みにまきの徒然日記

みにまきの徒然日記

衝撃を受けた日


早朝に起こされて採血。そして点滴。
この時はそれほどだるくなくて...元気だったかな。
でも3日ほど過ぎた頃から、昼間起きていられなくなってきた。
だるさが出てきたのね。
食事の時間以外は寝てたの。
別に食い意地がはってたわけじゃなくて。
食事のときに看護師さんに起こされるんだよ~。
それ以外の時間も2時間に1回くらい起こされてたかもしれない。
生きてるかどうかの確認?

入院後初の日曜に主治医と両親とだんなくんとの面接。
私の病気についての説明...がありました。

 肝機能の数値からすると間違いなく肝炎です。
 血小板が少ないのは「突発性血小板減少症」です。
 肝生検をしたいところですが血小板が少なすぎて危険が多いので出来ませ ん。
 肝機能が安定するまで入院してください。

その時の気持ちって忘れられない。
目の前が真っ暗...というか真っ白というか...
それに追い討ちをかけるように

 黄疸も出てきてますね。

と、顔を覗き込む主治医。
普通に座っていられなかった。
背後に壁があったので、その壁に寄りかかってしまった。

なんで?
ここのところお酒も飲んでないし。
肝炎を起こすようなこと何もしてないのに。
もうすぐ結婚するのに。なんで?

頭の中でそんなことばかり考えてた。

面談が終わって病室へ戻り布団をかぶって泣いてしまった。
血小板の数が正常にならなければ検査が出来ない。
ということは、いつまで入院するのか見当も付かない。
そういうことだから。

両親はだんなくんが来ていたのですぐに帰ってしまって。
だんなくんが側についててくれたんだけど。
なんか...顔も見たくないって思って。
どこかへ行ってて!なんて言ってしまった。
一人になりたかった。
病室は4人部屋でプライバシーも何もない空間だから。
一人になんてなれないんだけどね。

午後からもう一度だんな君が来てくれて。
ゆっくり話をした。
その時は気持ちも落ち着いていて。
なんとか普通にしていられたけど。
心の中は、やっぱり真っ暗で。辛くてたまらなかった。


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