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昨日の続きになりますが、超長くなりますが、書かせていただきます。。当時の自分はその後、本当に荒れ始めました。全てに投げやりな態度を取り、自分を取り巻く世界が、自分の人生が、どうでも良いと思いながら濁って行きました。。卒業式もだんだん近づく頃に、自分は学校に行かなくなりました。。そんな自分を見て、両親はさぞ心配してくれていたと思います。。。自分は仲間の考えが理解できずに、どんどん変な方向に考え始めました。やがては答えのない考えばかりがぐるぐる回り、自分の思考を支配しました。 …こんなくだらない世の中なら人生を終わらせてもいい…毎日そう思う様になりました。。。当時付き合っていた彼女は「最近全然話が合わないね…」と言われ、別れてしまいました。その頃の自分は全てを呪う様になりました。。。独りよがりの被害妄想と気付かずに…そんな中、世界が違うとののしったリョウスケ達のたかり場に足を運びました。。。すると、怖い顔の奴らが入口にいました。。「お前この間の奴じゃん!?」自分はリョースケに合わせてくれるように頼みました。すると、中からリョースケが出てきて自分を見て言いました。「○チャンじゃん!?そんな鋭い目をしてどうした??」自分は言いました。「オレもここに来ていいかな?」リョウスケは「何いってんの?オレはまた来いよって言ったじゃん。」当時の自分は、リョウスケの言葉や新しい仲間が出来た事を喜ぶよりも、この場所で、とことん落ちてやる!と思いました。。自分は全てを解き放ちました。毎日のように起こるモメゴトや喧嘩、勘違いとは言え、自分の人生を恨んで、死ぬ事もどうでも良いと考える事で、人間はここまで喧嘩が強くなれるのか?と、知りました。。自分自身が押しつぶされてしまう自分のマイナス思考を殴られた痛みや興奮する事で、一瞬でも忘れられる事に救いすら感じてました。。。何もない時にうずき出す情けない心。なぜこんな事をするのかって聞いてほしい…俺の行動を止めてほしい…失われて行くのは相手を傷つけてしまう事への良心。反対に、日々膨れ上がって行く冷酷性と残虐性。リョウスケが自分の行動に引いて行くのに時間はかかりませんでした。。。「○チャン?やりすぎダろ!?」自分は言いました。「あんな奴らシネばいいんだよ!シぬ覚悟があるから向ってくんだろ!?」リョウスケは「オメーはそれでいいかもしんネーけど、じゃあオメーのヤッた奴らが来て仲間がヤられたらテメー責任取れんのかよ!?」自分は言いました。「ハー!?俺のおかげでみんながビビっていくじゃん?ヤりに来る根性あるヤツなんてイネーヨ!!!」するとリョースケが言いました。「テメー何チョーしン乗ってんだ!?そのうち右翼にヤられんぞ!?そんなにイキガリたきゃ一人でやれよ!!」…「こいつもか…?」当時の自分はそう思いました。自分はこの軍団で、少しでも自分が興味を持たれている事を知っていました。。当時の自分は最悪にも、リョースケに自分が味わった悲しみを味あわせてやろうと思い叫びました。。「俺に付いてくる奴イネーの??」軍団の中でひときわ悪い奴が5人。自分についてきました。。。……今思うとホント自分でも引くような最悪な人間ですね……。その後に立ち寄ったゲームセンターで最悪の事件が起こりました。。自分たちはゲームセンターの入口でたむろしていました。。すると、中から2人組みのイキがった奴が出てきました。。彼等は駐車場の方に歩いて行き、振り返って自分たちの方を見ると地面に唾を吐き、また、歩きだしました。。自分たちは言いました。「オイ!バカ!!テメーらだよ!!バカ!!」すると2人組は振り返り「ンーダ!?このガキが!?」と、自分たちの方に歩いてきました。。自分はこの時、今までにない怒りに震えました。…ハンバーグ、キング、ハナチャン、番長。…リョースケ!!なんで裏切った!なんで解ってくれねーんだ!!テメーらのせいだぞ!!テメーらのせいだぞ!!!……10分?20分?自分たちは2人組を殴りつづけました。。鼻を砕き、顎を砕き、アスファルトに溜まる相手の血、コブシがチギレ流れ落ちる自分の血。けいれんを起こした相手に殴ることを止めない自分……自分の人生がとうとう、終着地点に到達すると思いました。。。その時従業員さんが通報したのか、サイレンを消したパトカーが猛スピードで自分たちの横に停まりました。パトカーからお巡りさんが降りて来た瞬間、自分は「…これで…俺の人生は終わるんだ…」と思いました。。。くだらない被害妄想から踏み外した道は行き着くところまで行きました・・・自分で作り上げた孤独は、取り返しのつかない一歩手前まで行きました。。。警察署に連行され、自分は一番最初に来てくれていたボロボロの服を着た自分の親を前に泣きました。。。悔いても戻らない時間、涙を流しても消えない過ち…自分の犯した罪と同時に目覚めた心。この時、自分は一人ぼっちじゃない事に気づきました。。。(以下過去ブログ)最近は少年犯罪が増えています。。テレビをつけると、殺人殺人…今を苦しんでいる方がこのもしもこのブログを見て下さっていたら、伝えたい事があります。自分はボロボロの服を着た自分の親を前に孤独じゃなかったと気づきました。真剣に自分を思っていてくれた人がいた事に気づくには遅すぎました。自分の犯した過ちの代償は自分の心に大きな深手となって残っています。自分の人生を自分の手で台無しにしなくては決着のつかない事なんて存在しないし、人生を台無しにした先に自分が十分納得できる答えも存在しないと思います。今は深く考えて、自分の考えにとらわれすぎて、盲目で、周りの現実が辛すぎる!ギリギリの我慢してるんだ!と感じているのではないでしょうか?何かをしようとしている前に少し思い出してみてください。。