ちびまる3 ☆彡

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願書提出




2002.11.01  の日記より~


願書提出!!(^_^)v



本日 願書を提出してきました! 


朝7:00~幼稚園へ・・

正門には園バスの先生やら沢山の先生が待機してました。

「なんだか、今日の○○サンはいつもと違うね~・・」

なんて先生方にも言われたりしましたが・・

(そうなのよ~~(ToT)自分の高校の時の願書提出より何より緊張していたわ~(^^ゞ)


昨夜、この決断をした後に園長先生と副園長先生に1通の手紙を書きました。



○○先生 ○○先生


昨日は、お忙しい中 お時間を取って頂き 本当にありがとうございました。

拓の時に始めてA幼稚園の門をくぐり早4年の月日が流れましたが

改めて、A幼稚園を選んで 先生方と出会えて良かった そう思いました。


愛は、未熟児と口唇口蓋裂と2つの大きなハードルを乗り越え 

この世に産まれてきました。

産まれてきてからも ハードルは高く・・


繰り返しの 入院 手術 検査 そんな日々の中

 2歳になるまでは生活のホトンドを病院で過ごしてきました。

常に点滴を付けられ、動いては危ないからとベットに縛られ

自由に動く事を知ったのも2歳すぎ。


どこの病院でも完全看護のため、いくら泣いて訴えても、

そこには母の姿はなく

いつしか泣く事すら諦めていた愛・・

退院して家に戻ってきた愛は、全くの無表情な子に変わっていました。


そんな生活の中で全ての成長も更に遅れがちになっていきました。

小児科では今のところ、環境や様々な要因により、

単に成長の度合いが遅れてしまっているだけの事で、

病的な遅れでは無いと診断されています。


ゆっくりながらも それでもちゃんと1歩ずつ成長している姿を見て

私もその診断を信じ頑張っているものの

大幅な発育の遅れを背負っているのも事実です。


今現在の保育園での様子は、担任の先生の話だと

毎日の中で特別に目をかけてあげなければならない事もなく

お友達とも沢山遊べるし、1人でもちゃんと良く遊べています。

身の回りの事、食事なども遅れるものの

ちゃんと自分で頑張って最後まで出来ているし

ハッキリ言って、他の子と比べても全然手はかかってないのです。

ただ、やっぱり他の子からワンテンポずれてしまう

 コミュニケーションも言葉ではなく

動作で示す事のが多い その辺の行動を見てると、

やはり1学年分下くらいの発育状態との事です。


子供の発育状況について言葉で説明するのは、とても難しいもので、

保育園入園時も

区の担当調査員の方が何人か入られて

面接や愛の遊んでいる姿を観察されました。

そして、これなら大丈夫でしょう 入園許可を頂きました。


担任の先生とも何回もお話の場を作って頂き説明しましたが

上手く伝えられずにいました。

実際に保育に入ってからは

2~3日で言葉で伝えられなかった微妙な部分も理解して頂けたので、

あえてここでの発育状況に対しての詳しい説明は省かせていただきます。


昨日 両先生のお話を聞かせて頂いて

 ああ!やっぱりA幼稚園でA幼稚園の先生方と

A幼稚園の子供達の中で

私は愛と成長していきたい!と、夫婦で決断致しました。

先生方にお手をお借りする事も多々あるかと思いますが

 よろしくお願い致します。


A幼稚園から堂々と胸を張って皆と同じく旅立てる様に

私もこの2年間 佑と一緒に愛を支えていこうと思っています。


最後になりましたが、説明会での○○先生の第一声のお言葉

「私達の宝は子供達です」

私もその心を忘れずにA幼稚園での愛と佑の生活を

1日1日大切にしていきたいと思っています。


*****全文書くと長くなってしまうので途中省いています*****


園の中に入り、園長先生に「お待ちしてましたよ」そう声をかけて頂き、

もうホロっときていた私・・・


手紙を手渡して待合場で名前が呼ばれるのを待っていました。

待ってる間とても長く感じました。名前が呼ばれて事務室に入ると・・・


そこには、号泣中の園長先生と副園長先生・・・

「○○さん!頑張りましょうね。しっかりと○○さんの気持ちは受け止めました

楽しみに首を長くして入園お待ちしてます。

○○さんなら、きっとこの先もどんな事も

愛ちゃんと乗り越えていってくれると思います。

私達も安心して愛ちゃんを預かる事ができます」

中に居た先生方も

「○○さ~ん やっと3チビ勢ぞろいですねえ!嬉しいです。

拓君にも愛ちゃんも預かったからな~って伝えて下さい」


今日は泣かないぞお!!と意気込んでいた私の目からは

涙があふれて止まりませんでした。


今まで辛い事を言われたり、昨日の園長先生のお話の様に

現実から逃げ出したくなったり

立ち止まって動けなくなったり・・・

時には前進を諦めたり・・・


過去に私自身 本当にツブレソウになった事がありました。

そんな時に私を救ってくれたのが弟からの1通のメールでした。

そして、今回はここに遊びに来てくれてる人に励まされ暖かい言葉も沢山頂き

夜中に見たMさんからの1通のメールに救われました。


やっと1歩また前進です。

今は皆と同じスタートラインに立てただけ・・


小さな頼もしい兄2人も今回の判断に対しては賛成して

「愛を守ってやる」

そう言ってくれました。

始めは、愛は喋る事もあまり出来ないのに・・

と不安そうな顔をしていた拓・・

佑は愛が幼稚園に来る~佑が全部教えてあげる~

無邪気に飛んで喜びました。





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