目と耳が悪いビジネスマンの一筆

目と耳が悪いビジネスマンの一筆

2010/07/11
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ヨーロッパへの旅行を間近に控え、予習のためにと何冊かの小説を読んだのですが、せっかくなのでここでご紹介したいと思います。

旅行はドイツ、スイス、そしてフランスとかなりの移動距離があり、一つの街を味わえる時間はせいぜい数時間ほど。

それらすべての土地土地の物語を読んでいたらとても時間が足りないので、優先順位をつける必要がありました。

まず第一に学んでおくべき街は、迷うことなく決まりました。

それは、自由行動も含めて半日は過ごすことのできるパリです。

パッケージツアーのなかでも希少な気まま時間を過ごすことができるわけですから、事前にその街のことを調べておくのは必須でしょう。

ということで、パリを舞台にした小説はないものかと調べていて見つけたのが、「パリよ、こんにちは」でした。

本書には、林真理子さん、椎名誠さん、盛田隆二さん、松本侑子さん、狗飼恭子さん、唯川恵さんら六人の作家によるパリにまつわる物語が詰まっていて、色んな語り口でパリが表現されています。

例えば、登場人物の出自を見ていくと、パリで暮らす日本人あり、パリっ子あり、仕事で、あるいは観光でパリを訪れた日本人あり、モロッコからの移民あり、そして愛する人とパリへ旅することを夢見ながら日本で暮らす人あり、じつに多彩です。

観光ガイドブックのようなありきたりな説明ではなくて、小説家の眼を通して描かれる生きたパリを感じたい。

そんな願いを込めて、手に取ったのでした。

六編もの物語があるわけですが、ここでは個人的に気に入ったお話を二つ取り上げてみようと思います。

その二つとは、松本侑子さんの「夜ごとの美女」、盛田隆二さんの「心はいつもそばにいる」です。

また、パリを旅するのとはちょっと違うのですが、狗飼恭子さんの「東京がパリになる日」がとても面白かったので、そこにも触れてしまうかも知れません。

明日は、松本侑子さんの「夜ごとの美女」を取り上げてみたいと思います。

今日も健やかに過ごすことができて感謝します。

ありがとうございました!!

【三文日記】

妻と「こげよ、マイケル」の話になって、驚きました。

なんでも妻は「焦げよ、マイケル」だと思い込んでいたらしいのです(笑)。

マイケルは、いったいどうなってしまうと思っていたのでしょう?

●今日の天気
くもり時々雨。

●今日の運動
ジョギング30分。





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Last updated  2010/07/12 06:06:27 AM
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ミンミンぜみ @ ありがとうございました! はちの家さん いつも気にかけてくだ…
はちの家 @ お別れの言葉 ブログ(日記)は、毎日一定の質の文章を…
ミンミンぜみ @ ありがとうございました まめあちゃさん 温かいメッセージを…
まめあちゃ @ Re:お別れの言葉(07/26) 間の抜けた頃に、コメントさせて頂きます…
ミンミンぜみ @ Re[1]:お別れの言葉(07/26) 和1号さん こんばんは、コメントあり…

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