両親との会話に言葉が足りていますか?仲間との会話にも言葉が足りていますか?自分が優しくしてもらえない事を他人や両親のせいにしていませんか?自分が優しくしてもらえるほど他人や両親に優しくしていますか?もしも、このような事に当てはまったなら、いくらでも変える事ができます。人生を台無しにする覚悟があるなら、自分から行動してそれを変える事の方が自分気持ちを満たしてくれると思います。他人を傷つけることで得た納得の行く答えなんて自分にはありませんでした。自分は物事がうまくいかない事に腹を立て、自分だけ優しくしてほしいと願いながらも、自ら逆に進み、挙句、他人を傷つけた最低の大バカ者でした。自分の様に詫びても詫びきれない傷つけた人たち、それ以上の事をして、これからそんな過ちを背負うつもりならやめてください。。今感じている辛い経験は、時が経つにつれ、きっと自分自身を変えてくれる素敵な経験に姿を変えてくれます。少々クサイ事を書いてしまいましたが、お許しください。性懲りもなく、長文申し訳ありませんでした。。(毎回誤っていますね…)
2008年07月19日
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今日の朝、実家から一本の電話がありました。。自分「もしもし!」母「あ…○○!昨日同窓会の案内が来ていたよ…!」もうそんな年になってしまった。。自分は母に言いました「時間があれば、欠席で…出しておいて下さい。」 一生仲間である事を、疑いもしなかったあの仲間たち。。今どうしている?すごく気になる…。だけど、もうそれぞれに答えを出したし、今更どんな顔して会う?何を語る?……胸がとても苦しいです…。。。自分は高校3年の頃、全てに見放されたと常に思い込んで生きていました。。親に、仲間に、彼女に、……全てにおいて俺は孤独だって。。。あの頃は自分自身を少しも理解していませんでした…。。。長くてつまらない内容になります、今のうちに読むか読まないか考えてくださいね。。高校3年だった自分たちは、卒業を間近に控えていました。。。今までと何も変わらない馬鹿を毎日毎日楽しんでいました。。ハンバーグが言いました。 「もう少ししたら、車の免許取れるから、みんなで俺の車で遊びに行こうぜ!!」ハンバーグはフルスモークシャコタン、ダッシュボードに白いムートンを引きつめ、ジャンクションのフサをルームミラーに付けた、ヤンキーアンテナ2本出しのハズカシーチェイサーを先輩から勇み足で購入していました。。 自分たちは旅行話に花を咲かせていました。。しかし、数日後の事でした。隣町の教習所に通っていたハンバーグの様子がおかしかったのです。自分たちは 「どうした?」と尋ねると、彼は 「ヤベーのに目をつけられちまった…」と少しおびえていました。。彼はパンチパーマなので、目立たない訳がありません。。さらに尋ねるとハンバーグは言いました 。「リョウスケって知ってる?」自分たちは動揺しました。知ってるも何も隣町だが、噂はかなり聞いていた悪者です。。 「教習所で会って、俺の事、気に入らねーから10万持って来いって言われた…」今にも泣き出しそうなハンバーグを見て自分は内緒で決意しました。。仲間の為に、一肌脱いでやんよ!と… 自分はリョウスケの仲間である自分の地元の人間の所に行きました。。 「リョウスケってのに合わせてくんねー?」自分が言うと 「ハー!?なに?○○(自分の名前です)じゃん!オメーラら前から気に入らねーんだ よネー!!」と、ねぎらいの言葉に心臓は超バクバクです。するとそいつの仲間が 「いーじゃん。リョーチャンにボコってもらっちゃえば~?」 …超コエ~!!… 少し後悔していました。。すると、リョウスケ達は、地元の廃墟施設がたまり場と言うことなので、連れて行ってもらいました。。するとその道中、そいつらが 、「○○気合あんじゃ~ん!!」と自分に言って来ました。自分は 「仲間の為だから。」と言いました…。施設に着くと… …超帰りテ~!!… と思いました。施設は落書きだらけだし、単車はいっぱいあるし…入口に超悪そうな方達がいました。。うわあ…どう生きると、こんな怖い顔になれるの~~??と思いました。。施設に入ると発電機とラジカセがうるさく鳴り響き、ブラックライトが設置してありました。。人数は30人ほどで、体育館の様に正面の所に舞台がありましたが、高さは教壇程でした。。。自分の地元の奴が言いました。 「リョーチャン奥にいンよ!」と、ブラックライトに妖しく映る人の中にリョウスケがいました。なになに…アレ…ガタイが超ごつっいよ~!?マジにビビりました。すると自分の地元の奴が 「リョーチャーン!!こいつ、リョーチャンに話があるらしいよ~!!」と言いました。自分は心の中で 「お願いに来たとか言えねーのー!?内容知ってんだろオマエ…!なんか喧嘩売ってる みたいじゃーん!?」と、動揺しました。。。するとリョウスケが自分に向ってのしのし歩いて来ました。 彼は何も言わずいきなり自分に殴りかかって来ました! 腹に超重たい一撃がめり込みました。。。はわわ~!!こんなの2発もらうとしんじゃうよ~~??自分に激痛と緊張が走りました。そして、一気に視界が狭くなりました。。痛みでではなく、覚悟が決まったのです。もがき苦しみたかったですが、自分はそのまま耐えました。折れた体を無理やり引き起こしてリョースケを見つめました。。するとリョースケは 「すげージャン!!」と言いました。…?… 自分は何だかよく解りませんでした。しかしリョースケは笑いながら 「お前ツエーだろ?」と話しかけてきました。 自分はすぐさま言い返しました、 「パンチパーマの俺の仲間から金せびんのやめてくんない…?」と、リョースケは 「お前、教習所のパンチパーマの知り合いなの??」