雅の里　～みやびのさと～

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2008年10月03日

怒涛の夏を振り返る～その３～

(12)

カテゴリ：本館用記事

※以下、怒涛の夏を振り返る～その２～　から続いています。
　先にそちらをお読みになってからこちらの記事をご覧下さい。
　ｍ（＿＿）ｍ

●今年の８月～９月●

私＆双子で平日に何度か実家へ赴き、私の私物を整理。
９月になって急遽９月下旬に転居することになったので、急いで荷物を引き上げるように言われる。
しかし、もうあらかた荷物は整理済みで、今日で訪問も最後という９月上旬のある平日。

爺「双子を連れてくると邪魔、今度からお前一人で来い」

私ぶち切れ。（予め今日で私の実家訪問は最後だと言ってあった）

仕事中の旦那にメールしたら即電話で「帰って来い！！」

いやいや、そういうわけにもいかないし。
能面のようになった私、荷物を淡々と整理して、車に積み込み、その間爺を一切無視。
爺が慌てて双子を構いに来たけど、私は一切会話せず。

そして婆には

「これでもう皆様の所にお邪魔することもないですね」

とお暇を申し上げ、

「さようなら」

と車から告げて帰宅。

その後何度か婆から機嫌伺いのメールが着ても無視。
そして、引越しまであとわずかという日、

「あと一箱だけあなたの私物が出てきたので見に来てくれ」

と婆から泣きが入った。

そして

「家族で最後に家の前で写真を撮りたいから皆で来てくれないか」と。

結局、連休に実家へ最後の訪問へ。
私たちの意地で、旦那も子供たちも家には入らず、私だけが家に上がって荷物を見て（まあ、ほとんど処分可能なものだった）私の振袖や七五三の着物なども持たされ、黙々と車に積み込む私と旦那。
それでもとにかく引きとめようとする爺婆に、またもや双子が勝手に家に上がりこんだ（爆）

必死にフォローする爺の姿に旦那が

「（爺は）本当に気持ちに余裕がないんだなー」

と生暖かい目で見てくれてよかった（爆）

転居後実家は新居ができるまで仮住まいをし、正月を新居で迎えたい・・・と言ってました。
（＾＾；）
もうね、突貫工事はやめれ、といっても聞きゃあしない。

なお、この数ヶ月の間、末妹から「お姉ちゃん、なんか親孝行を私がひとりじめしてごめんね」の勘違い極まりない一言が一度だけあっただけで、末妹旦那とは２月にお会いしたっきり、電話もメールも手紙も一切なし。

まあ、その程度の人物なんだろうね。
そんな旦那を選んだ末妹もその程度ってことだし。

きっと今は言葉を尽くしても彼らには理解されないんだろうなぁ、と諦めました。
私は私で、以前彼らに言ったように、まず自分の家族を守ることが私の責務だしね。

●総括（笑）●

長い、長～～～～いこの半年の日々。
こんな感じで、他人事として「生暖かくウォッチ」することになりました。
血の繋がった親族と決別するのか関係を再構築するのかは、また長い眼で見ていくことになりました。
物凄く消耗したけれど、私も旦那も何かしら糧を得たと思う半年でした。

そして、反省点がひとつ。

子供に不安を感じさせてはダメだわ。
自分も幼少のころ、親族間の争いの場に日常的に揉まれて育ってきてたのに、同じ思いを子供にさせちゃあダメだ・・・と深く反省。

もっとも、単なる「二世帯話し」だったらここまでおかしなことにならなかったのかもしれないんですが。

そもそも５年前に末妹が妊娠し切迫流産で入院し妊娠６ヶ月になるまで、私たち夫婦に一切知らせなかったことがここ数年の親子関係のこじれの原因だったんです。
当時爺婆が私に告げなかった理由を「お前がかわいそうだから」と言われどれほど私が傷ついたのかを全く理解できてなかったことも今回話して分かりました。
（このときも旦那が激怒して爺婆にこんこんと心情を説明し謝罪を求めたものの直接的な謝罪はなく「俺たちも歳をとったんだ、わかってくれ」と言われて終わっていた）
今回話し合った際にようやく謝罪の言葉が出ましたが。

５年前のことも、今回のことも、親が子を思う気持ちゆえなんでしょうが・・・

私が二十歳を過ぎたころ。
親からわざわざ言われた言葉があります。

「末妹はお前より４年、俺たちとの親子関係の時間が短い。だからその差を埋めるためにお前にしてやった以上に末妹にしてやるのは当然なんだ」

末っ子がかわいい、を正当化した親の物凄い論理。
でも、これが全てなのかもしれません。

私もそれを聞いて以後ずっとその姿勢を受け入れてきた２０余年なので、今更だったんですよね。
言っておきますが、決して姉妹の仲が悪かったわけではないんです。
どちらかというと歳の近い３姉妹だから友達みたいにフランクに何でも言い合う関係でした。
そりゃあ幼少の頃は取っ組み合いの喧嘩もしましたが、年頃になればそんなことも自然となくなりましたし。
でも、親の頭の中では、姉妹の関係は取っ組み合いをしていた頃のままなんでしょうね。
やれやれ。

幸い（？）我が家は双子なのでどっちが先だ後だとないから、自分の子供たちにはそんな理不尽な思いをさせないようにしようと妊娠が分かった時から決めていました。
今回その思いを新たにしましたよ。

最後に。
もうこんな愚痴を綴ることのないようにしたいです。

＞ALL

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
そして、ずっとご心配をおかけして申し訳ありませんでした。

ここで文字にすることで、今一度自分を振り返ることができました。
ちらっと何人かの方にはお話していて、その都度「miyabiさんはおかしくないよ！」と励まして頂いたことがどれほど心強かったことか。
話し合いをしていて自分以外が皆同じ意見だと、思わず自分がおかしいのではないかと何度も道筋を見誤りそうになることがありました。
励ましてくださった皆さん、本当にありがとうございました。

これで、この件についてはひとまず（？）終結宣言をさせていただきます。

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