プルンチット駅からサイアム駅にスカイウォークで向かうと、左下にパワースポットとも言われるエラワン・プーム、エラワン廟があります。
観光スポットでもあり、常に観光客で賑わってますね。

たまにはお参りにとは思うのですが、どうしても近くまで行って引き返してしまいます。
何故かというと、確か2015年8月（8年半年くらい前）、20人くらいが爆死した爆弾テロ事件がありまして、それを思い出すと。

実は私、その時、訪タイ中でした。
プルンチットのホテルで休んでました。
知人からライン連絡があり「エラワンプームで大規模な爆弾テロが今ありましたよ」と連絡があり、ホテルから近いこともあり、急いで現場に急行。

ほんのさっき、大規模な爆弾テロがあって、まだかなり煙でくすぶっているのに、もうBTSがフツーに動いている。
それもまだ煙でくすぶっているエラワンプームの真上をフツーに当たり前のように通過。
さすがタイ、日本ならあり得ない。

おまけにギリギリまで近くに行ける。
チットロム駅だってフツーにBTS停車。
改札もフツーに通過。
本当にギリギリまで近寄ることが出来る。
まだ消防車両、警察車両がたくさん停まっているのに。
これも日本ならあり得ない。

私は黒焦げた壁や放水で水浸しの道路を見て引き返しましたが。
まあ、すでにあっという間に犠牲者の遺体は片付けたようで。

翌々日くらいになると、現場周辺は、何事もなかったかのように。
話題にすらなってない？
興味ない？
タイは、日本に比べたら驚くくらい人間の命が軽いとは言われますが・・・

その時の遺体のむごたらしい画像をゴーゴーのウエイトレスに笑いながら見せつけられ。
グロい・・・

それがトラウマになって「あそこに黒焦げの遺体があちこち散乱してたのか？」なんて思うと、その事件以来、エラワンプームには近寄りたくなくなるんです。

今じゃ完全に修復され、いつものエラワンプームに戻ってますが、私はあの事件を思い出すと、あまり近寄りたくないな〜