と言って来ました。。 リョースケは自分の背中に手を回し、椅子に座らせてくれました。。 リョースケは言いました、 「あーゆー見た目ばっか調子に乗ってるやつ見てるとムカつくんだよね!!」 自分は 「俺の仲間だからさ。。金は無にしてほしいんだけど…」と言うと、 「金なんか眼中ネーよ!持ってきたらもらうけど、あいつ見ててムカついたから…お前、あんなハッタリ野郎よりも俺らとつるまね~!?」 話してみると何気に明るい奴なんだなー…と言う印象を受けました。。自分も一時間ほど話をしていると、嬉しいのか?怖いのか?妙な感覚に襲われました。普段、超恐れられているこんな軍団に、自分も溶け合ってここにいる事に。。。でも自分には世界が違いすぎてついて行けそうになく、話を切り上げて帰る事にしました。。帰り際にリョースケが 「○チャン!!いつでもきなよ~!!」と手を振っていました。。自分は○ちゃんなんて呼ばれてなんか超嬉しくて 「お~う!!またくるよ~!!」と手を振り返し、家に帰りました。。後日、たかり場にみんながいました。。ハンバーグに会いたくて会いたくてうずうずしていました。。喜んでくれるかな~?とか、超感謝されるかな~?とか思っていました。。ハンバーグはこの事を知りません。自分はハンバーグ会い、言いました、 「もう心配することねーよ!!」と背中をバンバンしながら言いました。ハンバーグは 「何で!?」と言ってきたので、自分は 「昨日リョースケんトコ行って、話つけてきた!!」 …するとハンバーグは意外な態度をしてきました 「誰もおめーに助けてなんて言ってねーだろ!!何勝手な事してんだよ!」と…自分はしばらく訳が解りませんでした。。と、同時に怒りがこみ上げて来ました。 「テメーー!!助けてもらってナンだその態度はーー!!」とマジギレしました。。ハンバーグもキレました 「だから頼んでネーツーの!!」この仲間たちと最後の時がいよいよ来てしまいました。。。自分は 「表に出ろよ…」と言い、ハンバーグは 「おお・・」と言って表に出ました。。まさか楽しい思い出をはぐくんだ、たかり場が最後の場所だとは思いませんでした。。ハンバーグとタイマンを張りました。。喧嘩の末、地面にはいつくばるハンバーグに自分は言いました 「なんで、…一言ありがとうって言ってくれリャーいいじゃねーか!?」ハンバーグは言いました 「自分でどうにか出来たよ!!てめーが勝手にしたのに、なんで感謝しなきゃいけねーんだよ!!!!」自分は最後のセリフをみんなに言いました。。。 「キングとハナチャンと番長…みんなは俺がもし、みんなに同じ事した時、ありがとーって感じないの…?」すると、みんなは言いました 「頼んでない事をやってもらってもありがたいとは思えない…」その言葉を聞いた自分は価値観の違いを初めて知りました。。。殴りあって傷ついた痛みよりも、悲しさと涙を我慢して鼻がキュンキュン鳴っていました。。全身の血液が一気に足元に落ちる様な冷たい感覚… 「もうテメーら見てーな薄情者達と仲間やってらんねーよ!!」自分は言いました。。その時気付かなくていい事に自分は気付いてしまいました。ハンバーグの傍にみんながいて、自分の傍には誰もいない事に…当時の自分はこれを見て、生涯で一番強烈な孤独を感じました。今思えば、倒れている人にみんなが近寄るのは当然です。しかし、当時の自分は視野が狭く、今の様に理解できませんでした。。。仲間が全てであり、人生で一番大切に感じていたので、本当に強烈でした。。今思うと、この時に、自分の思う幸せは、必ずしも他の人が幸せに思うとは限らないと知りました。。自分がしていたのは優しさの押し売り商人だと思いました。。。その後、自分はたかり場に顔を出すことはしませんでした。。自分のまごころが理解されない事に恨みを抱き、どんどん落ちて行きました…楽しいはずの卒業式の近づく日々、最悪の内容のまま、にごり始めた自分。。今思えば運命って本当にあるのかな?と、思わされます。廃墟の出来事がきっかけで、後に自分はリョースケ達とつるむ様になります。。そして両親は大切にするが、他人は絶対信じない!!と、片寄ったまま社会人になり、自分の人生で、最も最悪であり、最高の自分になるきっかけを貰う事になります。。。もし、あいつらに会う覚悟が出来て、同窓会に出席したのなら、あの時みんなが自分の味方をしないでくれてありがとう。とだけ言いたいです。。おかしな事を言うようですが、あの経験のおかげで本当に自分と向き合えた気がします。。…またまた長文申し訳ありません。。読んでいただいてありがとうございます。。今まで人に話さなかった分、このままですと、自分の人生全部書いちゃいそうです。。。昨日の件ですが、今日はアルミニウムを売りに行けませんでした。。。
2008年07月18日
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前にも紹介させていただいたように、自分は営業、現場監督、作業員、と幅広く仕事をしています。。リフォーム工事をするとアルミサッシや鉄くず、銅線などがゴミとして発生します。。。自分は鉄の仕事経験の方が長いので、金属の価値がある程度解ります。。リフォームで出た金属ゴミを倉庫の片隅にちょこちょこ貯めて行くことにしました。。。アルミはアルミ、ステンレスはステンレスと…するとここ最近、自分の身の丈を超えるほど貯まっていました。。。いつも倉庫で仕事をしている塗装職人たちがそれを見て言っていました。。 「そんなに貯めてどうするの…?」自分は、「後でおいしい思いをさせてやるよ!!」と、みんなに言っていました。。。今日はトラックがあいたので、それをスクラップ屋さんに持って行くことにしました。。。最初に銅線だけを積んでいきました。。。