2004年03月28日
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【阪神-デビルレイズ】【親善試合】【引き分け】
 3/28・東京ドーム・試合開始12時(3時間6分)・観衆45000

 メジャー打ち砕く!タンパベイ・デビルレイズとのMLBプレシーズンゲーム(東京ドーム)アリアス選手が3戦連発を含め3安打するなど猛虎打線が14安打とデ軍投手陣を完全攻略しました。先発・伊良部投手はソロ2発を浴びたものの元大リーガーの意地を示し、緩急自在の丁寧な投球で6回を無四球2失点に抑え本番への体制が整いました。守備では再三の好守を見せた藤本二塁手が光りました。DHで今季初めて1番に入った今岡や赤星、キンケード、鳥谷の各選手もマルチヒットを記録!7対7のドローも『判定勝ち』と胸を張れる内容です。

デ 010 100 032 l 7 11 2
神 003 021 100 l 7 14 1
(バッテリー)
【神】伊良部6-江草1-久保田1-安藤1…矢野-野口
【デ】ウェチター3-ハラマ1-ソーサ1-ミラー1/3-ゴーディン2/3-カーター1-バエス1-モス1…ホール-フォーダイス

▽本塁打 バルデリ1号ソロ(伊良部)=二回、2号2ラン(久保田)=八回、クルーズ1号ソロ(伊良部)=四回、アリアス1号ソロ(ソーサ)=五回、ルーゴ1号2ラン(安藤)=九回▽二塁打 ルーゴ、アリアス、鳥谷、キンケード▽失策 ブラム、カーター、キンケード▽暴投 カーター

【評】阪神は三回に5安打に失策を絡めて3点。その後もアリアスの左越え本塁打、矢野の適時打などで七回まで7―2とリードした。だが、久保田が八回にバルデリにこの日2本目の本塁打を浴びるなど3失点、九回には安藤がルーゴに2ラン本塁打を許して追い付かれた。


【試合経過】
 【1回】阪神・伊良部、デビルレイズ・ウェチターの両投手が無難な立ち上がりでともに無失点。

 【2回】デビルレイズが先制。2死からバルデリがソロ本塁打を放った。

 【3回】伊良部は3回、安打を2本許したが無失点でしのぐ。その裏、阪神が試合をひっくり返す。5安打を連ねて3点をあげ、リードを奪った。

 【4回】無死からクルーズ、マルティネスに連打された伊良部だったが、後続を抑えた。阪神も2安打したが、得点なし。

 【5回】阪神はアリアスがソロ本塁打を放つ。さらに矢野のタイムリーでこの回2点をあげ、差を広げた。

 【6回】阪神はキンケードの二塁打で1点を追加。

 【7回】阪神は、打者片岡のとき暴投で1点を追加する。

 【8回】3番手の久保田が乱れる。マルティネスの適時打、そしてバルデリのこの試合2本目となる2ランで3点を許した。

 【9回】勝利目前の2死から、安藤がルーゴに同点2ランを喫し、試合は引き分けに終わった。


◆岡田監督、試合後のコメント◆
「伊良部については一安心。終盤、久保田は試験的だったけど、昨日のウィリアムスもそうだったけど、今日の安藤を始めとするその他のピッチャーがもう少し抑えてくれれば申し分無しだった。
 今岡に関してはまだグラブがはめれないが、9番に投手が入るのでこれが開幕オーダーと思ってもらえれば結構。
 開幕が近づいてきて打線が良くつながっているし点を取れている。今日のメジャーのボールは思った以上に重かった、力強さを感じた。
 デビルレイズの選手は、うちのチームと似た印象、1番打者と4番打者が印象に残った。1番の打者は赤星以上に足が速い、4番打者は大変振りが鋭い印象を受けた。
 ショートのポジションに関しては、今岡の怪我の影響もあって万一のことを考えて藤本セカンドの練習をさせた。今岡は早くてぶっつけ本番、間に合わないケースを考えて藤本の開幕はセカンドで行く。
 伊良部は、矢野にも聞いたけど、146,7km出ていたと思う、指のかかりの音がベンチまで聞こえるほどの球を投げていた。」

◆伊良部、試合後のコメント◆
「今日は6回投げたけど、公式戦までの最後の登板ということで、5回以上投げてスターターとしての役目を果たせるように投げた。今日は4つの球種を十分に使うことが出来た、メドが立ったと考えている。去年、チームとして、自身としてやり残したことがあるので、今年はそれを叶えるように頑張っていきたい。
 ヤンキースの選手と会う約束は特にしていない。ヤンキース時代にやり残したことは何も無い。当時と今とではピッチングスタイルは変えざるを得なくなっている、今の年齢でやれることにトライしたい。球速は全く何も考えていないし、メジャーに戻りたいかどうかということは今は考えるべきことじゃないし、考えてもいない。」

◆アリアス3安打!復調気配◆
 オープン戦で不振だった阪神アリアスに、復調の兆しが見えた。28日のデビルレイズ戦、5回にソーサの130キロ後半の変化球を左越え本塁打するなど3安打。「米国チーム相手だったし、気持ち良く、リラックスしてプレーできた」と笑顔を見せた。2回の第1打席で146キロの速球を左中間二塁打し、3回にも左前打。「日本では投手は変化球ばかり。久しぶりに速球を見ることができて良かったよ」と満足感を漂わせていた。

◆藤本&鳥谷が存在感アピール◆
 遊撃の座を争う阪神藤本と新人の鳥谷(早大)が、28日のデビルレイズ戦でそれぞれ存在感をアピールした。この日二塁を守った藤本は2回にマルティネス、3回はホールの中堅に抜けそうな当たりをいずれも好捕。ジャンピングスローでアウトにし「下半身がふらふらだったけど、踏ん張って投げた」と笑みを浮かべた。鳥谷は5回にソーサの155キロの直球を左翼線二塁打し、9回にも中前打を放った。「緊張感はなかった。雰囲気がよかったし、楽しかった」とこちらも満足げだった。






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Last updated  2004年03月29日 01時36分51秒
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