全2件 (2件中 1-2件目)
1
5/25川崎小向の調教コースで併せ馬を行ったレジェンドネオ号(左側)2週間前に川崎の調教師さんから連絡があり、25日に15‐15の調教を行ったレジェンドネオ号(ダブルミリオンの22、父ダノンレジェンド)。その時の調教動画もいただいて機会があれば先輩とまた見学させてもらおうと思っていた矢先、今週、調教師さんからご連絡をいただいた。それによると25日の調教後、翌日の全休日明けの27日に馬を確認したところ球節の上側に腫れが見られたため冷却処置を施したが、翌日には別の個所が腫れてきたため獣医に診断をしてもらったところ、なんと「屈腱炎」との診断が下ったとの由。これは痛い、痛すぎる😢。。。幸い症状的には損傷の度合いは軽度(14%程度)で10日以内に治療をすれば、完治させられる見込みはあるとの由。それでも半年ほどは完全休養させないといけなくてレース復帰までには1年近く要する見込みだそうです。至急先輩とも相談の上、まだ2歳の段階ですから1年後復帰できれば、3歳戦に充分間に合う状況でもあり、ここは治療をして復帰に賭けることとしました。今朝、調教師さんからご連絡があり、レジェンドネオ号は本日北海道に向け出発したとのこと。とりあえず大作STに預けてそこから診療所での治療が行われるとの由。無事に治療が行われることを祈ります。治療としては「多血小板血漿(PRP)を使った屈腱炎治療」となるそうです。JRAのホームページにPRPの治療の概要が出ていますが、PRPの投与が有効であれば、投与された部分を中心に新しい組織が再生するので、腱の具合が良くなればまだまだ人を乗せて活躍できるようになるとの由。15‐15の調教を1回行っただけで、屈腱炎を発症してしまいましたので、立ち上げるのが少し早かったのかどうか、難しいところですが、これまで慎重に進めてきたわけですから、運が悪かったというしかない。こういったことは馬主としては当たり前のように起こる話、必要な経験と割り切らざるを得ない。今年デビューの目論見が無くなってしましたが、来年このレジェンドネオとフリオーソの産駒の2頭が揃ってデビューできるようにこれからも頑張っていきます。まあ、今年はノルマンディーOCの出資馬たちが好調なので益々頑張っていただきましょう(笑)。レジェンドネオ号、まずは耐えましょう。北海道で暫しのんびりしてください!!
2024.06.01
コメント(0)
多摩川河川敷の調教コースを走るレジェンドネオ号(最内)@2024年4月14日先輩との共同保有馬、レジェンドネオ号(ダブルミリオンの22、父ダノンレジェンド)の調教が本格化してきて、調教師さんから「25日には15-15の時計を出します。」との連絡を受けた。当日見学には行けないけれど、調教師さんが動画を撮って送ってくださるというので楽しみに待ちたい☆彡さて、このレジェンドネオ号には昨年秋から大作ステーブルで調教を開始したあたりから、「喉なり」の症状が出ているのが分かっており、実際に競走能力への影響があるのか気になるところです。〇 喘鳴症 (読み ぜんめいしょう)ノドナリ、ぜいめいしょうともいわれる。喉頭部を支配する神経が麻痺し、喉頭口が狭くなって、呼吸のたびに「ヒュウ、ヒュウ」、「ゼイゼイ」と音を発する病気である。馬は全力疾走の時、多量の空気を必要とするが、喘鳴症になると充分な呼吸ができず、競走能力に影響をきたす。治療法としては外科手術が行なわれる。(©JRA競馬用語辞典より)喉鳴りについて、上記のような一般的な説明は広く知られるところではあるが、今回川崎の調教師さんからもう少し詳しい説明を以下の通りいただいた。「喉鳴り」とは吸気時に気管の入り口にある軟骨が充分に開かずに呼吸時に異常呼吸音が発せられる現象で、この軟骨の動きの程度が悪いと競走能力にも影響を与えることがわかっている。JRAでは軟骨の動きの状況の程度に応じてグレードで0~3の4段階に分けており、育成馬(~2歳春)の14%ほどがグレード1以上の喉鳴りの所見を有しており、グレード2までなら競走能力には影響を与えないと考えられており実際グレード1で重賞を勝った馬もいる。一方グレード3以上になると競走能力に影響を与えることがわかっており、その場合は軟骨を開いたままの状態に固定する手術(Tie-Back)を行うがその手術の成功率は50-70%と言われている。川崎の調教師さんによれば、レジェンドネオ号の場合は、まだ若駒でもあり現時点で固定手術をしたとしても、将来伸びていく可能性もあるので現状はこのまま様子を見ていき、ある程度成長して土台がしっかりしてくれば固定することも考えてもいいというのが獣医さんの見立てだったようです。まだそれほど深刻なものでなく、現状進めていけるとわかっただけでもありがたいですね。最近の獣医学の発展も凄いものがありますね。昔なら喉鳴り=競走能力低下、引退の危機となってしまいそうなのですが、色々と取るべき道があるというのがわかっただけでも良かった☆彡さあ、レジェンドネオ号、週末の15-15の調教、頑張ってください。動画を楽しみにしています!!
2024.05.21
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1