「こんちわーお願いしまーす!!」と自分はダイカンと呼ばれる計量機の上に車を置きました。。するとそこの従業員が確認に来ます。。 「すごいのが入っていますねー!!」従業員がシブイ顔で言いました。中には土のついたものもありましたので、 「やばい…でも、安くてもいいや…」と思いました。。トラックを回して置き場に下ろしに行きました。従業員が手伝ってくれるので、すぐに終わります。。。そして太めの銅線に手をかけると、従業員が「これはもう一回計って来て!」と言うので、自分は「…ひょっとして、これは高いのではなかろか!?」ワクワクしてもう一度計りに行きました。。そして、お金の入った封筒と明細書を見ると、雑線 600キロ 単価45円 ¥27.000-銅線(特) 400キロ 単価440円 ¥176.000-(端数を拾う所と拾わない所もあります。計量器に確認デジタルが付いていないと注意!!ここはありませんでした。。)………なんじゃああこりゃああ…!??目を疑いました。。。今日一日で¥203.000-のお金を手に入れてしまいました。。。。「…(特)ってあの太いやつだ…あれは確か、デパートを工事した時に出たやつだ…」思い出しました。あの時は工事が忙しいので、途中に出たこれと同じ銅線はゴミ屋さんに取りに来させていました。。。自分は怒りに震えました。。 「あのゴミ屋め!!!こんな大金になる物を持って行きながら、ゴミ代を普通に請求してきやがってーーー!!」工事の終盤に出たこの銅線の束は自分が持って帰って来ました。。札束を見て悩みました。。 「みんなに黙っていて、ほしかった液晶テレビを買ってしまおうか?…」と…倉庫に戻ると塗装職人が自分の為にジュースを買って待っていました。。。 「主任。お疲れ!ジュース買っときましたよ!で、いくらになりましたか??」 …畜生!!なんでこんなヨコシマなオレに優しくするんだッツ!!自分たちだけジュースを飲んでいたら、オレはためらわなかったサ!!…自分は考えるより先に白状していました。。。 「に…203.000円になってしまいました……」自分の一言で、普段人気のない静かな倉庫はざわめきました。。。自分は液晶テレビを思い浮かべながら心とは裏腹の言葉を言っていました「みんなで…割りますか?」挙動不審でした。。。すると先輩職人が「主任が必死になって集めたんだから俺ら受け取れねーよ!!」 ……やったーーー!!なんていいやつなんだ!!と、喜ぶのもつかの間、先輩職人は自分の手に握られた札束をメッチャみてました。。。。自分は気まずく言いました「だって、俺、みんなにあげるって言ってたし…」すると、先輩職人はここぞとばかりに本性をあらわしました!! 「じゃあ俺らに壱万ずつ下さいよ!!」…なに言っちゃってんのこのシト!?自分は仕方なしに9人の職人にそれぞれ壱万づつ配りました。。後輩職人にお金を配ろうとすると、先輩職人が「そいつはこの前ヘマしたから、あげなくていいですよ!!(内容、過去ブログ)」 …でもあげちゃいました。。。先輩職人は面白くないらしく、「主任がこいつをやさしくするから、こいつはいつまでも馬鹿なんスヨ!!」と後輩の足を蹴り飛ばしたので自分はブチ切れました。。 「アレと今はカンケーねーだろ?ハブけば、人はグングン伸びんのかよ!!」 …またやっちゃいました…先輩の意見も正しいのです。他人に冷たくされる事で、自分を見つめ直す経験は自分にもありましたので… 「言いすぎてスンマセン…」と先輩に謝りました。。。…自分の人生は裏切られの連続でした、自分なんか足元にも及ばないような苦労をしている方も沢山いると思います。ですが、裏切られて、傷つけば傷つくほど、どうすれば人って喜ぶのかって、見えちゃうものです。。たぶん自分は“あの時、人にこうしてほしかった…”って思った事があるから、ただ、そう思えてしまうのかも知れませんね。。自分がしてもらえれば嬉しいと感じる願いは、みんなの願いとは限りませんが。。。明日は時間が空けば、アルミニウムを売ってきます。。 今度は領収書を画像で載せますね。。。(今回は先輩が「会社に見つかると俺らのが取られる!」と言ったのでペンキのゴミ袋にまぜて捨ててしまいました。。。)
2008年07月17日
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昨日は長文すみません。。今日も長くなってしまう気がします。。今日、事務所から外の景色を眺めていると、スズメ蜂がブンブン轟音を立てて飛んでいました。。…懐かしい思い出をまた呼び起こしました。。思いをはせながら窓の外を眺めていると事務員さんが「どうしたんですか?」と声を掛けて来てくれたので自分は「蜂が飛んでるんスよ…」と返事をすると事務員さんは「蜂…ですか…??」 …たぶんかなりイッてる人に思われたに違いありません。。。昨日の内容の出来事からたぶん2週間ぐらいたった頃の話です。。彼女に捨てられた彼は、家の横にプレハブを自分の部屋として持っていました。ですので、たかり場としてはとても快適でした。彼の機嫌が悪いとみんな追い出されてしまうので、自分たちは彼の事を”キング“と呼び、崇拝していました。。キングといつもの仲間でテレビを見ていると、なにやらハチミツの特集の様な番組がやっていました。。。すると女性レポーターが天然のハチミツを舐めて「…おいっし~~!!」と言っていました。。するとキングが、「天然のハチミツ舐めてえ…」自分も言いました「超うまそうじゃね?」すると稲川純二さんのCDを買った仲間、通称ハンバーグ 彼は高校生なのにパンチパーマをあてていました。後ろから見るとハンバーグ見たいだったのでそのあだ名がつきました。。。ハンバーグは言いました「自分の近所の畑にハチミツの箱みたいなのが3っつぐらいあるよ??」