手なケーキがいくつか。黒米のお汁粉。フルーツあれこれ。
ワインも飲み放題だったよ。
パクパク食べて、ゴクゴク飲んで、ショーも見て、
子連れには、最適のケチャでありました。
今日はよく遊んだな。
おやすみなさいなのだ～～～。
ま、ケチャ入門篇ってとこかな。
今度は、絶対に新月を狙うわ。
真っ暗闇で見てみた～～～い！！
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