ねぼすけの読書感想日記

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2014.09.02
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カテゴリ: 書評


書 名=トコトンやさしい マイクロガスタービンの本 -今日からモノ知りシリーズ-
発行所=日刊工業新聞社
発行年=2003.12
評 価=★★★★☆


ご存じ「トコトンやさしい」シリーズの本である。本書は、正式には「マイクロガスタービンの本」ではあるが、内容は「ガスタービンの本」で間違いない。恐らく、2003年執筆当時に一時的に流行ったマイクロガスタービンを念頭に置きつつガスタービンを正面から捉えた意図があったのであろう。

ガスタービンには大きく2種類あり、最大350MWの発電用途の蒸気タービンの技術開発の流れを汲む「重構造形ガスタービン」と、最大40MWの陸上・船舶用途の航空機用ジェットエンジンの技術開発の流れを汲む「航空転用形ガスタービン」があることが分かる。また、圧縮機・タービンにおいてはベルヌーイの定理による、速度減少で圧力上昇の物理特性を活用していることが良く分かった。相変わらずこのシリーズには、ほとんどはずれがない。







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Last updated  2014.09.06 19:31:51
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