と…ハチミツ大戦の作戦会議が始まりました! まず、現地の地形を完全に網羅しているハンバーグが隊長に…自分はじゃんけんで負けたので隊員に…そして昨日の内容の奥様ゴッコの片割れ通称ハナゲノム と 番長 ハナゲノムは煙草で、鯉の滝登りという口から出した煙を鼻から吸う事ばかりやっていたので、体よりも鼻毛がものすごく発育していたもので、こう呼ばれていました。でも怒るのでハナチャンと呼んでいました。。番長はそれはもう喧嘩が強く、負ける姿を見たことがない人間です。最後の隊員はハナチャン。見張りは番長。そして、キングは部屋で待機でした。ハンバーグが言いました「いくら昆虫でも夜は寝るでしょ。」みんななぜか納得してしまいました。ですので、作戦は夜に行う事にしました。装備品として、蠅たたき、蜂の巣捕獲のビニール袋、ビニール手袋、スーパーのビニール袋をかぶりバイクのヘルメット、煙草の長くて大きい段ボールの鎧、それと隊員の特権で、味見の為のヤマザキ袋入り食パンを握りしめ……そして時刻は20時30分あたりが暗くなって来たと同時に、とうとう作戦は決行されてしまいました。。。ハンバーグが言いました「…やっぱり、やめねー??」みんなの心に動揺が走りました。「…な…なに言ってんだよ!!…言ってんだよ…」自分たちももうゆっくり休みたい時間でしたので、決意に揺らぎが出始めました。。ですが、ハナちゃんは女性っぽく言いました「ここまで装備整えてなんだよ!!アンタらアタイの事嫌いになっちまったのかい!!」…意味不明でしたが、とても面白かった…笑いながら自分達は「やるか…」「おお…やるか!!」美しいティームワークが組まれた時、 番長が言いました「今誰もいねー!今誰もいねー!!今誰もいねー!!!」聞こえてるから連発すんなよ、と、自分は思いました。。。ここぞとばかりに、ハンバーグ部隊は猛ダッシュでミツバチの箱に特攻しました。走りながらハンバーグが「ヤツら寝てるよ!!ぜってー寝てるよ!!!」と部隊を勇気づけてくれました。。 「ウオオオオーーーー!!」みんなで走りました。。。箱まで無事に到着し、さっそく蓋を開けようとすると「?…開かねーーー!?」とハンバーグが絶叫しました。。自分は「俺にかしてみな!」と得意そうに箱に手を差し出した瞬間、 …モッサモサ♪…「ギイーヤアー!!」おびただしい量のミツバチさんがモサモサ出てきました。。。ミツバチさんは全然寝ていませんでした…自分は「ひとまず逃げよう!」と叫びました。。。しかし、段ボールの鎧が邪魔して身動きがとれませんでした。。みんなは「ウワアアア…」と言って恐怖に引きつりました。。この恐怖が伝染したら部隊は終わりだ!!と思い、段ボールの鎧を捨てることにしましたが、今度はヘルメットが邪魔で脱げません!!みんなは慌てていてまともな判断ができないでいました。。。すると、なぜか、ミツバチさんは襲って来ませんでした。。ゆっくり歩み寄るとまだモサモサしてましたが、自分たち襲う様な気配はありませんでした。。みんなでしばらく煙草を吸って待つことにしました。。。煙草を吸い終わって、ミツバチさんは自分たちを襲うどころか家の中に帰って行きました。。ハンバーグが言いました「こいつら俺らにビビってんぜ!!」ハンバーグは調子に乗りました。自分たちはもう帰りたかったのですが、血走った目をするこの男を見てディズニーの黄色い生き物をほうふつさせられました。。。ハンバーグはここぞとばかりにモサモサ付近の巣穴に果敢にも手を差し出しました。。自分たちは「うわあ…」と引いていまた。。。しばらくすると、「かわいい…」とハンバーグが呟きました。。。ハンバーグの手を覗き込むと、暗がりの中、ハンバーグの腕が黒い塊になっていました。。。「おおー!!」テレビで見た光景が、目の前にありました。。ハンバーグは「かわいいよ」と言って、その腕を自分とハナチャンに向けました。しかし、ハナチャンには理解できず、ハナチャンはその腕を叩いてしまいました!! その瞬間、ハンバーグが飛び上がりました「イテーー!!」ビニール手袋より上の部分を刺されてしまいました。。自分を含めた3人は錯乱しました。。慌てていた自分は地面に置いてあった食パンを踏みつぶし、段ボールにもつれながらも、一生懸命走りました!!ハンバーグは叫びながら、ハチのついた腕を必死にブンブンしていました。。。ハナチャンはなぜか自分の前を走っていました。。。あせり過ぎて目の前の視界がスローモーションになりながら走りました!!振り返ると、喚きながら転げまわっているハンバーグ…前方には段ボールの鎧のくせに、ものすごい速さで小さくなってゆくハナチャン……踏みつぶされてぐちゃぐちゃの食パンだけが、この戦いの終わりを告げていました。。。自分とハナチャンは畑を越えた道路までたどり着きました。。すると番長はそれをずっと見ていたようで、ずっと笑いつずけていました。。息を切らせた自分を忘れ、振り返ってハンバーグを確認しました。。すると、彼は畑の真ん中で超・リアルプラトーン状態でした。(映画)立ち膝になってハチを振り払うさまはまるで天を仰ぐように見えました。。レアな光景に自分は笑いをこらえきれず大爆笑でした。。。しばらくみんなで笑っているとハンバーグは自分たちのいる場所とは別の方向に走り去りました。。。?…みんな疑問に思うと、番長が「あいつ家に帰ったんじゃね??」しばらく待ちましたが、ふてくされたのか、ハンバーグは帰って来ませんでした。。。仕方なく、自分たちはキングの部屋に戻る事にしました。。敵前逃亡は銃殺…キングの元に戻りたくありませんでした。。しかし、キングの部屋に戻ると、クーラーがキンキンに聞いた部屋で、テレビを見ていたキングは自分たちを見るなり「ハチミツは??」 ……自分たちは言葉を失いました。。