ミラリンの家族

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外国語って!?

外国語って!?


私と英語
私が初めて「英語」というものに出会ったのは小学校6年生の時でした。
いわゆる「英会話教室」ではなく、個人でやっている英語塾です。
母が「中学生になったら英語が授業で出てくるから早目に習っといた方が中学生になってからラクだろう」と考えたからだそうです。

お陰で中学に入ってからは英語はどちらかというと得意科目でした。
ところが、高校になってからかなり難しい文法を習うようになり(いわゆる、大学受験の為の英語ですね)、そこで見事に挫折していまいました(苦笑)

元々小さい頃から「勉強で大学に行くのはムリだろう」と悟っていたので(笑)、
ますます勉強しなくなり、クラスの友人が「センター試験の英語」・「国公立大学過去問題集」系の参考書やらを見せてくれてもチンプンカンプンでした。


外国語ができる外国人!?(個人的に思ったことです)
その後昔からやっていたピアノで何とか関西の某芸術大学に入学できたのですが、
そこで言語に関する疑問ができました。

有名な作曲者にモーツァルトという人がいます。
彼の有名な作品を見てみると、「魔笛」はドイツ語で、
「フィガロの結婚」はイタリア語で書かれたオペラです。
勿論、原作者は他にあって彼は曲をつけたわけなんですが、
これってドイツ語もイタリア語も理解していないと書けないですよね。
神聖ローマ帝国という絡みもあってイタリア語が堪能な人は多かったのかもしれませんが。
(すみません、世界史に疎いので知識がないんです(^_^;))

例えば私に韓国語の詩で曲をつけてくれ、と言われてもムリだと思います。
(出来ない事はないかもしれませんが、意味が分からんので切ない詩が盆踊り風の曲とかにになりそう・・・)

その時は「は~、昔の作曲者ってすごいなぁ。作曲の才能だけと違うて何ヶ国語も喋れたんか・・・。私ら音楽的センスだけやのうて、外国語が分からんもんな~」、とただただ感心するだけでした。
まぁモーツァルトをはじめとして多くの作曲者たちは幼少の頃から放浪、もといヨーロッパ各地を渡り歩いている人が多いので色んな言語を身につけられる環境があったのかもしれません。


私はその後、有り難いことに大学時代に数回海外へ行く機会がありました。
そこで気づいたことがあります。
英語を母国語としない国の人でも、こちらがつたない英語で話しかけると
結構流暢な英語で返してくれるんです。

グアムやサイパンに行った時は「ここはアメリカの準州やからかなぁ」と思ってたんですが、
よく考えればそこには「チャモロ語」という母国語があります。
ショッピングセンターなどに行くと、現地の人たち同士では「チャモロ語」で会話しているではありませんか。
私は不勉強で申し訳ないのですが、チャモロ語と英語は全くちがう言語のように感じたんですが・・・

今度はヨーロッパの方に行きました。
ドイツやスイスに行くとこちらが話した英語にちゃんと英語で返してくれました。
結構日本人が行くようなお店の人とかだと、日本語か英語を勉強していて話してくれるということは多いのですが、通りすがりの人や日本人があまり行かないようなお店でもそうだったのでビックリしました。

イタリアで泊まったホテルでエレベーターを待っていると、
ベルボーイの男性が英語で話しかけてくれ、
「今英語を勉強しています。フランス語は少し話せるのですが、やはり仕事上英語を話せた方がいいので今必死で勉強してるんです(笑)」と言ってくれました。
英語があまりできない日本人とイタリア人2人がつたない英語で必死に会話して、
周りから見たら滑稽だったかもしれません(苦笑)
でもその男性も母国語であるイタリア語とフランス語は話せたわけです。


数回の海外旅行で私が感じたことは、「外国の人ってすごいなぁ。普通に道歩いてる人でも2ヶ国語とか喋れるんやなぁ。」と、前出の作曲家に対しての漠然とした感想と一緒でした(笑)
(歴史的侵略などによって他言語の強要で喋れるようになった、ということもあるかもしれませんが)

でもやっぱり結婚して自分に子供が生まれたら、ある程度小さいうちから何かしら外国語を身につけさせたい・・・とは考えるようになりました。


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