戦死したハンバーグがいない事に気付かないこの愚かな男に失望しました。。。こいつがテレビを見ている間にどれだけの血が流がれ、どれだけ苦しい戦いがあったのか、こいつは気にも止めませんでした…ハチミツ大戦は終戦を迎え、後日ハンバーグにハナチャンと番長と自分でお詫びに行くと、ハンバーグが言いました「昨日慌てて帰ってごめんね!死ぬかと思ったから、家に消毒しにいった!!」自分たちはあえてお詫びをしませんでした。自分たちは、必死に戦っていた彼をプラトーン扱いして笑っていたなんて言えませんでした。。。その後、ハンバーグの近所でハチミツの箱を荒らされたと、話題になり、消毒をしたハンバーグの親が自首しました。弁償ということで、みんなバイト料を5千円ずつ出し合ってお詫びに行きました。。。キングは「俺は関係ないでしょ…」とお金を払いませんでた。。。…くだらない内容で長文、申し訳ありません。。書いていると夢中になってしまうもので…次回からは、だらだら書きませんので、懲りずに宜しくお願いいたします。
2008年07月16日
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今からブログを更新しようとネットにつなぐと、稲川淳二さんが映っていました。。。自分がまだカレンダーを給料計算せずに、一日がとても長く感じていた高校生の頃です。。地元の花火大会を前日に控え、仲間の一人が彼女さんに捨てられてしまった事が稲川淳二さんを知るきっかけになりました…自分たちは雪を溶かすにんにくの芽のようにエネルギーに満ち満ちていました。。 しかし、失恋の痛手は誰でも平等に…何の前触れもなく唐突にやってきます。。。 いつものように仲間の家(たまり場)へ行った時のことです。 自分が彼の家に一番乗りでした。。。自分たちの間で流行っていた悪魔ペッパーを持参していきました。 (悪魔ペッパーの作り方は瓶入りのドクターペッパーの栓をきれいに開けて、中身を飲み干したあと、醤油を半分入れて水でうすめ、栓を元に戻すとなぜかドクターペッパーが復活します。。) ※ 知らずに飲むとマジギレします。。。「ジュース買ってきたからのもーぜー!」 自分はいつものノリで部屋に侵入しました 。 すると、電気が消えていてすすり泣くような声が、 すると布団の中で彼がまんじゅうの様にうずくまっていました。。 「…キモッ!」 自分は横に座って泣きやむのを待ちました。。すると今度はもう2人の仲間が奥様ゴッコをして部屋に近づいて来ました。A「…んまー、お宅のお子さん今日もスーパーで万引きなさっていましたのよ、出来るおぼっちゃんでうらやましいわ…」 B「うちの○○ちゃんはお父さんに似て優秀ザマスから一度も捕まった事がないザマスの。先生にもお礼をしなければいけないザマス…」 もう部屋のドアの前でわざとらしくそんな小ネタを披露していました。自分は 「そんなバカな先生イネーよ!!キマジーんだからツマンネー動物コントいいから早く入ってこい!!」 と願いました。。。 2人はしばらくドアの外でしょーもないコントをし、何の反応もないので部屋に入ってきました。。すると自分と同じリアクション。。自分は笑いをこらえる事ができませんでした。「あはははは…なにそのカオー!?…はははは…」 涙と腹痛で自分もうずくまってしまいました。。。するとその2人が笑い泣きしている自分をみて 「…はははは……あははははは!!」 そして失恋のダメージでうずくまる彼の横で3人の馬鹿が笑い泣きしていました。。笑い終えて2人に悪魔ペッパーを差し出しました 「喉渇いたから飲めよ!!」たぶん自分はめちゃくちゃスマイルだったと思います。 2人は「ワリーじゃん!!」と言いつつ彼の部屋のテーブル(いつも栓抜き代わりのテーブルのヘリ)で栓を開けて飲み始めました。 悪魔ペッパーは2口ぐらいなぜかドクターペッパーの味がするのです。。 たぶん脳の錯覚… すると二人はやはりマジギレして 「悪魔ペッパーじゃねーかよ!!!」 と彼の部屋のじゅうたんにペッパーをぶちまけました。。 いつもの彼なら「おめーら!!ケーレ(帰れ)!!」と怒り狂うのですが、やはりショックなのか何も言いませんでした。。。そんな事をしているうちに最後の仲間が息を切らせて部屋に入ってきました。 「チョーいいんみっけたー!!」 ビニールをガサガサさせていたので自分ら3人はハモリ 「落ちつけよ!!」 …するとビニールから出てくるものに期待した自分たちはガッカリしました。。。それは稲川純二氏の怪談CD …「空気読めよ……」 後の話ではみんな思ったそうです。。。ショックでうずくまる彼をしりめにCDは再生されました。。 第一話を聞き終えて自分は 「…終わり…?」 すると仲間が 「…ふふっ…終わりじゃね?…」 今度は4人が大爆笑しました 「なに~?このCD?…はははっ…」 すると彼のうずくまる布団から 「……ふふふっ…ぷっ…」 布団をめくると 「ぶははははっ…」 と彼が笑い泣きしていました。。。すると4人でここぞとばかりに励ましました 「元気出せよ!!こんなCD作るバカもいるんだからよ~!!」 (稲川さんスミマセン…) 「こんなCD買うやつもいたよ?」 と最後の仲間は自爆… すると彼は 「おめーらのバカのおかげで悲しさもばかばかしくなったじゃねーかよ!!」 と…笑ってくれました。。この時は明るく振る舞っていた彼ですが、1週間ぐらいいつもの彼ではありませんでした。。最後は楽しいだけで終わらせたいのですが、この仲間たちとは一年後ある事件がきっかけでもう仲間ではいられなくなってしまいました。。。でも、稲川さん!あなたの画像を見て懐かしい思い出を思い出す事ができました。そして、この長文を最後まで読んでいただいた方々に心より、お礼を申し上げます。おつかれさまでした!ありがとうございます!!
2008年07月15日
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今日は休みがかなり溜まっていたので、休みを取り、久々に海に行ってきました。。何をしに行ったかと言いますと、仲間とサーフィンです。。「今日行く馬鹿はいないよ…」みんなそう言っていました。。海に着くと、本当に波なんてありません…自分は仲間に「そのうちタンカースウェルがくるでしょう??」と意味のわからない言葉を投げかけました。。。タンカースウェルとは…巨大タンカーが横切った後に来るぐちゃぐちゃの波です…(乗れません)自分は久々に海とたわむれるあの素晴らしい感覚を約1年ぶりに体感しました。。仲間は2人いて車から降りずに帰ってしまいました。。自分はもうウキウキしながら海に向かいました。。久しぶりのパドルの感覚!! 1年ぶりでしたので、それはもう新鮮です!!沖に出て波待ちをしていました。。 何分も何時間も…ここは公園付近の海岸なので、カップル達が結構いました。。 そのうち「…あはははは…」と笑い声が、…待てよ…俺は笑われているのか!!!?久々の海の匂いに囚われ過ぎて、周りの事なんてこれっぽっちも考えていませんでした。。自分が動くと「…あはははは…」また動くと「…あはははは…」…完・全に俺だッツ!!??確信しました!! なんて事でしょう 笑われるので身動きも取れず引き返す事も出来ず… ただプカプカ海に浮かぶ自分… その自分を想像して自分で大爆笑「ぎゃはははは」久々にツボに入りました。。 きっとカップル達から見ると背中がピクピクいっていたので泣いていると思われたかもしれません。。。それからまた硬直状態、「早く帰れ!!ハヤクカエレ!!…」中学生ぶりの念力に頼りましたするとどうでしょう、カップル達はなぜか帰って行きました。。それもそのはず、念力は38分間絶えず放出されていたのですから…そのチャンスを自分が見逃すはずはありません!!即座に方向転換・スープ (くだけた白い波)に身をゆだね、猛スピードで本国に帰還しました!! そして慌てて走り出すと「ズブッッ…」 足の裏に“アイスガイ”のプラスチックが刺さっていました。。「グホオッ!!」産声とも断末魔ともわからない声で自分は叫びました!!「…あはははは…」「…あはははは…」頭の中ではさっきのいまいましい笑い声のリフレイン… 浜辺で波の無い日にサーフィンボードを抱え、全身ベチャベチャの砂まみれ…挙句の果てには女の子座りで足の裏から血を流している自分……いつしか自分は走る事をやめていました…ただひたすら自分の車にとぼとぼと歩いていました…「砂漠で水が無くなったらきっと今の気持ちに違いない。。」そう思いました。。そして車に着くと、洗い用のポリタンクがありませんでした。。「あ…そういえば仲間の電動シャワーなるものを使ってみたいと言って用意していなかった…」 仕方なく車に乗り込み、この暑さでエスカレートした磯臭さにむせかえる車内でたばこをふかしながら 「アイスガイはぜってー買わねー!!」と誓いました。。。
2008年07月10日
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今日はとてもガッカリしました。それはかわいいかわいい後輩職人がみんなに迷惑をかけたのに謝ることもせずにムクれていました。。事の発端は外壁塗装をしていて足場の上からペンキの容器を落下させてしまったのです。。電話を受け、即座にお客様の所にお詫びに向かいました。。お客様は「足場の上は不安定だからしょうがないでしょうに…あまり怒らないであげてくださいね。」と言っていただけました。。お客様はリピーター様でもう幾度も工事を頂いています。ですので、自分も誠心誠意をもって対応している方なのです。自分がお客様に謝っている姿は後輩職人にどう映ったのか?自分の犯した失敗に申し訳なくムクれていたのか…?後輩は一言もお詫びを言いませんでした。自分の人生を自分で歩いている。という自覚はこのかわいい後輩にはないのでしょうか?自らの失敗を即座に謝る。これは人に教えてもらわなければならないのでしょうか?どこか他人事の様な後輩の仕草にガッカリしました。俺にはこれしかねーんだ!!と考える心が突き動かす自分自身と責任感。この様な考えは古いのでしょうかね?自分は学生時代それはもう適当な人間でした。。でも今の自分になるきっかけはたくさんありました。一番最初の出来事は、高校生の時、とあるゲームセンターで傷害事件を起こしてしまいました。その時警察所に連行されました、仲間は5人で夜の11時の事でした。当時ひねくれていた自分は本当にどうでもよかったのです。。誰でもいいから「なんでそんな事・そんな風にするの?」と一言だけ人に心配してほしいと願い続けたあまちゃんだったのです。。そして自分たちは保護者に迎えに来てもらう事になりました。 部屋を出ると、そこには自分の親が一番最初に来て立っていました… その中の仲間が言いました「誰のうちの親だよ!キタネー格好!ぎゃはは・・・」と、本当にその通りでした。。でも、その格好を見た自分は涙が止まりませんでした。。 一応男ですので、声に出すことなく、ひたすら歯をくいしばって泣きました。。 その時気づいたのです。 「こんなにボロボロの格好をして、自分の服装なんか気にせず、贅沢を押し殺してまで、俺を大切に育ててくれてんじゃねーか…」 今の自分がどんなに自分勝手で、甘えて、自分だけが不幸だ!みてーな顔して、自分ばっか我慢してるようなふりして…その時、いろいろな感情が複雑に激しく自分の体を駆け巡りました。。「なに泣いてんだよ!ダセー!!」みたいな声も聞こえた気がします。他の保護者も来ました。中には自分の子供が罪を犯したのにもかかわらず、化粧をしてきたりする親や、派手なコートに身を包んだ親もいました。自分はボロボロな服を着た自分の親を前に自分のコブシを硬く握って泣きつずけました。。申し訳なくって…自分が許せなくて…俺みたいな子供で親がかわいそうで…そんな自分に一生懸命愛情を注いでくれていた両親…そんな愛情に気づけなかった自分…あれだけ願い続けた優しさは毎日自分のそばにありました。当たり前すぎて気付かずに…そうした出来事や自分自身への誓いを経て、やがて出会ういい人や嫌な人達が複雑に、良くも悪くも作用してくれたおかげで、俺は俺になれた!と、今は思えます。。この後輩は自分の人生を自分の物に出来ているのか心配です。もっとたくさんの人に出会い、他人の釜の飯を食べるのはどんなにつらいのか?今の自分がどんなに無知で、どんなに無力なのか…このことに早く気づけば気づくほど、人生はより深く、今のこの中途半端な現代の見方も変わり、ドラマチックになるという事を、 実感してほしいと願いました。。
2008年07月09日
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最近本当に天気が悪いですね…毎日じめじめしていて気持ち悪いです。昨日の続きですが、自分のお家をお持ちの方に現場監督や営業さんに効果のある方法をお教えしたいと思います。。自分が仕事を行う上で、お客様への対応は皆同じく接しようと努力していますが、やはり心の中では良いお客様や苦手なお客様ができてしまいます。お客様の立場としては、こつこつ貯めたお金を家の修理に費やそうと考えますのでそれは完璧に仕上げてもらおうと思うのは必然だと思います。ですが、言い方次第で現場監督や、営業のサービス精神を引き出すことが可能だと思います。自分は利益率の操作でキッチン・リビングのクロス(壁紙)の張替をサービスしてしまった事があります。そのお客様は朝お宅に訪問するとご主人が毎日笑顔で挨拶をしてくれました。。それは本当に何気ない事ですが、「喜ばせてあげたい」「この会社を選んで良かったと思っていただきたい!」と、思ってしまいました。組織人としては自分は最低です。ですが、顧客に満足していただいて初めて施工が終了だと自分は思います。。やはり良くしてあげたくなるお客様はいつも声を掛けてくれる方が多いです。。。反面、「お金を払っているんだからきちんとやってよ!!」と工事の取り掛かり前からおっしゃっるお客様もいます。その言葉の気持は良く解ります。が、工事を行う前から手抜きをするんじゃないか?と聞き違う様な言葉をもらって必要以上のサービスをしてあげよう!!と意気込める人はそうはいないとと思います。。現場監督が馬鹿なら現場が馬鹿になり、営業が馬鹿なら全てが馬鹿になる。と後輩に一丁前に教えてます。その様に、自分も現場が馬鹿にならない様に最新の注意を心がけます。。設備の承認図を段取りし、現場の寸法を必死に探り、一晩中そのお宅に会う様な部材をカタログとにらめっこしたり…職人さんが無理のないよう工程を組み、材料の選定をしたりと、大忙しです。。新築工事とは違い、壁を剥がすと作った大工さんの癖にぶち当たったり、図面と実際の作りが違っていたり、取り扱った事のない新商品の設置を依頼されたりと問題は多発して行き、一つのお客様のお宅を仕上げる為にはものすごいエネルギーを消費します。。心身共に死ぬほどくたくたになります。。ですので、皆様がもし必要以上に良く作ってもらいたいと願う場合の注意事項は、1.まず優しくしすぎない、(頭に乗ってお客様をなめてかかります。)2.必要以上に警戒しない、(場合によっては意地悪したりする監督もいます。)3.あまり質問をしない(馬鹿にして適当な収め方をされる恐れがあります。)一番効果があるのは明るく喋る!これが一番やる気を誘う行為だと思います。。職人や、現場監督も人間です。明るく声を掛けていただいて気持ち悪かったり、意地悪するような人間はいないと思います。。。皆様もお金を払う立場はとても慎重になります。(自分も逆の立場では本当にそう思うでしょう。)ですが、交わす言葉だけでもこんなに色々な事が出来ると言うこともお解りください。言葉にお金は掛りません。言葉だけで自分の思い描くようなリフォームが行えると言う事実を体験して頂けたら幸いです。。。
2008年07月07日
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今日の風邪の調子はまだ全開ではありません。。仕事仲間達には「全然風邪と無縁に見えますよ…」no_tenkeyさま、ご心配なさっていただいて本当に感謝です。。自分はリフォームが仕事です。。職人さんと仲良く毎日働いています。。今まで、300件ぐらいになると思いますが、自分の管理する現場では今のところノークレームです。。最近金一封いただきました。。。いろいろ工務店さんはいますが、勉強になったり、なんでこんな施工をするのかな?とも思ったりします。。世の中いろいろな職業がありますが、自分は管理職に引き抜かれる前は溶接工で8年間ほどがんばっていました。。書いていいのか解りませんが、ディズニーC初のジェットコースター確か現場名は海の神と山の神?だった気がしますが、工事に参加させていただきました。。。朝5時頃に現場に向かって行き、辛く眠いと思っているとウォルトディズニーの外人さんが指摘をする…すると…全部壊して最初からやり直しです…あの方も看板の為に一生懸命だとは思いますが、結構なガッカリ感に突き落とされます。。あの時のトールペインター?の方々、せっかく綺麗に模様を塗っていたのに溶接しちゃってごめんね…。。。今ではみんなが楽しそうに並んでました。。そこは俺が作ったんだよ!!と心の中で叫びつつ…うれしい気持ちでいっぱいでした。。。一番良かったのは食道です。。飯を食べているとシンデレラ?風の外人女性が歌いながら飯を食いに来ます。。下半身たぶんミッキーちっくな人たちもいます。。専用食堂は安くて本当にうまいです。。Aセットなんかもううまくて涙が出ます。たぶん園内の物よりもかなりおいしいです。。。話は変わってしまいましたが、明日はリフォームの話を書きますね。。。皆さんおやすみなさい。。
2008年07月05日
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